震災復興支援


千葉商科大学サービス創造学部で学生プロジェクト実践委員長を務めることになりました,神保雅人です。

東日本大震災では,広範囲な地域で甚大な被害が生じました。被災地の皆様には,謹んでお見舞い申し上げます。

我が家の辺りは震度5弱とのことで,TVセットが台から滑り落ち,昔利用していたPC用のCRTが机に乗せた10cm程の高さの台から飛びました。また,ダイニングテーブル上の急須から蓋が飛びました。3つの地震が立て続けに起こり,長い揺れの間,現役のPCを押さえているだけで精一杯でした。

それでもこれだけのことで済みましたので,翌日は大学に出勤し,この日に出張予定だったCUC同窓会長野県支部総会の幹事の方に,長野新幹線が動いていないので出席をキャンセルさせてくださいというお電話を差し上げました。後日,同窓会長野県支部の方より地酒を2本御恵贈いただきましたので,学部として拝受いたしました。この場をお借りして,再度,御礼申し上げます。次の機会には,是非ともお邪魔いたしたいと存じます。

さて,この3月12日にサービス創造セクションの鈴木課長にお話しして賛同を得られましたので,4月1日の委員会で提案した,今年度の6つの公式学生プロジェクト

  • エンターテイメント・プロジェクト
  • 千葉ロッテ・プロジェクト
  • チバテレ・プロジェクト
  • 旅行プロジェクト
  • 千葉ジェッツ・プロジェクト
  • パーティ・プロジェクト

に対して,心のどこかに留めて活動に活かして欲しいという共通テーマが,表題の『震災復興支援』です。

これは,物心両面での幅広い『支援』の中で,被災地の再建はもとより,震災で益々冷え込んだ経済状況の立て直しにも,何か貢献が出来るものがないか,学生なりに発想してもらいたいということです。最近,各地で行われているチャリティーも一つの在り方でしょうし,計画停電を避けるための有効な方策をとりながら提供できるサービスを考え出すのも良いと思います。

なお,4月2日のプロジェクト担当専任教員のミーティング及び4月4日の特命教員を交えたミーティングでは,一例として,『震災で需要の落ち込んだ旅行に関して,新たな需要を喚起するようなサービスを盛り込んだ企画提案』を挙げました。

個々のプロジェクトでは,関わっていただく公式サポーター企業の方々との関係によってテーマが決まることになる場合が多いと思いますが,今後,これまでとは異なる社会状況下では,日本全体の復興は避けて通れないものになると思います。