街のホスピタリティ


サービス創造学部 産業企業リエゾン担当の井上義次です。

 

過日、フランスのジャーナリスト数人が、「日本の今」を肌で感じるために来日し、数日の滞在の間、東京の街を見て歩きました。

 

4年前、BBC(英)とメリーランド大学(米)が「世界で最もポジティブな影響を与えている国」の調査をおこなった結果、33カ国中31カ国で日本がNo1になりました。

この結果は、日本独自のストリート・ファッションや漫画、アニメ、映画、文学などが世界の目に新鮮に映ったからだと思われます。

 

彼らの来日の目的は、それらの検証と新しい日本を感じるため。

 

彼らの帰国を前にして、「日本についてどのように感じられたか」を聞きました。ストリート・ファッション、アニメに代表される「日本の新しい文化」も然ることながら、「街がきれいであったことに感動した」とのコメントを頂いた。

 

そのように言われ、あらためて街を見ると、一昔まえに比べ、確かにきれいになっている。駅や広場にはオブジェや四季折々の草花があり、道にはゴミもなく、樹木が整然と植えられ、街を流れる川面にはゴミも浮いていない。

 

私たちの生活の場である街をきれいに保つには、これからも皆が少しの努力を惜しんではならない。そして、その積み重ねが、来日された外国の方のみならず、私たちの心も潤します。