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琉球大学でサービス創造人材育成について議論!

「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。

2月18日(土)、琉球大学で観光産業科学部主催「Island Tourism 特別セミナー」に滝沢准教授、石川学部事務課長とともに参加しました。

サービス創造学部と琉球大学観光産業科学部は、ともに2年連続で経済産業省「産学連携サービス経営人材育成事業」に採択されました。これまで学生交流を含めた連携を続けてきました。

今回のシンポジウムは、国内をはじめ香港や台湾の大学からのゲストスピーカーからの講演も含め、サービス創造人材育成について議論しました。沖縄の観光戦略だけでなく、我が国の観光サービスを考える手がかりとなりました。多くの大学が多様なサービス創造人材の育成を模索しています。サービス創造学部は、この分野で世界一の学部になることをめざしています。

 

 

サービス創造学部専任講師の仁平京子です。

株式会社資生堂は、経済産業省補助事業の市場調査ユニットのプロジェクトアドバイザーを務めています。

仁平ゼミナール(研究2「消費者行動とマーケティング」)では、秋学期から、資生堂の企業課題に取り組んできました。                                  企業課題の研究テーマは、大学生の若者消費者をターゲットにした資生堂の美容アドバイスアプリ「おしえて!ビュー子」のメイクコンテンツ(4月、5月、6月の3ヶ月分配信)とデジタル・コミュニケーション戦略の企画提案です。

仁平ゼミナール(研究2)では、資生堂から提供された社内データを基に、①既存データ(社内データ)の分析、②アンケート調査の仮説の構築、③新規データの収集・分析による仮説の検証というマーケティング・リサーチの一連の流れを経験しました。

<4月チームの発表>

<5月チームの発表>

<6月チームの発表>

3つのチームが、資生堂のプロジェクトアドバイザーに対して、中間報告会(2016年11月)と最終報告会(2017年1月)で企画提案を行いました。                       4名のプロジェクトアドバイザーからは、消費者のニーズや企業経営の視点、ビジネスとしての実現可能性から、さまざまな質問やアドバイスをいただきました。

これらの経験は、ゼミ生にとって、目標を達成する過程でのモチベーション(やる気)の維持や成長、さらには、最終報告会終了後の達成感や反省点に繋がっていたように思います。

そして、3つのチームが提案したメイクコンテンツ企画が、2017年4月、5月、6月の3ヶ月分、資生堂の美容アドバイスアプリ「おしえて!ビュー子」に配信されることになりました。

昨日は、ゼミ生とモデルのメイク撮影の現場を見学しました。ゼミ生たちは、自らが考えた企画やアイデアが、実際に、現実化される場面を見て、喜びを感じていました。

今日は、関東地方で「春一番」の強い風が吹き、4月下旬並みの暖かさです。

4月からの「おしえて!ビュー子」のメイクコンテンツの配信が、待ち遠しいです。

浅本充 フードサービス・スタートアップセミナー 開催

サービス創造学部教授の西尾です。

2月9日夕方、「浅本充 フードサービス・スタートアップセミナー」がThe University DINING で開催されました。これは今春完成予定のUniversity STORE を舞台にしたアイスクリームショップの事業開発プロジェクト Ice Cream Project に参加する学生に対して、フードサービスで起業することについての基礎的な知識を学んでもらおうと計画されたものです。自由が丘ベイクショップ(東京自由が丘)をはじめ、多くの人気飲食店のプロデュース・コンサルティング経験をもとに、浅本充さん(株式会社ユニテ代表取締役社長)が、学生たちに語り掛けるように講義してくださいました。


アイスクリームショップに限らず、そもそも飲食店を起業することに向いている人向いていない人がいるということが最初に提示されました。計画的にお金を貯めたり使ったりできない人、物事をネガティブに考え不安に支配されるタイプの人は無理しない方が良いとの話に、うつむき苦笑する学生多数。
商圏調査・物件選定・業態決定・店舗設計・各種申請・施工など店舗オープンに向けての流れと、その都度都度で起きがちな問題点・注意点など、実践的な内容に学生たちも集中が途切れません。
浅本さんが最も力説されたことは、世の中に新たな価値を提供しようと思うなら、お客様となる人々に対しても、一緒に働くことになるスタッフに対しても、「この店はこういう店だ」というしっかりとしたコンセプトが必要だということです。そしてそれは「世界一のアイスクリームショップになる」というような達成目標ではなく、「なぜこの店をやるのか」という行動目的となるものでなくてはダメだということ。そして、そのコンセプトを具現化する店名とロゴタイプの必要性を提言されました。


続いてメニュー開発です。家庭で作れるようなものは作ってはダメで、ここでしか食べられないキラーメニューを持つことが必要だとの話に、学生たちもどんなアイスクリームメニューにしようかと夢が膨らんだことでしょう。そんな中で最も重要な話が、原価率についてでした。売り上げの30%以内に抑えることを実現し続けないと、ほぼその店舗は失敗するという話。人件費30%、固定費30%を合わせると利益は10%出れば良いのが飲食店ビジネスの基本形で、1万円の利益を出すためには10万円売り上げる必要があるということです。このセミナーで浅本さんが話してくれたことは、事業計画書を作成する上でどれも欠かせない内容で、学生たちが将来本当に起業しようとする際には、銀行の融資を受ける上で必要になってくることです。資金調達という大きな壁を乗り越える必要が、リアルビジネスにはあるわけです。


大学から無料で提供される空間、店舗設計施工費も大学予算となると、おのずと「飲食店を経営する」というマインドが曖昧になるはずです。今後このプロジェクトが学内にアイスクリームショップを開き、オリジナル商品を開発し販売してゆく中で、この日のセミナーで覚えたことはとても重要な内容でした。このセミナーは3月中旬に続編として、「起業後どうしたら継続できるのか」について話していただくこととなっています。今から楽しみです。

新たに「公式サポーター企業」5社をお迎えする予定! サービス創造人材育成のための世界一の学部をめざします。

「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。

4月に学部開設9年目を迎える「サービス創造学部(Faculty of Service Innovation)」に、学部教育を力強く支えてくださる「公式サポーター企業」として少なくとも5社をお迎えする予定で調整を進めています。どの企業も元気にサービス創造を推進している会社ばかりです。学部教育にも強い関心をお寄せいただいています。

複数の東証1部上場企業、学生起業して急成長している注目企業、すでに連携をスタートさせている企業などワクワクする企業ばかりです。大手コンビニや空間デザイン設計施工会社、教育関連企業、飲食関連企業など業種も多彩です。正式発表をお楽しみに。

「学問から学ぶ」、「企業から学ぶ」、「活動から学ぶ」を3つの学びとするサービス創造学部は、多くの公式サポーター企業との連携を深めて、サービス創造人材を育成する世界一の学部をめざしています。

 

 

 

 

琉球大学「アイランドツーリズムシンポジウム」に参加します。

「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。

2月18日(土)に琉球大学・観光産業科学部が主催する「アイランドツーリズムシンポジウム」に参加します。本シンポジウムは、観光産業科学部とともにサービス創造学部がこの2年間にわたり採択されている経済産業省「産学連携サービス経営人材育成事業」のプログラムの一つ。海外からのスピーカーも登壇の予定です。

琉球大学観光産業科学部は、私の提唱しているサービス創造人材の育成について相互補完しあう「サービス創造人材育成六大学構想」の有力な提携学部です。すでに学生、教職員の交流がスタートしています。昨年10月にThe University DININGで開催した共同企画「沖縄フェア」もそうした成果の一つです。

今回のシンポジウム参加を通じて両学部連携の可能性と手がかりを探って来たいと思います。写真は、「沖縄フェア」の際に来校された琉球大学・観光産業科学部の下地芳郎学部長一行とオープン直前のThe University HUB地下の「Co-Works Lab.」でパチリ。

サービス創造学部は、公式サポーター企業とともに国内外の大学や学部との連携を通じて、世界一のサービス創造人材育成のための学部をめざします。

 

 

K-1学部4年生桑田裕太君が2月25日試合です。超強いんだから!

「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。

昨年の9月19日に開催された「K-1 カレッジ2016 大学生日本一トーナメント -55kg決勝戦」に見事勝利して初代チャンピオンになった桑田裕太君(サービス創造学部4年生)が2月25日、代々木第二体育館で「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN」に出場します。

対戦相手は新空手K−2全日本GP、JAPANCUPの2冠王の石塚宏人選手です。

桑田裕太君、頑張れ! サービス創造学部全員でナイスファイトを確信し、勝利を祈念しています。

詳しくは:http://k-1xkrush.com/sp/schedule/index.html?sid=152&s=1

ダブルディグリー1期生の3年生黒沢くん、上海での1年間の留学から無事帰国。

「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。

サービス創造学部3年の黒沢禎富君は、千葉商科大学と上海立信金融会計学院のダブルディグリープログラムにチャレンジしている学生です。4年間で両大学の学位を取得するというもので、中国語の猛特訓を受けた後、中国に渡りこの1年間、上海立信金融会計学院において中国語の語学習得ばかりでなく、中国語や英語で行われる専門科目の授業を受講、見事にすべての受講科目単位を取得して12月末に帰国しました。さらに中国人学生ばかりでなく世界中から集まる学生たちとも交流してきました。

帰国した黒沢君から以下のコメントが寄せられました。卒業後は中国との関わりのある仕事をしたいとのこと。サービス創造学部で卒業までの1年間、さらにサービス創造について多く学んで欲しいと考えています。

サービス創造学部にも海外からの留学生が日本人学生と一緒にサービス創造を学んでいます。私の4年生ゼミにも中国からの留学生が4名在籍しています。卒業研究の作成を経験して大きく成長したように思います。

黒沢君のような海外留学、そして学部で学ぶ留学生をサービス創造学部は今後も応援し続けたいと思います。

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サービス創造学部3年 黒沢禎富

上海立信金融会計学院で専門科目と語学の講義を受けました。

講義で学んだ概念や理論を使いパワーポイントを活用して事例分析、そして賛成と反対に別れディベートをします。初めは講義についていくことができず、グループワークでも発言できず劣等感のようなものがありました。ですがその分、「今日は教科書のこの範囲まで覚えよう、来週は発言するぞ!」とやる気が出ました。講義内容も難しかったのですが、立信金融会計学院では英語で専門科目の授業を受けることが多く、私は英語が苦手なので大変でしたが、中国の学生は英語で意見を伝えていたので彼らの英語力に驚きました。

講義は貿易学、ゲーム理論や文化産業を受講。貿易学はモノだけでなく、これからはサービスを輸出する時代になる。ゲーム理論は相手の意思決定、行動を分析する理論。文化産業はアニメ、映画や街並みなどを経済学の視点から考えてるという内容。他にも計9科目の講義と語学を受講しました。これらのクラスではグループワークが頻繁に行われていたのですが、みんな毎回集まり話し合えていました。中国の学生のほとんどが寮生活をしていて、アルバイトしてる学生がとても少ないので日本の学生に比べ勉強にかける時間が多く取れています。

中国の学生と話していて「プレッシャー」と言う言葉をよく聞きました。中国は一人っ子政策の為一人っ子の人数が圧倒的に多く両親や親戚から期待されプレッシャーに感じている学生が多かったです。学費、生活費や交際費などを親が仕送りしているので、親への感謝やプレッシャーで大学でもしっかりと勉強すると言う学生が多かったです。中国で生活していると携帯でオンライン決済をし、様々なサービスを受ける事ができます。中国の学生は新しいサービスに敏感で直ぐに活用する人が多かったです。ネットから果物を注文すると1日以内に届き新鮮なまま食べられるサービスや街中レンタル自転車サービスを沢山の人が活用していました。ほかにも日本では余り普及していないサービスを目にすることが多かったです。

留学後半は自分で中国旅行に行けるようになり成長を実感することが出来ました。旅行は香港、深圳、北京、黄山へ行き、なかでも深圳は面白い場所でした。中国人の知り合いが携帯液晶パネルとオモチャ工場を経営していて見学に行きました。工場で作られている商品はアメリカや日本へ輸出されると聞き、改めて日本と中国は経済的にとても密接な関係にあると感じました。そして、深圳は今若い経営者が多くなっているとお話しを聞いたので周りの工場も若い人が経営してると思うと凄い刺激的な場所でした!

これから就活が始まるので今回の経験を活かせる仕事をしたいと思っています。業界を調べている最中ですが、食品商社や流通業界に興味が有ります。中国で暮らしている日本人にもっと日本の食を届けたい、中国でもっと日本食の良さを知ってもらいたいと留学している時に思ったからです。まだ悩んでいる途中ですがこれから先中国に関わる仕事がしたいので、現在中国語の資格HSK5級の取得に向け勉強し、卒業までに6級取得をめざしています。

 

 

学食ランキング1位を獲得したDINING月例定例会議です! 次は「世界一の学食」をめざします。

「サービス創造学部」学部長、HUB & DINING Bureau プロデューサーの吉田優治です。

昨年秋、日本唯一の学食ランキングで1位を獲得した「The University DINING」の月例定例会議です。

HUB & DINING Bureau、オペレーションを担当するTransit General Office Inc. 、大学職員、経済産業省採択事業「On Campus Real Business Learning」に参加する学生、HUB & DINING BureauのStudent Managerたちが毎月集まり、売り上げ、利益、メニュー、利用客数、利用方法、各種イベント、The University HUB との連携、地域連携、清掃などについて協議しています。

この他にも毎週火曜日の夜にHUB & DINING Bureau会議を開催しています。

大学学食でこんな取り組みをしているのはThe University DININGだけかも。次は「世界一のUniversity DINING」をめざします。