「人事・労務研究会」開催報告 PART2

サービス創造セクションの石塚です。
引き続き、懇親会の模様をお伝えします。

懇親会は、itarian,innovation,ichikawa, そして、今井先生の“I”にひっかけた
「i-party」と称し、パーティプロジェクトがプロデュースしました。


まずは、吉田学部長の音頭で乾杯です!


学生ウェイターは、料理を片手にお声がけして回り、おもてなしをしました。


続いて、藤原歌劇団オペラ歌手による「復興支援ミニコンサート」です。
エンターテイメントプロジェクトの学生が企画し、歌手、ピアニストのアテンドも全て行いました。

最終曲目は「ふるさと」。会場一同で大合唱して、ハーモニーが響き渡りました。


お帰りの際には、学生から企業の皆様へ感謝の気持ちを込めて花束のプレゼントがありました。

日本生産性本部の皆様、パーティ&エンターテイメントの両プロジェクトによる「i-party」をお楽しみいただけましたでしょうか。懇親会を通じて、実際に活動から学んでいる学生たちの熱い意欲を感じ取っていただけましたら幸いです。貴重なお時間、学生たちに最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
心より御礼申し上げます。

終わりに、懇親会を盛り上げてくれたプロジェクトのみなさんをご紹介します!

この経験を活かして、またステップアップしてくださいね。
今後の活躍を期待しています!

「人事・労務研究会」開催報告 PART1

サービス創造セクションの石塚です。
こんにちは。

昨日、公益財団法人 日本生産性本部主催による「人事・労務研究会」が開催されました。研究会、懇親会の模様を2回に渡ってご報告します。

第1部の研究会は、島田晴雄学長よりご挨拶を戴き、スタートしました。

最初の講演として、吉田学部長がサービス創造学部の教育理念や教育内容・方法、公式サポーター企業46社との産学連携について説明いたしました。

続いて、荒木特命教授より、「サービス創造は顧客と創る:スポーツ&エンターテインメント産業から学ぶ」というタイトルのもと、サービス創造の第一歩として、サービス創造を実現できる人材育成についてご講演いただきました。

最後に、学生を代表して、チバテレプロジェクトの石黒さんが大学生活を通じて学んだことについて発表しているところです。「学部を一言で言うと」という質疑に対して、「やりたいことがやれる学部」と回答しました。

研究会終了後、第2部の懇親会が開かれました。
PART2へ続く。

5月11日 「人事・労務研究会」を開催します!!

千葉商科大学サービス創造学部の今井重男です。

明日5月11日、公益財団法人日本生産性本部が主催する「人事・労務研究会」が、本学を会場に開催されます。通称“ジンローケン”と呼ばれるこの勉強会は、様々な産業分野の企業の人事・労務担当者の異業種交流研究会です。本学での開催は、研究会の取りまとめ役でいらっしゃる日本生産性本部・藤井様からお声掛けいただき実現いたしました。振り返れば藤井様とのご縁は今を遡ること10年以上となります。当時の仕事上の難問の対処について多方面よりご教授いただきました。どうもありがとうございました。

今回、藤井様からは「研究会の趣旨に合致する内容で、学部のユニークな教育方針やその実践状況を話してほしい」とご依頼いただきました。諒解です!明日は、学部発足以来、寸暇も休むことなく走り続けているこの学部の、類まれな?ユニーク?な教育についてご披露させていただくとともに、ご参集くださる皆さま方から多くのことを学ばせていただきたいと願っています。簡単にスケジュールをご紹介します。

1.学長挨拶:2009年4月に「サービス創造学部」を開設した島田晴雄学長が挨拶します。

2.学部長講演:学部の特徴は、教授陣が学問を通じて多様な概念や理論を教育するとともに、学部の理念や教育のあり方に共感する46社もの「公式サポーター企業」がサービス創造のための実践的知恵や経験を惜しげもなく学生たちに提供してくれること、さらに学生と一緒にさまざまなプロジェクトに参画してくれることです。それらについて説明させていただきます。

3.千葉ロッテマリーンズのファンサービスを創造したことで知られる荒木特命教授から、スポーツエンターテインメントにおけるサービス創造、そうしたサービス創造を実現できる人材の育成についてお話しさせていただきます。

研究会の後の懇親会では・・・、
4.懇親会タイトルは、itarian,innovation,ichikawa,…の“I”にひっかけた「i-party」です。懇親会は「パーティープロジェクト」の学生たちがおもてなしさせていただきます。また、18時過ぎに始まる藤原歌劇団オペラ歌手「震災復興ミニコンサート」は、「エンターテインメントプロジェクト」がアテンドしてくれます。

・・・と、ブログを書いている今(5月10日19時)も、放課後の16時からパーティ&エンターテインメントの両プロジェクトメンバーが明日の準備に取り組んでくれています。

一緒に成功させましょう!サービス創造人の卵たち!!

柳内研究室で考えたこと:新しいサービスの発想

学部長の吉田優治です。GWの最終日、いかがお過ごしですか?

先日のブログにも書きましたが、月曜日3時限「生命倫理」を担当されている柳内客員講師(東邦大学理学部准教授)の研究室を3名の学部生が訪問しました。その一人、サービス創造学部3年生の飯田純さんから「新しいサービスの発想」という原稿が寄せられました。刺激的な研究室訪問だったようです。飯田さん本人の承諾を得てここに転載します。

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先週の月曜日、「生命倫理」の講義の後、柳内先生の案内で船橋にある東邦大学・柳内研究室を受講生3名で訪問させていただきました。「生命倫理」で先生がお話されたDNAについて興味がわき、もっと生物科学に触れてみたいと思い、先生に研究室見学をお願いしたところ快くお引き受けいただきました。実験室ではDNAの採取実験をさせていただきました。DNAの採取は、口の中の細胞をとって薬品を入れ、遠心分離機にかけて行ないます。はじめての実験にほんと!興奮しました。他にもガン細胞を特殊な顕微鏡で見たり、実験用の設備機器を詳しく説明していただくなど貴重な体験でした。

研究室には高価な実験機器がたくさんあり、なんと一部屋で5億円以上もするそうです。柳内研究室に所属する学生さんたちは、誰もが自分の研究に没頭していて、科学者の情熱さえ感じられ、その姿に見とれてしまいました。私たちと同じ大学生とは思えない印象を受けました。柳内先生から、消費者(サービスをうける側)の方たちは進歩した技術がどのようなものであり、どう生活に活かされているかを知らない場合が多いから、残念ながら技術が誤解され、その誤解が技術の発展の妨げとなっていることがあり残念だという話を伺いました。実際にそうした技術を一般の方々に伝える媒体がないのも事実で、もっと世の中に情報発信できるサービスをつくれないかと考えさせられました。

私達が、科学のことをもっと知れば、サービス創造の可能性は格段に増えるはずです。先日の吉田学部長による「美術大学で考えたこと」のブログのなかにも、創造する手がかりは他分野の大学と連携することでも学べるのではという主張がありましたが、私も同感です。そこでさまざまな意見を交換できたらきっと、お互いに新しい発想が生まれると思います。 東邦大学を訪問して、こんなに新しい発見ができたのです!ぜひ、他の大学と連携して一緒に学習していけたらと考えました。他大学を訪問し、新しい視点でものごとを見れるようになると、そこに必ず疑問を感じるはずです。それを改善し、新しい発想で豊かな生活を消費者に提供することが求められていると感じました。

私は、東邦大学・柳内研究室を訪問して、新しい発想は、たくさんの体験から生まれるのだと実感しました。柳内先生、お忙しいところ本当にありがとうございました。

 

柳内先生からのメール

学部長の吉田優治です。

サービス創造学部の教育は、マーケティング、マネジメント、経済学、財務会計、情報分野の専任教員16名(教授・准教授、専任講師)、特命教授3名、特命講師5名、「公式サポーター企業」46社、さらに一般教養科目を含めて各分野のスペシャリストである多くの客員講師が行なっています。

この4月に客員講師(「生命倫理」担当)に就任いただいた、東邦大学理学部・生物分子科学科・分子医学部門の准教授である柳内和幸先生からメールが届きました。私は、柳井先生がボストンのハーバード・メディカル・スクールで研究員をされていたときに現地で知り合いました。私が立ち上げた「ボストン日本人研究者交流会(BJF)」で何度か報告していただきました。当時、連日深夜まで研究室で実験を続ける若き研究者の姿に研究者魂を見た思いでした。帰国後、国立国際医療センター研究所・遺伝子治療開発研究室室長を経て東邦大学で教育研究に従事されています。先生の承諾を得ましたので以下に転載します。

「講義に出席する価値があると思えば、学生は出席してくれる」との考えから、出席を取らないのが私の方針です。このたび、貴学の学生をお教えさせていただくにあたり、もともと生物学に大きな興味を持たない学生に出席をとらない不安がありました。しかし、出席を取らずとも7~8割の出席があり、講義中に積極的に質問があり、講義後にも質問者で10名程度の列ができるくらいでとてもやりがいを感じています。特に興味を持ってくれた3名の学生から、「ぜひ、東邦大学の研究室を見学したい」とのことでしたので、本日は講義の後で3名の学生に東邦大学に来てもらうことになっています。癌細胞を顕微鏡で見たり、実際に自分の細胞からDNAを取る簡単な実験をしてもらうつもりでおります。

研究室を訪問させていただいた学生3名にとって忘れられない学習体験になったことでしょう。学部教職員は、学生の皆さんに繰り返し学ぶチャンスを提供します。このチャンスを掴み取ってください。

柳内先生のような教員ひとり一人が、サービス創造学部の教育を支えてくれています。教員たちも頑張っています。学生諸君も目的を持ってしっかり学んでください。今後も機会を捉えて、頑張る教員たちを紹介していけたらと思います。

美術大学で考えました

学部長の吉田優治です。

美術大学のキャンパスを歩く機会がありました。絵画、彫刻、陶芸、工芸、グラフィック、空間デザイン、照明、映像、建築などを創造する力を育成する場です。入学前に美術専門学校や美術塾に通い、デッサン、粘土、グラフィックなどの専門的技術をかなりの程度まで習得していなければ入学を許されません。だからなのかキャンパスで出会う学生一人ひとりから、自立して何かを創造したいというエネルギーのようなものを感じました。また建物も美大生たちの創造を後押ししてくれるようなユニークなもの。写真は、本棚を模した外壁・内壁から構成される図書館&美術館です。

私は、サービス創造学部の学部長として、美大生たちが、作品創造への意欲に加えて、サービスやマーケティング、マネジメントを学べば、自らの作品を社会に発信するより強力な手がかりを身に付けることができると考えました。他方、サービス創造学部の学生たちが、美術大学から「創造する方法」を学ぶこともおもしろい学習機会だと思いました。

本学部が「公式サポーター企業」と連携するように、今後、他分野の大学や学部と連携するのも有なのかな。工学部と連携して、ものづくりにおけるサービス創造の可能性を探り、医学部と連携して医療現場での新たなサービス創造の可能性を探る。多様な連携の検討を通じてサービス創造学部をさらに充実させたい。美術大学のキャンパスを歩きながら考えました。

 

ゼミ発表から感じたこと

こんにちは。専任講師の石井裕明です。この4月からサービス創造学部の一員となりました。皆さんの学生生活がより充実したものになるよう、一緒に様々な活動をしていきたいと思っています。これからよろしくお願いします。

さて、木曜日は私の担当しているゼミがある日です。今日の2年生のゼミでは、自分たちが好きなブランドについて自由に発表してもらいました。発表担当の2つのグループが選んだのは、ハーゲンダッツとディズニー。どちらも日本で行われたブランド調査で上位にランキングされるような力のあるブランドです。まだゼミを始めて一回り目の発表なのですが、両グループとも非常によくまとまった発表をしてくれたので、改めてそれぞれのブランドの凄さを認識することができました。

マーケティングには「優れたブランド、製品、サービスは顧客を感動させる経験を生み出す」という考え方があります。私も学生の皆さんの感動を生み出す優れた教員を目指し、日々、努力していきます。皆さんには是非、顧客の感動を生み出す優れたサービス創造の術を磨いて欲しいと思います。一緒に頑張っていきましょう。

写真はゼミ終了後、2年生と一緒に撮った一枚です(3年生のみんな、ごめんなさい)。

言うまでもありませんが、真ん中が私です。見かけたら気軽に声をかけてくださいね。

エンターテイメントプロジェクト

学部長の吉田優治です。

今年度、私は学部オフィシャルプロジェクトの「エンターテイメントプロジェクト(旧音楽プロジェクト)」と「千葉ジェッツプロジェクト」を特命教授や特命講師と一緒に担当することになりました。各プロジェクト30名弱のメンバー、どちらも「活動から学ぶ」の正規科目です。今から学生メンバーとワクワクしています。

昨日は、「SHIBUYA The Box」でビジャンドゥ(Vijandeux)の初ワンマンライブに招待され、学生と一緒に参加してきました。ビジャンドゥは、すでにSONY MUSICからメジャーデビューしているWillieとNoriの二人組み。これまで音楽プロジェクトではビジャンドゥを2年前のCUCオリンピックBBQ会場でのミニLive、ストリートミュージシャンの夢舞台、昨年の瑞穂祭での千葉テレの公開録画などに起用し演奏してもらってきました。

     

エンターテイメントプロジェクトは、ぴあ、東映、bayfm、千葉テレビ、ホリプロ、日本オペラ振興会(藤原歌劇団)、千葉県文化振興財団などの公式サポーター企業と関わりあいながら音楽、演劇、映画などのエンターテイメント分野でさまざまな活動を企画予定です。これからもたくさんのエンターテイメントに接し、新しいエンターテイメントを創造していきたいと考えています。

一足先に会場を出ましたが、渋谷駅近くで歌う二人組みのストリートミュージシャンに遭遇しました。グループ名が変わり、曲調が変わり、容姿まで変わりましたが、話しているうちに3・4年前に応援していたELEVENとよくステージで一緒だったHi-Styleの二人であることが判明。粘り強く、渋谷で頑張り続けるストリートミュージシャンの姿に感激しました。

学生も教員もプロジェクトを通じて多くのことを学ぶことができます。今年も学生と一緒に多くのことを学び、多くの創造をしたいと考えています。

ラーニングパス個人面談

学部長の吉田優治です。

1年生には研究入門の担当教員、2・3年生にはゼミの担当教員が春学期・秋学期の開始時期に「ラーニングパス個人面談」を実施しています。日頃やんちゃな学生たちも、神妙な顔つきで個別面談を受けています。講義やゼミでは見せない学生の顔や心に接し、学生たち一人ひとりと話をすること、理解しあうことの重要性に改めて気づかされています。厳しい経済状況、家庭状況、将来への希望や不安など一人ひとりの学生たちが個別の問題を抱えながらも、大学で学び続けようとする姿にしばしば心打たれます。どの学生も、何とかして成長したいという思いを持っていることに気づきます。

「ラーニングパス個別面談」は、定期的に教員が学生と面談して、将来や大学での学びについて話し合いを行うものです。4月からは、個人面談での情報をパソコンで管理する「キャリアカルテ」の運用もスタートしています。カルテは成績表や学生活動レコードなどと統合して、就職支援の情報としても活用する予定です。

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チューリップが開花しました。サービス創造学部の学生たちも、近日中にたくさん開花する予定です。

桂由美氏、塚本勲氏、荒木重雄氏 サービス創造学部「特命教授」に就任!!

2011年4月18日付け、大学発プレスリリースより転載

本年4月、ブライダルファッション界で進化し続けるデザイナーの桂由美氏(株式会社ユミカツラインターナショナル代表取締役社長)、東証1部上場エレクトロニクス総合商社を創業・経営する塚本勲氏(加賀電子株式会社代表取締役会長)が、サービス創造学部(吉田優治学部長)の特命教授に就任しました。株式会社千葉ロッテマリーンズのファンサービスを向上させたことで知られる荒木重雄氏(昨年4月特命教授就任、株式会社スポーツマーケティングラボラトリー代表取締役)を加えた3名の特命教授は、仕事を通じて実現してきた数々のサービス創造を手掛かりに、学生たちにサービス創造のためのビジョンやパッションを伝えます。

すでにサービス創造学部は、「公式サポーター企業」46社との深い連携により、社会科学系学部としては他に類を見ない産学共同を実現していますが、3氏の特命教授就任は、学生たちのサービス創造の可能性をさらに広げます。

桂由美氏は、「公式サポーター企業」の一つである「株式会社ユミカツラインターナショナル」の経営者・デザイナーとして学生たちにサービス創造について講演、また約1万4千名の観客を集めて今年2月に開催されたブライダルファッションショーの際には約100名の学生に研修の機会を提供しました。特命教授就任後も、今年6月に学生たちが企画するブライダルファッションショーに協力の予定です。

塚本勲氏は、「公式サポーター企業」の一つである「加賀電子株式会社」の創業者・経営者です。同氏は金沢から上京して秋葉原で起業し、顧客の視点に立った仕事で年商3千億円、従業員数6千名の企業に成長させた話を通じて学生たちにサービス創造の原点を講演しました。今後もビジネスにおけるサービス創造について多くのことを学生たちに直接教授の予定です。

荒木重雄氏は、昨年、プロ野球を中心としたスポーツ・エンターテインメントについて学ぶ「荒木塾」を開催し、多くの学生から高い評価を受けました。今年度は、連続の公開講座を担当するほか、今年秋にスタートするプロバスケットボールのbjリーグ「千葉ジェッツ」設立に学生プロジェクトを参画させるなど、スポーツ・エンターテインメントにおけるサービス創造を実践的に教授する予定です。

こうしてサービス創造学部は、ファッションビジネス、企業経営、スポーツ・エンターテインメントにおけるサービス創造のビジョンとパッションを3名の特命教授から学ぶ現実的な機会と場を創造しました。