年末年始休暇がスタート

学部長の吉田優治です。

年末年始の休みが始まり、息子たちと一緒に横浜美術館の「セザンヌ主義展」、落語の新宿末広亭に出かけて楽しい時間を過しています。昨日は、代表を務める少年野球「横浜キッズベースボールスクール」の総会・忘年会に出席。二次会は、30名を超える方々が我が家で深夜までワイワイ・ガヤガヤ。毎年の恒例行事です。今日はクリスマスイブ。そして、1週間後にはお正月。これから本屋にでもぶらっと行こうかな。

東京国際フォーラム

 経済学担当の岡崎哲郎です。

 

 

 

 1218日に東京国際フォーラムでのクラシックのコンサートに行ってきました。以前はコンサート・シーズンには2日に1回ほどの頻度でコンサート・ホールに行っていたので、首都圏のほとんどのコンサート・ホールに何度も通ったのですが、国際フォーラムはほとんど行きませんでした。このホールは一口で言ってしまえば「大きすぎる」、個人的な感情を込めれば、「醜悪なまでにでかい」ホールです。コンサートは素晴らしいもので感動的でしたが、案の定ホール内の音響効果が全くなく、本来味わえたのであろう音の響きを感じることができませんでした。

 

 

 

 サントリー・ホール、東京文化会館、オペラ・シティー、東京芸術劇場などはすべて収容人数2000人前後なのに対して、今調べたら国際フォーラムは5000人以上でした。何をもって魅力的なコンサート・ホールとするかは個人の価値観ですから、大きいことを良しとする考え方もあるのでしょうが、音響効果の期待できないものをコンサート・ホールとする発想は個人的には「醜悪」と思います。

 

 

 

 この受け取り方は私個人の感性が反映されているだろうと思ってきたのですが、今回ホールに行ってある発見を。これだけの人数を収容する施設であるにもかかわらず、ホール内のトイレが少ない。首都圏のコンサート・ホールはおろか、私が海外で経験したコンサート・ホールよりも少なかったと思います。少なくとも、目につくところにあるトイレは少ししかありませんでした。人が集まれば、当然それに応じて提供すべき「サービス」があると考えるのが当たりまえと思うのですが、そうした意識がないことが証明されていると思います。「醜悪」と密かに思ってきたことを表に出しても構わないだろうと判断した所以です。

 

 

 

サービス創造学部から卒業生が早くでて、社会で活躍してもらいたいと強く思い知らされました。

サがつく Happy Birthday

こんにちは。サービス創造学部設置準備室の柏倉です。

12月も半ばになり、いよいよクリスマス、年末ですね。

吉田学部長が昨日のブログで「ワクワク&キラキラ」のSeasonとおっしゃっていましたね。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

サービス創造学部設置準備室にとって、12月は特別な「ワクワク&キラキラ&ドキドキ」の月なんです。サービス創造学部設置準備室の職員3人の誕生日月なんです。先週の鈴木さんの誕生日に引き続き、昨日は私の誕生日、そして今日は露崎室長の誕生日でした。

昨日のブログでの宣言通り、吉田学部長から素敵なプレゼントが!

おそろいのサービス創造学部カラーのネクタイとTシャツ。

ビタミンカラーがとってもかわいくて元気が出ます。色んな方から「おめでとう」と言っていただき、色んな人に支えられているんだなぁと感じた誕生日でした。みなさまありがとうございました。

12月にみんな一緒に成長するサービス創造学部設置準備室。来年からは1期生のみなさんと一緒に成長したいですね。

素敵な誕生日を迎えたサービス創造学部設置準備室。みなさまも素敵なクリスマス&年末をお過ごし下さい。

新学部のHoliday Season

学部長の吉田優治です。

クリスマス、お正月と続く、ワクワク&キラキラのHoliday Season。皆様いかがお過ごしですか。新学部では、先週6日に「Xmas Live 2008」「ウォームアッププログラム」「教職員キックオフミーティング」を行い大勢の方々にご参加いただきました。今週末は、オープンキャンパスや入学審査、新学部関係イベント、同窓会地方支部総会、学会関係会議などもなく、久しぶりにゆったりした時間を過しています。

新学部では、先週の教職員キックオフミーティングで「学部運営委員会」、「公式サポーター企業連携委員会」、「プロジェクト実践推進委員会」、「入学審査・広報委員会」、「教務委員会」が立ち上がり、教職員一丸となって来春の学部開設の準備を進めています。

新学部設置準備室の鈴木室長補佐に続き、この週末、露崎室長と柏倉さんがお誕生日を迎えました。これからも新学部のために頑張ってください。心ばかりのプレゼントを用意しました。お楽しみに。

元気がでる学部?

こんにちは。新学部設置準備室の鈴木です。

今日は、3期AO入学審査が行われ、志願された沢山の方とお会いしました。サービス創造学部入学への熱い想いを伺うたびに、私にとっても学部開設への新たな活力をいただいた気がしています。

また、入学審査以外にも、元気が出るような経験をさせていただきました。

入学審査が無事終了し、先生方が会議室でお話をされていました。私はというと、先生方に内緒でこっそりタバコを吸い、涼しい顔をして会議室に戻ったところ、私の席に真っ白い箱が。。。ロウソクまで!

中身は私の大好きなイチゴのケーキではないですか!今日は、私の3*才の誕生日だったのです。。。

サービス創造学部教職員から、やけに低音の効いたバースデイ・ソングとともに温かい拍手をいただき、とってもうれしく、はずかしく、どうしたらよいものやら。。。

サービス創造学部の教職員のみなさん。優しいお心遣いをいただき、ありがとうございます。サービス創造学部に入学された学生さんへ、いただいた優しさをもって接して行きたいと思います。

よーし。明日もがんばるぞ!

ウォームアッププログラム

サービス創造学部 情報科目担当の鎌田です。

■ウォームアッププログラム
12月6日は「クリスマスライブ」の前に、サービス創造学部に合格が決まった高校生のみなさんを呼んで「ウォームアッププログラム」を行いました。このプログラムは、グループワークを体験してもらい、クラスメートのことを知ってもらうことが主な目的です。

まずはじめに5名程度のチームを作り、お互いにキャッチコピーを考えて名札を作ってもらいました。(写真の中でピンク色の紐を首から下げているものは、このときに作った名札です)
初めて会う人同士ですので、自己紹介をしながら相手の話を注意深く聞くことが大切です。

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社会が望む大学像

学部長の吉田優治です。

11月28日の日経新聞第2部において、ビジネスパースン1万人対象の「社会が望む大学像」調査結果が公表されました。このなかで「産業界、社会・経済に貢献する大学とは?」の設問に対して、最も高かった回答は、「時代のニーズに則した学部・学科がある(58.2%)」、次いで「実践的な授業を積極的に行っている(54.8%)」、「企業との共同研究が盛ん(49.9%)」、「独自の教育理念を持っている(37.0%)」と続きます。

「サービス創造学部」は、社会が望む学部そのものですね。学部の特徴を活かして、一時の流行に惑わされることなく、サービス創造の本質を理解し、サービス創造の能力を習得できる学部にしたいと考えています。

12月6日(土)、入学合格者を対象にした「ウォームアッププログラム」、そして、どなたでも参加大歓迎の「Xmas Live」を行います。Liveは17:30より開演です。会場は本館7階。新曲がオリコン60位にランクインされた男性3人組「eyes」と女性R&Bシンガー「Can’no」が出演予定です。詳細は学部HPを参照ください。

新学部は、みなさんと楽しいひと時を過すことも忘れない学部です。

卒業論文

経済学担当の岡崎哲郎です。

 

 この時期になると、ゼミに所属する学生は卒業論文作成に集中します。私の場合は学生時代のゼミの長名寛明先生が厳しい方で、それゆえに今でも記憶が鮮明です。

 

研究室に尋ねていき最初の中間報告をしたときには、ゲーム理論の重要定理が対象を限定してはいないか?というアイデアを説明しようとしたのですが、先生の質問が具体的で、それに答えていくうちに誘導尋問にかかったように漠然としたものが具体化していきます。最後に「僕も同じ問題を考えて、3人までなら証明できてそれは論文にしたが、4人以上は証明できなかった」と話しながら、先生の論文の抜き刷りを渡されました。先生の質問が具体的である理由がここで判明します。先生にできないことが私にできるわけがなく断念。そこで学園祭でのゼミ研究発表の際に読んだ論文の設定を自分の問題意識に合わせて書き換えようとします。応用問題レベルと考えていたのですが、ゼミで報告すると、先生が真顔で「それは君のモデル?」と聞いてきます。「そうです」と答えると、「同じ手法を僕も考えていて、今論文にまとめている」と言われ、直ぐ後に先生の未発表の論文を渡されました。それからは、先生の難解な論文を読み通すだけで学部生のレベルを超える作業であるうえに、自分の議論もまとめなくてはいけなく、加えて英語で書くことに挑戦したものですから、完成までは卒論作成没頭の日々でした。

 

私の卒論は、学部生が考えたものですから当然不完全なものでしたが、その時に先生が渡してくれた先生の未発表論文は、長年の改良の末に形を変え世界的な専門誌に掲載され、昨年ノーベル賞を受賞したハーヴィッチ教授の最近の著作の文献一覧にも掲載されています。先生はそのときに取り掛かった問題をその後も一貫して研究し続けたわけです。私と言えば、情けないことに、その時の問題の考察は放棄していました。

 

 長名先生は昨年度に母校を退官され、その際に私の卒論を返却してもらいました。自分でモデルを作り、自分が証明した定理をつたない英文で示した卒論が今は手元にあります。卒論は、個人的には、学生生活の勉強面での総決算となったという経験と、長名先生の学問に対する真摯な姿勢を思い出させる、人生のキー・タームとなっています。

 

 卒論に限らず、ゼミ活動、友人関係、サークル活動など大学時代の経験は人生の宝物となっています。サービス創造学部は、講義・ゼミだけでなくプロジェクト実践などもありますから、普通の大学にない様々な経験を学生ができるのではと期待しています。

 

“just looking”のサービス

 

こんにちは。サービス創造学部 産業企業リエゾン担当の井上です。

 

買い物をするときの緊張感は、女性より男性のほうが強いのではないか、と常々思っています。

例えばデパートの食品売り場で、白衣を着た販売員さんが、お皿を片手に試食を勧めてくれますが、興味とは裏腹に口からでるのは「結構です…」のひと言。また、何となく足を運んだ洋服の売り場で、陳列された商品に手を触れただけで、販売員さんは商談のかまえになります。考えすぎかな、とも思うのですが、そんな雰囲気に緊張してしまうのです。

 

知り合いのデパート社員に話したら、一般的に男性のお客さんは消極的で、女性のお客さんは、平気で何着も試着を繰り返したあげく、買わずに帰っていく例が珍しくないとのこと。そこまでする男性は稀のようです。販売員さんにしてみれば、親切・丁寧のつもりで応対しているのでしょうが、こちらにとってはそれがプレッシャーになってしまう。

 

かつてアメリカでは店の入口に“just looking”と書いたプレートを置く小売店があり、商品を見るだけのときは、そのプレートを身に付けて売り場に入ります。これが「わたしは買いにきたのではない」という意思表示になりますから、そのときの接客応対に緊張感が和らぎます。客にとっては、買わされない、という安心感がはたらきます。

 

これもサービスのひとつであるとすれば、“just looking”も是非とも広げて欲しい『接客』だと思うのですが、どうでしよう。