新番組のウラで・・・


西村晃です。
長年テレビ局に勤務してきました。
視聴者が関心を寄せる春の番組改編時期は、内部においては誰が重用されるか、あるいははずされるかという人事異動の匂いを嗅ぎ取る時期でした。
お茶の間の番組評価とは関係なく、シビアなサラリーマンの競争が裏では行われています。
権謀術策渦巻く社会がどの業界にもあります。とくに市場縮小というかつてない事態に勝ち残るための競争はこれまで以上に激しくなるでしょう。
だからこそ若い時代にしっかりと哲学を身につけておかなければならないと思います。
テレビ局勤務時代、皮肉にも私はテレビを楽しむことなんてまったくなかったと思います。
多くの人にとって娯楽のテレビも、それが仕事となればとても楽しむことはできません。
番組の裏にある思惑と打算がわかるだけに興ざめなのです。

テレビ、新聞、出版、広告あらゆるメディアと付き合ってきました。
こうした業界に関心のある方、質問のある方、なんなりとお受けします。