11日に発生した東北地方太平洋沖地震および大津波により、お亡くなりになられた方々、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。また災害復興に従事するすべての方々に敬意を表するととともに感謝します。
被災地の一日も早い復興をお祈りします。
千葉商科大学 サービス創造学部 学部長 吉田優治
■学部関係者で被災された方は、学部オフィスまでご連絡ください。
11日に発生した東北地方太平洋沖地震および大津波により、お亡くなりになられた方々、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。また災害復興に従事するすべての方々に敬意を表するととともに感謝します。
被災地の一日も早い復興をお祈りします。
千葉商科大学 サービス創造学部 学部長 吉田優治
■学部関係者で被災された方は、学部オフィスまでご連絡ください。
学部長の吉田優治です。
サービス創造学部の国際交流学部である上海立信会計学院「経貿学部」との学生交流が9月に予定されています。今年度は、本学部の学生が上海を訪問する年度です。現在、斐学部長と学生交流の企画を協議しています。写真は、2009年度の交流最終日に日中関係者全員と立信会計学院本館前で撮った記念写真です。
これまでの両学部間の学生交流は2回行われました。第一回目は、2009年秋に上海で「日中合作コンサート」を企画開催し700名もの中国側学生や教職員が参加して大成功。このときは公式サポーター企業のJTBとJALと共同で、コンサート参加、大学体験、上海見学の一般向け「学生的上海ツアー」を企画し一般にも販売しました。JTBにとって中国の大学キャンパスに乗り入れた初めてのツアーだったとのことでした。これらは学部開設の年に実現できた画期的な学生オフィシャルプロジェクトでした。下の写真は、「学生的上海ツアー」を企画した学生たちです。学生たちは全員1年生。よく頑張りました。
下の写真は、観客700名総立ちの「日中合作コンサート」の様子です。
第二回目は、2010年春に立信の学生が千葉商科大学のキャンパスで上海万博のPR、ミニコンサートを実施しました。下の写真は、歓迎パーティーでの記念写真です。
写真は、ゆかたを着て日本のお茶を体験する中国の学生さんたちです。
第三回目の今年度については、上海での学生討論会や日中企業訪問などが検討されていますが、まだ最終決定には至っていません。「こんな学生交流がしたい」と考えている企画があれば、学部長もしくは学部オフィスまで積極的に提案ください。4月に入学する新入生予定者からの提案も大歓迎です。
サービス創造学部は、学生が主体的にかかわる機会をたくさん提供しています。機会を活かして大きな飛躍につなげてほしいと願っています。
学部長の吉田優治です。
10日(木)夜、私が部会日本担当理事を務めるアメリカ経営学会から依頼のあった論文2本の審査報告書をNYの学会本部に送付しました。論文の内容については言及できませんが、理論的にも教育的にもチャレンジングな内容で、自分自身の研究・教育への刺激になりました。海外の大学人との交流は、研究者・教育者としてのモチベーションを高めてくれます。昨年多忙で参加できなかった毎年8月開催のアメリカ経営学会年次大会に今年は出席して大きな刺激を受けたいと思います。今年の年次大会は、8月上旬にテキサス州サンアトニオで開催されます。
11日(金)、韓国ソウル近郊の富川市にある柳韓大学の金泳鎬(Young-Ho Kim)総長にお会いしました。友人の同大学ヤン教授(韓国電子商取引学会会長、韓国経営教育学会副会長)から2日前に電話があり、急遽、金総長とお会いすることになりました。石井教授にも同席いただきました。金総長は、韓国政府の元産業資源部長官で、日本では国連大学で1年間、東京大学で3年間にわたり正教授をされていました。朝日新聞に定期的に寄稿するなど韓国を代表する言論人のおひとりです。同大学のヤン教授から何度も「サービス創造学部」の革新的な学部教育をお聞きになり、本学部に強い関心を持たれたとのことでした。
金総長は、今後は米中のG2体制というよりも、アジア地域の国々が連携することの重要性を強調されていました。また印象的だったのは、かつて92歳だった経営学の巨人ピーター・ドラッカー教授をカリフォルニア、クレアモントの自宅に訪ねた際にドラッカー教授から直接にお聞きになった「Learning Keeps me youg」との言葉を引用され、「教えることより、学ぶことが重要です」と私たちにお話をしてくれたことです。個人も、国も、互いに学びあう姿勢を持つ重要性を改めて認識させていただきました。金総長からサービス創造学部との国際交流の提案もありました。
13日(日)、中国チベットの国立青海民族大学外国語学院のZha Xi Cai Rang副院長・教授にお会いしました。これまでに何度かお会いする機会がありましたが、今回は「サービス創造学部」との国際交流について具体的な提案をいただきました。日本語学科の卒業生を「サービス創造学部」に正規学生として入学させたい、チベットでの学生サマースクールへの参加案内、同大学での今年5月の学部長講演などを提案いただきました。チベットの学生に日本で多様な経験をさせて、チベット発展の担い手を育成したいとのCai教授の教育者としての熱い思いを感じました。
大学の国際交流センターやサービス創造学部で議論し、学部学生の皆さんにも国際交流の機会を提供できたらと考えています。
学部長の吉田優治です。
1月31日(月)、おかげさまで本年度の講義は無事に終了しました。関係者の皆様に心から感謝申し上げます。現在、学部の教職員は、定期試験の採点、学生成績の提出締切日に追われながらも、来期の学部教育の準備、学生プロジェクトの指導、「公式サポーター企業」や「アライアンス企業」への訪問、そして研究活動などを休みなく続けています。
ところで毎月、学生時代のゼミ後輩K氏から、彼の経営する運輸会社の社内報が届きます。彼の会社は、現在100台以上のトラックを保有して湘南地区で7万戸の家庭にLPガスの安定供給を行っています。米国出張中に交通事故で亡くなられたお父様の跡を継ぎ、大学卒業後1年で急遽、従業員100名以上の会社社長に就任し、すでに20年以上にわたり会社を守ってきました。昨日、届いた社内報には、従業員たちのエッセイとともに、K氏の執筆した「何のための規則か・・・」と題するエッセイが掲載されていました。下の写真は同社のタンクローリーです。
K社長は、大学時代のゼミで学んだ経営管理論や経営組織論を手がかりに、協働において規則を守る意味を次のように主張しています。
「お金をいただくに値する労働(サービス)をお客様に提供しなければいけないし、なによりも競争相手(同業他社)に負けてしまえばお金はいただけないのだ。・・・
・・・共に働くことを協働と言う。この協働には大事なことがある。それは規則(ルール)だ。少ない人数でお互いの顔が見え、声が聞こえる距離で仕事をしているのならば、あらかじめ規則(ルール)を決めずとも、問題が発生したら都度相談して解決すればよい。いかし、大勢だったり、離れて仕事をしていたら、都度相談することは不可能だ。問題は解決されず、良い労働(サービス)は提供できない。
だから、お客様からお金をいただく労働(サービス)には、規則が必要なのだ。そしてその規則は誰もが知っているものでなくてはならないし、人によって規則の理解・解釈が違う、などということはありえないのだ。・・・規則だから守るのではない。目的達成のための規則だから守るのだ。」
汗を流し、アイディアを絞り出し、大勢の従業員たちとその家族たちの生活を守り抜いてきた経営者の後輩から、規則を守ることの意味を改めて考える機会をいただきました。ありがとう。
学部長の吉田優治です。
明日、29日(土)午後、学部保護者会を開催します。50名を超える保護者の方々がご参加の予定です。学部長、教務委員長、キャリア支援センター長から学部状況の説明をさせていただくとともに、ご希望の保護者にゼミナール担当教員との個別面談をさせていただきます。
「大学生にもなって・・」と言われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、保護者からの節目、節目のアドバイスは学生たちにとって、就職や学業継続に際しての有力な手掛かりになると思われます。どうぞこの機会に、サービス創造学部の学部教育、就職支援などについてご理解いただけたらと考えています。
小学校、中学校のPTA会長を3年間務めた経験があります。この間、校長先生たちに保護者の視点で様々なお願いや意見交換をしてきました。今回の保護者会では、学部長として参加者の皆様からのご意見も伺い、今後の学部教育に反映させていければと考えています。
かつてフロリダ大学とハーバード大学の卒業式を参観した経験があります。卒業生の家族や親せきが出席し、卒業生が卒業証書を受け取るたびに、大声で息子や娘の名前を叫び、式典後に会場外で卒業生を囲み肩を抱き合い、涙を流して祝福していた光景を思い出しました。海外でも大学で学び卒業することが、学生一人にとってだけでなく、家族にとっても大きな意味を持っていることを改めて感じさせられました。
事前に参加通知をお出しにならなかった保護者会の方でも大歓迎です。皆様のお越しをお待ちしています。
学部長の吉田優治です。
19日(水)の「ユニバーシテーアワー」は、サービス創造学部の企画担当日でした。ゲストスピーカーは、プロバスケットボールのbjリーグ「千葉ジェッツ」の取締役CFO、春木孝夫さん(26歳)。アメリカで生まれ高校卒業後に帰国。大学時代から起業や企業支援に取り組み、現在7社の取締役を兼務。いま一番力を入れているのは今年秋にリーグ参戦する「千葉ジェッツ」の立ち上げ。「ユニバーシティー・アワー」では、荒木重雄特命教授との対談を含めて、アメリカ時代からの自分を振り返り、今の自分を飾らずに話していただきました。春木さんから多くのことを学びました。今後のご活躍を大いに期待したいと思います。
同じ日の午前、私が担当する「エンターテイメント業界セミナー」では、アメリカの世界的情報エンターテイメント企業「FOX」の日本現地法人、「FOX INTERNATIONAL CHANNELS」でアカウント・マネジャーを務める十原啓志郎さん(27歳)をゲストスピーカーにお迎えしました。鹿児島の高校卒業後に渡米してアメリカの大学を卒業。アメリカのプロ野球2Aの球団職員を経て、2006年に千葉ロッテマリーンズに球団職員として入団。法人営業担当者として千葉商科大学も「CUCマッチDAY」、さらにサービス創造学部も「学部観戦DAY」、「企業訪問」などでお世話になりました。昨年夏に球団を退団され、FOXに移籍されました。
「FOX INTERNATIONAL CHANNNELS」は、「FOX life」、「FOX MOVIES」、「FOXベイビー」、「NATIONAL GEOGRAPHIC CHANNEL」、「FOXスカパー」などのデジタル衛星放送やケーブルTV局向け番組供給事業を行っています。十原さんから、米国の情報エンターテイメント企業のわが国での事業展開や業界の今後の方向性とともに、海外で学んだ経験、キャリアの創り方などを学ばせていただきました。
春木さんと十原さんに共通するのは、「前に向かって進む強い意志」と「誰にも受け入れられるお人柄」。お二人の熱い話を学生と一緒に伺いながら、私も「まだまだ。さあ、これからだ」と心新たにしました。熱い人の話は、聞く者たちに刺激を与えてくれます。
週末の今夜は、次回26日(水)「エンターテイメント業界セミナー」のゲストスピーカーであるフジテレビA部長からのお誘いにのり、A部長が応援している人気ロックバンド「山嵐」の横浜ライブを一緒に楽しんでこようと思います。
学部長の吉田優治です。
毎回新潟からのゲストスピーカーに講義いただいた★「にいがた学」、朱鷺(とき)メッセで開催した★「熱血フォーラムin新潟」、学生オフィシャルプロジェクトのひとつ★「地域活性化プロジェクトin新潟」、長生館など新潟企業と学生が議論させていただいた★「健康ビジネスうおぬま会議」、さらにユニバーシティーアワーでの★「泉田新潟県知事の講演」などを通じ、サービス創造学部は、新潟から多くを学んでいます。
新潟県とのかかわりは、これだけではありません。新潟県福祉保健部と連携して、メタボ対策のためのウォーキング促進活動にアドバイザーとしてお手伝いさせていただいています。県の健康・スポーツ関係会議へ出席したり、県職員研修会での講演などを通じて、サービス創造の視点から多くのアイディアを提案してきました。
メタボ対策の戦略的ターゲットを「わかっちゃいるけど、やせられない」という人たちに絞り、医学的・専門的指導より、楽しく歩くモチベーションを高める状況づくりを提案してきました。「歩こうNIIGATA大作戦」、「歩こうNIIGATA大作戦本部」、「歩いちゃうNIIGATA宣言」、「歩くと楽しいぞNIIGATA大賞」などのコンセプトやネーミング、HPやロゴマーク作成などが次々に実現しました。
http://www.aruko-daisakusen.com/
学部オフィシャルプロジェクトのひとつで私が担当する「音楽プロジェクト」は、この大作戦との連携可能性について議論しています。複数の公式サポーター企業を巻き込んだワクワクおもしろ企画案を提案できそうです。新潟県との協議もスタートしています。また一つ、新潟から学ぶ機会が増えそうです。
学部長の吉田優治です。
連休最終日の10日(月)、大阪国際大学で行われた「全国ビジネス系大学教育会議」の理事会に出席してきました。この会議は、1983年に全国経営学部長会議から発展して設立されました。会長は、以前千葉商科大学で経営学を担当され、現在、青森公立大学学長の佐々木恒男先生、私は常任理事をしています。
この会議では、ビジネス系大学の学長や学部長、学科長が中心になり、社会人基礎力、初年次教育、倫理教育、産学連携、基礎学力低下、中等教育へのビジネス教育導入などについて議論しています。今年8月の研究大会テーマは、「学士課程教育におけるビジネス系教育の質保証」です。2004年には、千葉商科大学でも「改めて問う、いま何をどう学ばせるのか」をテーマに研究大会を開催させていただきました。大学の枠を超えて、次代を担う学生たちに何をどのように教育すべきか・学習させるべきかを本気で話し合っています。
毎年、この会議にサービス創造学部からも複数の教職員が参加し、少しでも良質な学部教育を提供するための学習を続けています。写真は、昨年12月20日出版の全国ビジネス系大学教育会議編『社会人基礎力の育成とビジネス系大学教育』です。学生プロジェクトに参加している学生が読んでも学ぶことたくさんです。
学部長の吉田優治です。
1月5日(水)の朝日新聞(朝刊)全国版1面の特集「教育 あした④」に「熱血講座」についての記事が以下のように掲載されました。
「千葉商科大学が3年前から始めた『熱血講座』。卒業生らが講師となる。のり製品の製造販売会社を1975年に起業した大野誠治さんは経営不振でうつ病になったこと、そこからはい上がったこと、そしてこれからの夢を語る。 講義の最後に大野さんは苦しかったころに聞いたゆずの『栄光の架橋』を学生と歌う。『誰にも見せない泪があった』と歌い始めると大野さんは涙ぐみ、学生も涙を浮かべる。ひたむきに働く意味を体感するのだろうか。『様々な仕事を通じ、夢は実現できると伝えたい』と大野さん。 島田晴雄学長は、『経営者に触れ、仕事の具体的なイメージが持てる。その作業は仕事を選ぶ時に役立つ』と話す」(編集委員・安井孝之、朝日新聞より一部抜粋)
「熱血講座」は、後輩たちのために何か貢献できたらと願う同窓生たちがつくる「熱志会」のメンバーに、自分たちの仕事や経験を学生に熱く語りかけてほしいと島田学長が提案し実現しました。最初の2年間は私が科目コーディネーター。先輩たちによる講義の評判を聞きつけて他学部の学生からも受講希望の声があがり、2年目から全学共通科目に発展しました。昨年4月からは、本学卒業生の今井重男准教授に科目担当をお願いしています。写真は、新聞で紹介された「(株)まごころ一級屋」社長の大野誠治OBの講義風景です。
学生時代に学んだ大学の教壇から後輩学生たちに熱い思いを語りかける機会がある大学って素敵です。教壇に立つ同窓生の方々は、誰もがこれまでの人生や仕事を振り返り、本気で熱く語りかけてくれます。同窓生の話す内容があっち・こっちに飛んでも、学生たちは同窓生の気持ちを十分に理解します。学生たちは、同窓生の姿に何十年後の自分をだぶらせています。同窓生たちは講義後必ず「話したりない。また学生たちに話したいな」と漏らします。
私は、「熱血講義」がいつまでも続けばと願っています。
学部長の吉田優治です。
本日、本学部2年生のJOE(ジョー、小池君、長野出身)が渋谷O-EASTで開催されるK-POPのカバーダンスの祭典「Shibuya K-POP Fes 2011」(17:00~20:00)に出演します。JOEは、私が担当している「音楽プロモーションプロジェクト」のメンバーであるとともに、昨年の夏と冬のCUCキッズ大学では「親子ダンススクール」の講師として活躍してくれました。冬のスクールには応募者が殺到し、急遽、クラスを分けて実施したほどでした。最近では某アイドルグループにもアシスタントとしてダンスを教えているそうです。写真は、拙宅に遊びに来た時のJOE君(右)、左はエレクトリックバイオリンで昨年ビクターからメジャーデビューしたKATEI君です。
今日のFesでは、男性4人組BTICKのメンバーとしてSHINeeのカバーダンスに挑戦するとのこと。出演は19:40頃。オーディションに合格した24組の最後の大トリで踊ります。今夜はJOEが頑張っている姿を家族全員で応援の予定です。
K-POPは、少女時代、KARAなどが日本のエンターテイメント界で現在大活躍。どのユニットも韓国の30倍といわれる日本の音楽市場進出をめざして本腰を入れてきています。私の友人、Kimさんのご長女がメンバーのRAINBOWも、今年は日本市場へ本格的進出をめざしています。今から楽しみです。
我が国におけるCDの売り上げは激減していますが、昨年度のライブやコンサートの売り上げは全体として増えているそうです。日本の音楽エンターテイメントのシーンが大きく地殻変動してきているようです。こうした状況で、どのようなサービスが新たに創造されるか注目しています。
★(帰宅後に加筆)下の写真は、JOEがダンスしている舞台の様子です。左から2番目がJOEです。モヒカン刈りの厚い舞台化粧、キレのいい凄い踊りでした。全出演者の中で最高のダンサーでした。会場では、応援に駆け付けた学生たちにも会いました。