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後生畏るべし

情報科目担当の神保雅人です。

新入生の皆さん,入学おめでとうございます。

皆さんが子供の頃に流行った『封神演義』は周の武王が殷の紂王を討つという時代のお話しでしたが,こうして打ち建てられた周王朝もやがて勢いが衰え,後に『春秋』と呼ばれる時代に差し掛かると『孔子』という偉大な賢者が弟子たちに様々な教えを説きました。この教えが後にまとめられたものが『論語』です。

最近,久々に論語ブームが起きています。色々な書籍が新規に出版されていますが,私は高校生の頃には孔子や『孟子』といった『儒家』よりも『韓非子』のような『法家』が好きでしたので,昨年,角川SSC新書に入っている,『右手に「論語」左手に「韓非子」―現代をバランスよく生き抜くための方法』(守屋 洋 著),を購入しました。

日本では,孟子の説く五つの徳目の中にある『長幼有序(ちょうようにじょあり)』が浸透していて,千葉商科大学の建学の趣旨にも『長幼の序』という言葉が登場します。この言葉の意味は,年下の者は人生の先輩である年長者を敬わなければならないということです。

さて,それでは,年上の者はどういう心構えで年下の者に接するべきかということに関して,孔子は『後生畏るべし』と言っているのです。ここで後生とは先生の反意語で後から生まれたという意味です。この言葉の意味は,後から生まれた若者は将来どこまで伸びていくか分からないので,年上の者は年下の者に対して畏敬の念を持つべきであるということです。

私は上述の本でこの言葉を改めて目にして,これから皆さんに接する際は,まさにこの心構えで臨みたいと思いました。皆さんのまだ瑞々しい頭脳で,柔軟かつ斬新な発想をもって,新しいサービスを創造しようと試みていただくことを大いに期待しております。

産経新聞に「ドレスコード導入」記事

学部長の吉田優治です。

本日3月31日付けの産経新聞(朝刊)の社会面コラム「チャイム」に新学部が導入を決めた「ドレスコード導入」についての記事が掲載されました。

先週、毎日新聞の社会面コラム「雑記帳」に「新学部、好調な学生募集」が掲載されました。また日経ネットでは「わが国初、フィットネスジム(セントラルスポーツ)でフィットネス科目実施」の記事が掲載されました。

数日前、北海道の北海道新聞、空知タイムスには、滝川西高校の二人にサービス創造大賞の優秀賞が授与された記事が掲載されました。

1週間に報道機関5社から、新学部についての情報が発信されたことになります。学部では「PRESS担当教授」に、NHK、テレビ東京(WSNキャスター、解説委員)で活躍した西村教授が就任します。「サービス創造学部」は、学生や教職員の活動、さらに新聞社などへのプレスリリースを通じて社会に対して積極的に情報発信し続けます。

3月29日はオープンキャンパス

学部長の吉田優治です。

本日、オープンキャンパスが13:00より開催されます。学長スピーチ、学部紹介、模擬講義、個別相談、キャンパスツアーなどを行い、大学や新学部について多角的に紹介させていただきます。

新学部の模擬講義は、マーケティングの須永准教授、産業企業リエゾンの井上教授が担当します。どなたでも大歓迎です。キャンパスの桜の花も咲き始めました。ご参加をお待ちしています。

NIKKEI NET(日経ネット)掲載記事

こんにちは。                                                                新学部設置準備室の木伏(きぶし)です。                                              

3月25日付NIKKEI NET(日経ネット)に「サービス創造学部」に関する記事が掲載されました。               http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090325AT3K2500Z25032009.html

                                                                                    
フィットネスクラブでの履修科目以外にも、さまざまな履修プランを考えています。                          今までになかった新しい学部を目指し、みなさんと一緒にチャレンジしていきたいですね。

入学式まで、あと8日!                                                         みなさん同様、教職員もワクワク ドキドキ・・・・バタバタ?しながら                              お会いできるの心待ちにしています^^

おめでとうWBC日本チーム優勝

学部長の吉田優治です。

WBCで日本チームが、見事に優勝を果たしました。毎試合、凄い試合の連続でしたね。エンターテイメントというより、スポーツの凄さを実感させられました。

何がエンターテイメントで、何がスポーツなのかについて、「サービス創造学部」で一緒に考えましょう。

「スポーツ・エンターテイメント業界セミナー」を担当する私としては、どんなゲストスピーカーをお迎えし、どのような内容のセミナーにするのか今から楽しみです。

パンフレットの写真撮影

サービス創造学部の鎌田です。

昨日は学部パンフレットの撮影に参加しました。
単なる肖像画ではなく、現行のパンフレットと同じように、イラストやオブジェ(?)と人物写真を組み合わせた場面が多く出てきます。自分がどのシーンに登場するのか分からないまま撮影されることもあり、どんな画になるのか完成がとても楽しみです。
ボツになりませんように(^人^)

パンフレットの写真撮影

パンフレットの写真撮影

「完成してからのお楽しみ!」ということで、画像を一部隠してあります。

桜の咲くキャンパスにて。

3月3日。今日は桃の節句ですね。
桃どころかキャンパスには桜が咲いています。「河津桜」という早咲きの桜です。
でも今年は例年にまして早く咲いたようです。桜もサービス創造学部の本格的なスタートが待ちきれないのかな?
待ちきれずに咲いた桜たち。

待ちきれずに咲いた桜たち。

一期生の入学が待ちきれない職員たち。

一期生の入学が待ちきれない職員たち。

待ちきれずにはしゃぎだす職員たち。
待ちきれずにはしゃぎだす職員たち。
皆さんの入学を待ってます!

皆さんの入学を待ってます!

サービス創造学部の本格的なスタートまで約一ヶ月!

職員達に負けない元気な学生さんの入学をお待ちしています。

毎日新聞

新学部設置準備室の鈴木 孝です。

2月28日付毎日新聞・電子ニュース早版および3月1日付毎日新聞・朝刊全国版に「サービス創造学部」に関する記事が掲載されました。http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090301k0000m040042000c.html

「サービス創造学部」のユニークな教育システムは、毎日新聞だけでなく、これまでにも日本経済新聞、朝日新聞、日刊工業新聞、千葉日報、JAL機内誌、TBSラジオ、ニッポン放送などでも取り上げていただきました。各メディアを通じて、多くの方々に「サービス創造学部」を知っていただけることは、学部担当者としてうれしい限りです。皆様のご期待に応えられるよう、学長、学部長をはじめ教職員が一丸となって頑張ります。本番はこれからです。

喫茶サービス

経済学の岡崎哲郎です。

 

日本経済新聞に「私の履歴書」というコーナーがあり、先週まではドトールコーヒー名誉会長鳥羽博道氏でした。楽しんで毎日読ましてもらいました。

 

実は子供の頃からコーヒー好きで、学生の頃から入り浸った喫茶店が何軒も。高校生の時は高校の近く、最寄駅の近く、一駅離れたところのジャズ喫茶と三軒の馴染みがあり、毎日どこかの店に行っていました。大学に入って独り暮らしが始まりますが、12年生の頃はアパートの近くに若い夫婦がやっている喫茶店があり、毎日そこでコーヒーを飲みながら新聞や雑誌を読んでいました。大学院生の頃は、学内の給湯室でコーヒーを自分で沸かして、昼過ぎには学食で飲んで、夕方気分転換に正門を出てドトールに立ち寄って、また夜は給湯室で沸かすなんて生活を毎日送っていました。大学の生協ではコーヒー豆やコーヒー・フィルターが売られていましたし、学食のパン・コーナーでは、僕が顔を出すだけで注文する前にコーヒーが出てきていました。もちろん、渋谷、青山、新宿、銀座などでコーヒーの旨い店が当時は何軒もあり、渋谷のコーヒー専門店にいたら、当時同じ大学院の学生だった、現在同僚の山田先生が入ってきて偶然出会うということもありました。

 

高校生の頃に読んだ小田実『何でも見てやろう』(この本は若い人には是非読んでほしいです)の中に、喫茶店の中で自分の時間を楽しむ文化はアメリカにはない、といった記述が確かあって、長らくこれを信じていましたから、喫茶店で時間を過ごすのはまさに日本の文化だと思っていました。もっともヨーロッパ、たとえばパリなんかには昔からあるわけですが。

 

商大のキャンパスの中やその周辺にも、自分の好きな時間を過ごす空間がたくさんあって欲しいですね。まさにこれこそサービス創造だと思います。ちょっとしたことで可能性は出てくるはずで、私の母校では、大学院生の共有スペースと給湯室があり、生協でコーヒー豆やフィルターが売られて、それだけで、学内での喫茶サービスを我々は自給していたわけです。

アビリティーズの綱領

学部長の吉田優治です。

NPO法人日本アビリティーズ協会の伊東弘泰会長は、1歳の時、小児マヒにかかり右脚が不自由になられました。伊東会長は、すべての障害者に普通の生活や仕事の機会が与えられるべきだと考え、1966年に同協会を設立し、「アビリティーズ運動」を推進してこられました。以下の「アビリティーズの綱領」は、同協会の理念と哲学を示したものです。

私は、この綱領を読んで、人間の尊厳について考えさせられ、心を大きく動かされました。同時に、この綱領がサービスやホスピタリティを考える上での基本になると考えました。そこで1年次の必修科目「サービス創造入門(仕事刺激クラス)」の第1回講義(4月8日)に伊東会長をお招きし、「アビリティーズの綱領」についてお話いただくことしました。

サービス創造学部にとっての記念すべき講義になると思います。

同協会設立後に伊藤会長が起業した福祉機器製造の「㈱アビリティケアネット」は、新学部の公式サポーター企業です。島田学長と伊東会長は、川崎市において行政と協力し、福祉に関わるKIS「かわさき基準」の運動を推進しています。

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 アビリティーズの綱領

わたしは平凡な人間でありたくない。
非凡な人間としてできれば、“保障”よりも“チャンス”を選ぶこと…
これこそわたしの願いである。
わたしは、国家に養われ、卑屈で、怠惰な人生を送ることに満足できない。
わたしは、夢をえがき、計算された冒険の道を求め、建設しつづける。
―たとえ、それが成功しようとも、失敗しようとも。

わたしは、すばらしい人生の刺激を、いくばくかの施し物のために

放棄することなどしない。
わたしは保障された生き方よりも、つねに挑戦する人生を選ぶ。
それはユートピアのような日々ではなく、スリルに満ちた世界である。
わたしは、決して、恩恵のために自由を、慈善のために尊厳を

捨てることはしない。
いかなる権力者の前でも畏怖しないし、また、いかなる恐怖に対

しても恐れることはない。
姿勢を正し、誇らかに、なにごとも恐れず、自らの意志で決断し、

行動する。
自分で創造していくことを大切に考え、世間に向かってこう宣言したい。

ーーーこれがわたしの成し遂げたことだーーーと。

 

われら数百万の障害者のために、あなたとわたしのために、

この要綱は名誉ある日本人としての道を示すものである。

(1966年4月17日)