投稿者「吉田 優治」のアーカイブ

サービス創造学部のインターンシップ

学部長の吉田優治です。

沖縄の公式サポーター企業「カヌチャベイリゾート㈱」でインターンシップをさせていただいている3年生のWさんから便りがありました。彼女は、リゾートのベルサービス部門で仕事をさせていただいています。総支配人や部門マネジャー、そして同僚の方々から温かく迎えられ、有意義なインターンシップを体験しているとのこと。サービスを受ける側からでは見えない、サービス提供の実際を学んでいることでしょう。Wさんの成長を大いに期待しています。写真は、沖縄名護のカヌチャベイリゾートです。

現在、3年生43名が、北海道から沖縄まで次の「公式サポーター企業」でインターンシップを体験させていただいています。期間は1週間から1か月まで。仕事の種類も多様です。

★医療法人亀田メディカルセンター【鴨川】、★㈱ASPE(千葉ジェッツ)、★㈱カヌチャベイリゾート、★㈱ジェイティービー(JTB)、★㈱ニトリホールディングス、★㈱ホットランド、★㈱ユミカツラインターナショナル、★㈱千葉ロッテマリーンズ、★㈱第一寶亭留【北海道定山渓】、★㈱萬珍楼、★千葉県文化振興財団、★アビリティーケアネット㈱、★スターツコーポレーション㈱、★タリーズコーヒージャパン㈱、★ミニストップ㈱、★リゾートトラスト㈱【山中湖】、★加森観光㈱【北海道ルスツ】、★三光ソフランH.D.㈱、★資生堂アメニティーグッズ㈱

いずれの企業も、これまで各企業のゲストスピーカーを通じて学んできた企業ばかり。学生たちは現場に出て仕事の厳しさ、働くことの意味、サービスの重要性を学んでいます。参加者は希望してインターンシップに参加した学生ばかり。きっと何かを掴んで大学に戻ってくると信じています。

学生をご指導いただいている企業の皆様、ありがとうございます。学生をなにとぞよろしくお願いいたします。

 

【祝】公式サポーター企業ALSOK 「伊調馨選手」金メダル・「中矢力選手」銀メダル

学部長の吉田優治です。

公式サポーター企業の綜合警備保障(ALSOK)のレスリング伊調馨選手がロンドンオリンピックで金メダルを獲得しました。3大会連続の快挙です。

伊調馨選手には、昨年3月、ALSOK新入社員研修を学部教育へ導入するか否かを検討するため訪れた同社大阪研修所において鎌田准教授、今井准教授とともにお会いし、北京オリンピックで獲得した金メダルを見せていただく機会をいただきました。鋭い眼光にもかかわらず、チャーミングな女性でした。ずしりと重い金メダルの感触を今でも覚えています。TV観戦中は、深夜にもかかわらず興奮度MAX。凄いですね、あの気迫、ロンドンからビンビン伝わってきました。

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ALSOKの柔道・中矢力選手も銀メダルを獲得しました。TVCMのALSOK体操で有名になった吉田沙保里選手はこれからオリンピックに登場。期待MAXです。この他にもALSOK男子レスリングの高谷惣亮選手、湯本健一選手、陸上競歩の藤澤勇選手、さらに公式サポーター企業「セントラルスポーツ」競泳の渡邊一樹選手(男子背泳ぎ200M6位入賞)、伊藤華英選手(準決勝進出)、松式美菜選手(準決勝進出)もロンドンで大活躍です。

世界の舞台で活躍する若きアスリートたちに心躍ります。アスリートたちの気力、気迫、根性から学生も教職員も多くを学ばせていただいています。アスリートたちをサポートし続ける公式サポーター企業の頑張りも凄すぎます。

 

世界的経営学者ミンツバーグから学ぶ

学部長の吉田優治です。

米国東海岸にあるボストンではアメリカ経営学会(The Academy of Management)の年次大会が8月3日から8日まで開催中です。26の経営学関連部会が緩やかに連合するアメリカ経営学会の年次大会には、世界各国から毎年約6千名の経営学者が集まります。会場で日本からの参加者に出合うことはほとんどありません。世界の中での我が国経営学者たちの孤立的なポジショニングを危惧します。

ちょうどいま頃、ボストン・マリオット・コプリー・プラザの一室では、私が日本担当理事を務める経営教育部会((Devision of  Management Education & Development))の昼食会兼理事会(Lunchon & Executive Committee Meeting)が開催されています。残念ながら、私は週末に開催されたオープンキャンパスなどの仕事のために今年は出席できませんでした。

今年の部会昼食会には世界的経営学者のヘンリー・ミンツバーグ(Henry Mintzberg、カナダ・マッギル大学教授)が特別参加。私にとって1995年に初めて参加したアメリカ経営学会で聞いた彼の講演は鮮烈でした。毎年の年次大会では、複数の部会で講演するミンツベーグを追いかけました。2004年出版の『MBAが会社を滅ぼす(Managers not MBAs)』は、「マネジメントは本では学べない」、「実践されない知識は不毛である」、「経験の少ない学生に分析手法を処方箋として与えることは弊害だ」など、データに基づくミンツバーグの主張は明快で強烈でした。

6年前にはある学会の常任理事・国際交流委員長としてミンツバーグの大会招聘を提案しましたが、招聘のために提案したビジネスクラス利用を強硬に反対する家電大企業出身の理事がいて、世界を知らない我が国大学教員の度量の狭さに驚かされました。

実は、学部カリキュラム設計の際に提案した、「学問から学ぶ」、「企業から学ぶ」、「活動から学ぶ」という3つの学びは、ミンツバーグ独特のマネジメント論、創発的戦略論、組織学習論が大きな手掛かりとなっています。昨日から読み始めた、ミンツバーグの義理の息子が書いた『ミンツバーグ教授のマネジャーの学校』もとても面白い。

サービス創造学部の研究と教育は、世界の研究者たちのアイディアを織り込み、そして公式サポーター企業の実践知を織り込み、さらに充実したものに進化させていきます。ご期待ください。世界のサービス創造学部に成長させます。

公式サポーター企業「富士屋ホテル」から学ぶ

学部長の吉田優治です。

6月に発足した学部非公認プロジェクトの「ウェディングプロジェクト」は、10月に大学でUniversity Weddingを企画しています。すでに大学で結婚式を挙げたいというカップルも手を挙げてくれていて、千葉商科大学でのはじめてのUniversity Weddingまでカウントダウン状態です。

8月5日(日)、学生メンバーは、公式サポーター企業の「富士屋ホテル(箱根宮ノ下)」を訪問し、年間40組の結婚式を年間400組まで伸ばした同社ブライダル事業本部の真野浩明副支配人、原涼介ヘッドブライダルコーディネーターから直接にウェディングについての指導をしていただきました。

真野副支配人は、6月13日(水)「ブライダル業界セミナー」でゲストスピーカーとして講義をしていただいていました。学生たちによれば、ウェディングに対する熱い講義を受講し、ウェディングについての質問をさせていただきたく連絡したところ、箱根のホテルで直接指導を頂けることになったとのこと。富士屋ホテルは1878年(明治11年)に開業した日本のホテルの草分け。学生たちが富士屋ホテルから学ばせていただけるなんて夢のようです。

昨年3月、富士屋ホテルのウェディングについて書かれた『結婚物語』も出版されています。下の写真は本の表紙です。富士屋ホテルの代表取締役社長は、千葉商科大学卒業の安藤昭OB。私達は、これからも富士屋ホテルから多くのサービス創造を学ばせていただきます。

富士屋ホテル結婚伝説(ブライダルストーリー)

 

 

 

学部草野球チーム「Service Innovators」が遂に発足

学部長の吉田優治です。

8月3日(金)、facebookのグループ「サービス創造学部CLUB」で参加を呼び掛けていた学部草野球チームの初会合が学部長室で開かれました。中学・高校での野球経験者を含め約20名が参加しました。

チーム名は、学部名にちなみ「Service Innovators」。総監督は学部長。監督は調整中。マネジメント担当は4年の片平さんと酒井君。今秋、荒木重雄特命教授が率いる「スポラボ」チームとの2試合が予定されています。1試合目は真剣試合、2試合目はお楽しみ試合です。先ずは、敵情視察も兼ねて「スポラボ」チームと懇親会をホット横丁東京(築地銀だこ)で開こうと思います。入団希望者は、facebookのメッセージで学部長までお申し込みください。結構厳しい入団テストあり。

Service Innovatorsは、学部初のスポーツチームです。

 

サがつくひらめき10万円 「サービス創造大賞」

サービス創造大賞

~ 応募要領 ~
課  題:

一般課題部門「あったらいいな、こんなサービス」

企業課題部門「あったらいいな、こんな冠婚葬祭サービス」

募集期間:2012年7月1日(日)~2012年10月31日(水)
応募資格:どなたでも応募可
応募方法:パソコンや携帯電話からサービス創造学部特設Webページ上で応募してください。
字数は300字以内とします。(図表を付ける場合にはFAXもしくは郵送でも可)
※未発表アイデアに限ります。
(注)応募アイデアから一部抜粋し掲載させていただくことがあります。

<賞>
大 賞(各部門1点 計2点) 奨学金10万円
準大賞(各部門2点 計4点) 奨学金5万円
優秀賞(5点)  「公式サポーター企業」の商品券等2万円相当
高校賞(10点) 「公式サポーター企業」の商品券等1万円相当
(※高校単位で50名以上の応募があった場合、各高校内で1名を選定)

<審査委員会>
委員長:島田晴雄学長
副委員長:吉田優治学部長
委員:「公式サポーター企業」、「サービス創造学部」教職員

<お問い合わせ先> 千葉商科大学 教務オフィスサービス創造セクション
TEL 047-373-9752  FAX 047-373-9905  E-mail jim-fsi@cuc.ac.jp

「プレゼンテーション」大会の入賞者たち

学部長の吉田優治です。

7月21日(土)午後、1年生必修科目「プレゼンテーション」(堀口客員講師担当)の成果発表会が702大教室で開かれました。テーマは、「あったらいいな、こんなサービス」。2クラス100名の学生が14グループに分かれて発表内容&プレゼン能力を競い合いました。

学部長を含む4名の審査委員(神保教授・西尾特命講師・須原さん・吉田学部長)からの厳しい講評も行われました。審査の結果、1位、2位は次の通りになりました。

1位  3組4班 「インジュアリーシート」の提案(外見からではわからない疾患のある人が胸に張る身障者シート)、発表者:松野江莉、大谷康平、細谷彩華、小林麻実、金子勇生、長江真緒

2位  3組6班 「子供専用車両」の提案(オムツ台、ミルク用お湯サービス等のある子供専用車両)、発表者:秋谷美沙希、片岡将吾、平井英里奈、高橋彩香

本日(月)昼休み、学部長室で1位・2位の受賞者のみなさんに賞品のクオカードを授与しました。学生たちには、本気でサービス創造を考え続けること、アイディアを思いを込めて他者に伝える努力を続けてほしいと願っています。

 

 

 

SNS Professors

学部長の吉田優治です。

学部内コミュニケーションを活性化させたいという数名の学生たちからの要望が相次いで寄せられたことをキッカケに、6月、彼らと学部長が管理人となりfacebookのグループ「サービス創造学部CLUB」(学生・教職員・招待ゲスト)を立ち上げました。登録メンバーもすでに200名を超え、多様な意見交換や情報交換が24時間行われています。

なかでも招待ゲストの10数名の方々は、みなさん各分野でその道のプロ&エキスパートの方々ばかり。豊富な経験や専門知識に基づき、タイムリーで適切なコメントを学生たちにしていただいています。そうした招待ゲストと学生間のコミュニケーションは、教員にとっても新しい教育の視点や実践的な知識を得るための貴重な機会です。

招待ゲスト参加のコミュニケーションは、「教室での講義」、「公式サポーター企業からの学習」、「プロジェクトでの学習」を補完する、学生と社会のコミュニケーションの場、さらに新しい教育的の場になっているように思います。招待ゲストの方々は、SNS活用の新しいタイプの教育者、SNS Professorです。

学生は少しづつではありますが確実に成長し続けているように思われます。SNS Professorの方々、これからもよろしくお願い申し上げます。