投稿者「井上 義次」のアーカイブ

ブライダルファッションショー 7月3日開催

ブライダルファッションショーの担当教員 庄司祐子です。
現在、開催に向けて、50余名の学生が元気に活動しています。

ブライダルファッションショーは、ブライダルマーケット活性化 を
目的に学生の視点で作り上げるショーとして、今年で5回目を迎えます。
毎年、(株)ユミカツラインターナショナル(サービス創造学部公式サポーター 企業)
代表取締役社長であり、同学部特命教授の桂由美氏デザインの華やかで
洗練された衣装を用いて開催し、多くの方に感動を与えています。
企画・運営はOUR WEDDING PROJECTの学生が、装飾、演出、広報、渉外の4チ ームに
分かれ、およそ6ヶ月間かけて準備に取り組んでいます。

OUR WEDDING 2015

今年度は男性に対して結婚式への価値を訴求するショーを企画しました。
シェ ークスピアの戯曲「夏の夜の夢」をモチーフに、光や音楽に力を入れた
ファンタ ジックな演出で夢の中へと誘います。
プロポーズをする男性の大きな決断とその 先にある結婚式というストーリーの 中で、
本学と和洋女子大学からモデルに選ば れた学生が、桂氏デザインのドレスやタ キシードを纏い、
披露します。
映像、メイ ク、舞台セットなどでは政策情報学部や他校にもご協力をいただき、
学生の総力 を挙げたファッションショーを行います。
開催場所:千葉商科大学 本館7階/開場16:30 開演17:00/事前申し込み不要、入場料無料。
お時 間が許せば、是非お越しください。

公式サポーター企業の紹介 (株)ウェルシィの地下水飲料化システム

サービス創造学部 産業企業リエゾン担当の井上義次です。

サービス創造学部の学びは、「学問から学ぶ」「企業から学ぶ」「活動から学ぶ」を3つの柱とし、この学びに対して、54社の公式サポーター企業様から、多大なご支援ご協力をいただいています。

これから順次、このブログで、公式サポーター企業様のご紹介をさせていただきます。

今回は、「地下水膜ろ過システム(地下水飲料化システム)」を研究開発された株式会社ウェルシィのご紹介です。これは地下水をろ過し、安全な飲料水の安定供給ができるシステムです。
この「地下水膜ろ過システム」が2009年6月に千葉商科大学校内にも導入され、本館、1号館などの給水はほとんどこのシステムによるもので、地下水が使われていたことを知っていましたか。このシステムで1日に66,000人分の飲料水の提供が可能とのことです。

地下膜ろ過システム

地下水膜ろ過システム導入(2009.6.10)

これと同じシステムが、東日本大震災の時、すべてのライフラインがストップする中で非常用電源により稼働し、飲料水や病院の医療用水などとして活用でき、多くの命を救ったという実績があります。

台湾旅行に行ってきました

サービス創造学部の井上義次です。

「旅行プロジェクト」が若者視点で企画した台湾旅行(2月8日~11日)参加者からの感想をお届けします。少し時間がたってしまいましたがご容赦ください。
台湾旅行は、台北市の探訪や台北郊外にある淡江大学の学生さんとの交流など盛りだくさんの企画でした。その様子が以下の感想文でつづられています。

サービス創造学部 旅行プロジェクトの2年須賀智宣です。
はじめに、今回の台湾旅行に参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。多くの人に参加していただき、私たち旅行プロジェクトのメンバーも感激です。しかし、 私たち旅行プロジェクトの段取りがうまくいかず、皆さんにご迷惑をおかけしてしまったこと、大反省です。淡江大学の学生のチームワークやプレゼンテーション力など、見習うことが多くありました。同じ大学生として力の差を感じました。


このことは、今後、プロジェクトの運営だけでなく、日常のあらゆる場面で意識し、活かしていこうと思います。次は、参加者の皆さんと交流した時の感想です。本当に夜市を一緒に回る事が出来て楽しかったです。小さいころから、「友達を台湾に連れて行きたい!」と思っていました。更に今回は、私たち旅行プロジェクトの説明会を聞いていただき、台湾に行こう!思ってくださった参加者。夜市で皆さんと騒ぐ。交流の際に大声出して笑う。味一つ一つに感動する。こうやって、皆さんと共に過ごす事が本当に楽しかったです!皆さんとはこれからも交流していきたいので、よろしくお願いいたします!

◆千葉商科大学体育会少林寺拳法部、政策情報学科2年の山地達矢です。


今回の台湾旅行とても楽しかったです。自分的にはマッサージや仇分、夜市、そしてなにより淡工大学との交流が良かったです。文化の違う学生同士が触れ合うことで学ぶことも多いしとても新鮮でとにかく楽しかったです。また会いたいと思いました。ありがとう御座いました。

◆サービス創造学部2年 小田ひとみです。
今回のツアーに参加して、小籠包(しょうろんぽう)などの台湾料理を食べたり、台北各地で行われている夜市、足つぼマッサージ、九份(きゅうふん)や淡水の観光など沢山の貴重な体験をすることができました。その中でも、3日目に行われた淡江大学の学生との交流(淡水観光、BBQ)は言葉で表しきれないほど盛り上がり、楽しい思い出を作ることができました。台湾の学生との交流や、小籠包の有名店での食事、夜市めぐりなど普通の旅行ツアーでは滅多に体験できないような企画が盛りだくさんで本当に楽しかったです。このようなツアーを企画・運営してくださり、ありがとうございました!

◆サービス創造学部2年 八巻眞奈です。
初めての海外旅行が今回の台湾旅行でした。楽しみ半分不安半分といったところでしたが、台湾の文化、食べ物、台湾の人々と触れあっていくうちに不安はほとんど解消されました。特に印象的だったのは3日目の淡江大学の方々との交流でした。みなさん日本語の勉強をしているだけあって流暢な日本語を話していました。また日本のアイドルグループも好きだとか、アニメが好きだとかで、とても親近感がわきました。一緒のグループの(愛称)波さんと(愛称)ミルクさんに日本と台湾の文化の違いや習慣、恋愛事情など様々なことを聞きました。また淡水の歴史に触れたり、名所を回ったりとても楽しかったです。最後、駅でのお別れの時、波さんに「今日は楽しかった?」と聞かれ「すごく楽しかった!」と答えたところ、「どうなるか不安だったけど私もすごく楽しかった!ありがとう。」と言う言葉を交わし、握手をしました。今度は日本に来てねと約束して別れました。この時胸が熱くなり、台湾に来てよかったと改めて思いました。今回の台湾旅行は私にとってとても良い経験になりました。また、旅行プロジェクトの方々にもこのような旅行を企画してくれて感謝しています。今後は他の国にも行って現地の人や食べ物、文化にも触れたいと思いました。3泊4日とても楽しかったです。またこの様な機会があれば参加したいと思っています。

◆商経学部 商学科3年小池 翔平です。
台湾旅行、ほんとに楽しかったです。まず歴史を知りました。楊貴妃って今だと美人とは言えませんが、昔はふくよかで目の細い人が美人であったと聞いてびっくりしました。また台湾では白菜を大切にしていて、音の読みが百財と似ていることからと聞きました。やはりすごい歴史があったんだなぁと感じました。
淡江大学の学生さんとの交流もとても楽しかったです。みんなほんとに親切で丁寧に案内してくれて、なんでも知っていました。そしてania(学生の愛称)がホテルの駅まで付いてきてくれて、近くのお店を紹介してくれました。ほんとに感謝しています。夜市で買い物をしていて、台湾の人はほんとに優しい人ばかりだと思いました。友達がiPhoneのケースを買うのに商品を何度も落としたのですが、店員さんは怒らないでくれて、しかも割引きしてくれました。帰りのタクシーでは運転手さんが気分が良いと言って深夜料金を引いてくれたり、すごく温かい国だと思いました。もっと現地の人と仲良くなりたいです。そして台湾に住んでみたいです。今回の台湾旅行を通して、私がいちばん勉強になったのはコミュニケーションでした。友達とも台湾旅行に一緒に行く人とも、現地の人とも、何か話して伝わればお互い気持ちが良いって思いました。台湾旅行プロジェクトのみなさんと先生方には、今回このような機会をいただきほんとに感謝しています。来年、もし就職活動が落ち着いているのであれば、是非また旅行に参加させていただきたいと思っています。ありがとうございました。

◆商経学部商学科 3年の堀内隆宏です。
私はこの台湾旅行に参加し、とてもいい刺激になりました。日本との食べ物や言語は勿論、文化の違いなどに触れ、普段味わえない経験ができました。日本にも受け継がれてきた伝統があるように、台湾にも受け継がれてきた伝統があるのだと感じた。また淡交大学との交流会では、台湾人の学生と交流して、日本の漫画や音楽が台湾でも多く出回っていることを知り日本の技術の高さを感じた。また台湾でのモラルなども知る事ができました。この旅行を通して、これからも色んな国に行き、様々な文化を吸収したいです。

◆商経学部2年の張博です。
今回の台湾旅行は楽しかったです、4日間が足りないの気がする、もっと多いとこるに行ってみたいです!

◆サービス創造学部3年の 田村香苗です。
(2/8)小籠包のおいしさにびっくりした、台湾1日目!!お店も101の中にあるだけにサービスも行き届いていてとても気持ちのいいお店でした!(2/9)ツアー観光。お茶セミナーや夜市など様々なところに行き、台湾の文化に触れて楽しむことができました。調査旅行の時とはまた違った楽しみかたを今回の旅行でするのことができてよかったです。烏龍茶のチョコや、バイナップルケーキなど美味しい食べ物に出会えてよかったです。また、参加者の人たちとも観光中に親しくなれてよかったです。(2/10)淡江大学の方々と久しぶりの再会でとてもうれしかったです。皆さん覚えててくれてたことと、私の印象についても振りかえって話してくださって、とても感激しました。少林寺拳法部の方達の演舞もすばらしく、感動しました。淡水の案内をしてくださってる間、たくさんお話をできて、親日であることが伝わってきて、私たち日本人も外国の事をしらなければいけないのだと感じました。バーベキューもとても楽しく、台湾のバーベキューは、すべて夜市の匂いを感じさせられるタレを塗って食べました。私の口には少し合いませんでしたが、お肉をパンに挟んで食べるとゆう文化について、びっくりしたのと、とてもおいしかったので、日本でも試してみたいと思いました。
(2/11)成田到着
色々と大変な旅行でしたが、全体的にみて、たくさん学ぶところがあった旅行だと感じました。台湾を知るとゆうことは、私達の向上につながることだと感じます。
台湾の方も親日である以上に、日本が好きだと言ってくださいました。私も調査旅行、今回の本企画を合わせて考えて、台湾が大好きになりました。今後も台湾のことを知る機会をつくり、淡江大学の方との交流を長く続けて行きたいとおもいます。

お世話になった淡江大学の馬先生、李先生とのスナップ写真

台湾旅行に一緒にいきませんか?

皆さん初めまして!!
旅行プロジェクト代表、サービス創造学部2年、須賀智宣です。

「台湾へぜひ一緒に行きませんか?」

私たち旅行プロジェクトは、今年4月から新しいプロジェクトとして始まりました。近年若年層、つまり私たちの年代が旅行に興味を持たなくなったという事が分かり、それだったら、自分たちが楽しめるような旅行を作ろう!と活動してきました。
学生のうちにしかできない事、今しかできない旅行を作りたい!!
9月には調査旅行として、台湾へ行ってきましたが、行く前と行った後では世界の一つを知れた事の喜びや、台湾の大学(淡江大学)との交流により国は違うけれども同じ年代の大学生とこんな風に仲良くなれるんだという感動、そして共に活動してきた仲間との絆。全てが変わりました。
そして、その感動をプロジェクト以外の千葉商科大学の方々とも分かち合いたい!
現在、台湾の淡江大学の学生とまた必ず会おう!と約束し、2月に予定している本企画に向けて連携を取り、企画を練っています。
その他、夜市(日本でいう、お祭りの際の出店)が毎日各地で行われており、そこで食べる格安B級グルメ、タピオカ、火鍋!!また、絶対連れていきたい観光地などなど、調査した私達がオススメできる
プランを考案中です。
11月15日、22日には下記の通り、台湾説明会を開催します。私達の発表のほか、エイチ・アイ・エスさんもお越し頂き楽しい話が聞けると思います。
お昼持参で気軽に聞けますので、ぜひお友達もお誘いあわせのうえ、寄ってみてください!!
日時   11月15日(火)、22日(火)
         お昼休み  12:20~13:00 
場所    1208教室

ファッションショーに行ってきました

産業企業リエゾン担当の井上義次です。

先日、「全国ファッションデザインコンテスト」にサービス創造学部の学生さんと行き、ファッションショーを堪能してきました。財団法人ドレスメーカー服飾教育振興会と学校法人杉野学園が主催し、文部科学省や東京都の後援でおこなわれ、プロのファッション・デザイナーを目指す方々の登竜門ともなっているコンテストです。今年で47回を迎え、国内のみならず、広く海外からも応募があり、その応募数は年々増え続けているとのことです。

コンテストの会場は目黒雅叙園。
JR目黒駅から公式サポーター企業のホリプロの前を通り会場へ。
目黒雅叙園は久しぶりに訪れたのですが、いつ見てもそのすばらしさ、壁面の螺鈿細工や豪華絢爛な廊下などには目を奪われます。

 

ファッション関係者を中心に、プレス、学校関係者、作品を応募した方々などで、広い会場は埋め尽くされていました。

   

多くの応募作品の中から、デザイナーの森英恵さんや、ジュエリーデザイナーの石川暢子さん等、ファッション界の著名人の審査による入賞作品が、次々とモデルさんによって紹介されました。
金屏風の前でハイ!

撮影:渡邉慶子さん

東京ガールズコレクションに行ってきました

サービス創造学部 産業企業リエゾン担当の井上です。
大音量でガンガン迫ってくるビート感あふれる音楽、炸裂し交叉する光、光ボードと一体になったランウェイをウォークする約100名のモデルさん。そして2万人の人人人‥‥。ここ代々木の第一体育館でしばし時が立つのも忘れ、雰囲気に酔いました。

これは、昨日(9月5日)開催された「ファッションフェスタ・第9回トウキョウガールズコレクションの状況です。幸い10数枚のチケットが手に入り、音楽・ファッション大好きな吉田学部長やサービス創造学部の学生さんと行ってきました。午後1時の入場開始から、夜の10時まで、多彩に繰り広げられるファッションと音楽とエンターテイメント。

ショーを見ながら、その場から携帯で応募したら「これ貰えちゃった」とかわいい手提げポーチをゲットしたサービス創造学部の学生さん。他の学生さんも違うバッグをかかえ、口々に「大満足!来てよかった」との感想。雑踏の中での再会で、会話も聞き取りにくい音響の中、学生さんの顔も興奮で輝いていました。

今回の、東京ガールズコレクションで初めて経験したことがありました。
それはチケットの入手方法。
Eメールで連絡された13桁の「払込票番号」を持って近所のコンビニへ。店員さんがその「払込票番号」を、コンビニ備付の機械に打込むと、そこからチケットが吐き出され、代金引換で完了。多少の驚きをもってチケットを手にしました。皆さんは、これ普通のこと?
私にはとても新鮮でした。

東京ガールズコレクション 私(左)と吉田学部長(右)

東京ガールズコレクション 私(左)と吉田学部長(右)

公式サポーター企業との打合せに思う

 

産業企業リエゾン担当教員の井上義次です。

 

みなさんも期待されているように、サービス創造学部の授業の幾つかは、公式サポーター企業の方々と教員、学生が一体となっておこないます。

 

公式サポーター企業は観光、スポーツ、ファッション、健康、流通、飲食、育児、介護、経営サポートなど、あらゆるサービス分野を網羅し、現在30数社の企業に参加いただき、いろいろな形でのご協力・ご支援をいただくことになっています。

 

さて、4月からの授業スタートを目前に控え、連日、公式サポーター企業の方々と打合せをしています。

 

講師の派遣、企業の見学、インターンシップ(企業留学)、プロジェクト実習など様々な場面を想定しながらの打合せですが、公式サポーター企業の皆さんから、前向きな提案やアドバイスを多くいただいています。そこには、一体となって、サービス創造学部を創っていこうとの思いが強く感じられるとともに、その熱意にはこちらが圧倒されます。

 

本当にうれしい限りです。

 

打合せをしながら、サービス創造学部で学ぶ学生の恵まれた環境とこの環境をさらに生かすような努力を怠らないこと、また公式サポーター企業の方々の熱意に対して、少しでもその気持ちを裏切らないようにしなければと強く思います。

“just looking”のサービス

 

こんにちは。サービス創造学部 産業企業リエゾン担当の井上です。

 

買い物をするときの緊張感は、女性より男性のほうが強いのではないか、と常々思っています。

例えばデパートの食品売り場で、白衣を着た販売員さんが、お皿を片手に試食を勧めてくれますが、興味とは裏腹に口からでるのは「結構です…」のひと言。また、何となく足を運んだ洋服の売り場で、陳列された商品に手を触れただけで、販売員さんは商談のかまえになります。考えすぎかな、とも思うのですが、そんな雰囲気に緊張してしまうのです。

 

知り合いのデパート社員に話したら、一般的に男性のお客さんは消極的で、女性のお客さんは、平気で何着も試着を繰り返したあげく、買わずに帰っていく例が珍しくないとのこと。そこまでする男性は稀のようです。販売員さんにしてみれば、親切・丁寧のつもりで応対しているのでしょうが、こちらにとってはそれがプレッシャーになってしまう。

 

かつてアメリカでは店の入口に“just looking”と書いたプレートを置く小売店があり、商品を見るだけのときは、そのプレートを身に付けて売り場に入ります。これが「わたしは買いにきたのではない」という意思表示になりますから、そのときの接客応対に緊張感が和らぎます。客にとっては、買わされない、という安心感がはたらきます。

 

これもサービスのひとつであるとすれば、“just looking”も是非とも広げて欲しい『接客』だと思うのですが、どうでしよう。

映画「おくりびと」

サービス創造学部 産業企業リエゾン担当の井上義次です。

映画「おくりびと」を見ました。亡くなった方に化粧を施し、衣服をあらため、最後の旅立ちを見送る納棺師の話です。本木雅弘、山崎努などが出演し、もの静かな展開でしたが、見ごたえのある映画でした。また、「普通でいることのありがたさ」「命のバトンタッチ」など考えさせられる多くの言葉がありました。

脚本は小山薫堂。

実は、数日前、ホテルニューオータニのサービスについて書かれた「サービスの正体」(すばる舎)を読みました。この本の作者が小山薫堂。

小山薫堂の作品を、映画と本とで味わったのですが、両作品ともサービスにおいて、通じるものがありました。

映画を見ていて、先日亡くなった叔母の葬儀を思い出しました。

叔母の最後のお別れのとき、叔父がにこにこ笑いながら、叔母を見て「きれいだなあ」と幾度も語りかけていました。叔父は病気を患っていて、叔母が亡くなったことを、認識できていないと思われるのですが、それでも叔母を見て微笑んで「きれいだなあ」を繰り返していました。

これまで、納棺師という職業があることすら意識していなかったのですが、叔父が叔母に語りかける姿は、送られる人とその家族・親族への思いやりが溢れたサービスのなにものでもないものでした。

街のホスピタリティ

サービス創造学部 産業企業リエゾン担当の井上義次です。

 

過日、フランスのジャーナリスト数人が、「日本の今」を肌で感じるために来日し、数日の滞在の間、東京の街を見て歩きました。

 

4年前、BBC(英)とメリーランド大学(米)が「世界で最もポジティブな影響を与えている国」の調査をおこなった結果、33カ国中31カ国で日本がNo1になりました。

この結果は、日本独自のストリート・ファッションや漫画、アニメ、映画、文学などが世界の目に新鮮に映ったからだと思われます。

 

彼らの来日の目的は、それらの検証と新しい日本を感じるため。

 

彼らの帰国を前にして、「日本についてどのように感じられたか」を聞きました。ストリート・ファッション、アニメに代表される「日本の新しい文化」も然ることながら、「街がきれいであったことに感動した」とのコメントを頂いた。

 

そのように言われ、あらためて街を見ると、一昔まえに比べ、確かにきれいになっている。駅や広場にはオブジェや四季折々の草花があり、道にはゴミもなく、樹木が整然と植えられ、街を流れる川面にはゴミも浮いていない。

 

私たちの生活の場である街をきれいに保つには、これからも皆が少しの努力を惜しんではならない。そして、その積み重ねが、来日された外国の方のみならず、私たちの心も潤します。