投稿者「吉田 優治」のアーカイブ

出場決定「社会人基礎力育成グランプリ2011」

学部長の吉田優治です。

経済産業省主催「社会人基礎力育成グランプリ2011」の関東地区予選大会(11月29日)に私が担当する「音楽プロモーションプロジェクト」が書類審査を通過し参戦することが決定。予選を通過し、全国大会でのグランプリ獲得をめざして連日準備作業に追われています。すでに学生も教員もグランプリ獲得本気モードです。下の写真は、昨年度の会場風景です。

社会人基礎力とは、「職場や地域社会で活躍するために必要な基礎的な力」。具体的には「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」。グランプリ大会は、授業やゼミで社会人基礎力をいかに育成・成長させることができたのかを担当教員と学生が発表するプレゼン大会。今年は全国100以上の大学が参加予定です。

「音楽プロモーションプロジェクト」は、毎週火曜日昼休みに学生プラザで開催の「ストリートミュージシャンの夢舞台」、昨年秋の700名熱狂の「日中合作学生上海コンサート」に続き、今年も「ストリートミュージシャン&オペラ歌手の夢舞台」、「丸ノ内Premium Live」を企画実施しています。

サービス創造学部では、「音楽プロモーションプロジェクト」、「千葉テレビプロジェクト」、「千葉ロッテマリーンズプロジェクト」、「新潟地域活性化プロジェクト」などに加え、新たに「パーティープロジェクト」、「旅行企画プロジェクト」、「ファッションフリーペーパープロジェクト」、「イルミネーションプロジェクト」なども次々に立ち上がり、「活動から学ぶ」学生プロジェクトが盛況です。学生たちは、活動を通じてアイディアを出す力、アイディアを形にする力、アイディアを協働して実現する力を習得します。凄い学部になってきました。

昨日、模擬講義で訪問した新潟商業高校1年1組の若竹のような生徒の皆さん。楽しく有意義な高校生活を送ってください。私は今日54回目の誕生日。まだまだ頑張りますよ。応援よろしく。

エンターテイメント業界セミナー

学部長の吉田優治です。

音楽、演劇、映画、ラジオ、テレビなどのエンターテイメントは、人に豊かさや元気を提供してくれるサービス創造です。私が担当する水曜日2時間目(10:40~12:10)の「エンターテイメント業界セミナー」は、この業界の現状や課題を理解し、業界の今後の方向性を探っていこうとする科目です。

これまで、劇団四季を発展させた浅利慶太代表の劇団経営、NYメトロポリタン歌劇場のピーターゲルブ総裁が進める芸術改革などについて検討してきましたが、先週からはゲストスピーカーをお迎えしてエンターテイメントについて語っていただいています。

トップバッターは、Luv&Soul、eyesの元リーダーで、今も音楽活動やラジオDJで頑張るKENTAさん。ミュージシャンから見たエンターテイメント業界を語ってもらいました。KENTAさんはeyesのメンバーとして、これまで何度も昼休みの「夢舞台(音楽プロジェクト企画)」に出演するとともに、新学部開設前の「クリスマスライブ」、「夕張応援Live」、そして今年8月の「丸ノ内PremiumLive」でも歌ってくれています。今回は、歌を始めるきっかけ、ユニットを組むきっかけ、プロになる動機、音楽事務所、メジャーレコード社とインディーズの違い、プロモーション方法、売り上げと利益、曲づくり、音楽プロジューサー、マネジャーとミュージシャン、著作権、音楽マネジメントの重要性など、15年以上歌い続けてきたミュージシャンでなければ語れない世界を率直に、そして真摯に語ってくれました。下の写真は、教室で講義中のKENTAさんです。

1月26日の最終回までに、東映、ぴあ、千葉テレビ、bayfm、フジテレビ、FOX、(財)日本オペラ振興会(藤原歌劇団)、千葉県文化振興財団などからのゲストスピーカーが次々に登壇予定です。この科目は、ウェルカムシートを10席設定している科目ですので、どなたでも1週間前に学部オフィス(047-373-9752)にお申込みいただければ無料参観できます。秋学期は、9っある業界セミナーのうち「観光業界セミナー」、「外食・小売り業界セミナー」も同時開講中です。

サービス創造学部のカリキュラムには、各種「業界セミナー」ばかりでなく、「企業セミナー」、「サービス創造入門(仕事刺激クラス)」、同窓生が熱く語る「熱血講座」、各界著名人が登場する「ユニバーシティーアワー」など学外のダイナミクスに触れる科目をたくさん配置しています。

祝日本一 千葉ロッテマリーンズ

学部長の吉田優治です。

学部の公式サポーター企業である「千葉ロッテマリーンズ」が、日本シリーズを制して日本一になりました。監督、コーチ、選手、球団職員の皆様おめでとうございました。

それにしても、もの凄い試合の連続でした。チームの一人一人が、あきらめずに、最後まで一生懸命に戦い抜く意志が、勝利への道であることを学びました。

私たちは、「千葉ロッテマリーンズ」が学部の「公式サポーター企業」であることを誇りに思います。いつの日か「サービス創造学部」も日本一、そして世界一の学部と認められるよう頑張り続けます。

【公開】学部長の1日

学部長の吉田優治です。

学生や知人から、「学部長は毎日大学で何をしているのか?」としばしば質問されます。情報公開の時代ですので、恥ずかしながら11月4日の一日を紹介させていただきます。

9:00から学部戦略委員会が開かれ、学部の今後の方向性について話し合いました。出席メンバー全員が戦略案を持ち寄り真剣勝負です。10:40授業開始のサービス創造学部では、しばしば朝の時間を利用してモーニング会議が開かれます。

11:00から学部オフィスで、鈴木課長や根古谷係長と、来週月曜日の学部運営委員会、再来週の教授会について協議。写真は学部担当の鈴木課長と「頑張るぞ」ポーズです。

13:00、新たに「公式サポーター企業」になっていただいた「ぴあ株式会社」の本社(千代田区三番町)を訪問し、今後の展開についてワクワクしながら話し合わせていただきました。新「公式サポーター企業」の「ミニストップ株式会社」、「千葉県文化振興財団」への訪問は現在日程調整中です。公式サポーター企業は43社になりました。

16:30から2年生ゼミ「研究2」を指導。ゼミの今年度のテーマは、「エンターテイメントにおけるサービス創造」です。ニューヨークのメトロポリタン歌劇場のピーター・ゲルブ総裁が行ったオペラ劇団の改革をビデオで視聴。後半は、テクストを読み進めながらサービスの定義や特徴を学生と一緒に考えました。

夜は、経済産業省主催事業「社会人基礎力グランプリ2011」に参戦する「音楽プロジェクト」の学生代表と関東地区大会(11月29日)でのプレゼンテーションについて協議。すでにグランプリ獲得モードです。その後、学部オフィスで井上教授や鈴木課長と学生のキャリア支援策についてディスカッション。最後は井上教授と、学部オフィシャルレストランと呼ぶ正門前の萬来軒で軽い食事をして家路につきました。

本日(金曜日)は、久しぶりの自宅研究日。日曜日は付属高校の創立60周年記念祝賀会への出席予定。この週末の残りの時間は、千葉ロッテマリーンズのゲームをTV応援しつつ、サービス創造についての論文や著作を読み込み研究者として充電します。

日本シリーズ優勝を!!

学部長の吉田優治です。

「公式サポーター企業」の千葉ロッテマリーンズが日本シリーズに進出し、1勝1敗で本拠地の千葉ロッテマリンスタジアムに戻ってきました。今日の第3戦は、アンダースローの渡辺俊投手が見事完投して7対1で勝利し、対戦成績を2勝1敗にしました。あと2勝で、2005年以来の日本シリーズ優勝です。

サービス創造学部では、「千葉ロッテマリーンズプロジェクト」に参加している学生たちに、学部で確保したチケットを活用し、スタジアムでの第3.4.5戦の観戦機会を提供しています。今日の第3戦を観戦する学生たちは、ワクワクする笑顔で大学を飛び出して行きました。学生たちはスポーツ・エンターテインメントの醍醐味を肌で感じ、同球団と連携してプロジェクト活動を活性化させることでしょう。

学部教育に大きく貢献していただいている「千葉ロッテマリーンズ」の日本シリーズ優勝を、多くの学生・教職員が願っています。私たちは、これからも「千葉ロッテマリーンズ」から多くのことを学びたいと考えています。

木曜日に予定されている第5戦は、公式サポーター企業の「千葉テレビ」が放映予定です。4・5戦に連勝し、「千葉テレビ」が日本シリーズ優勝を伝えてくれるなんて、サービス創造学部にとっては最高のシナリオなんですが。

日曜日は瑞穂祭・同窓会総会

学部長の吉田優治です。

台風14号の接近により、土曜日開催予定の「2年生保護者会」を延期させていただきました。遠方より来校される保護者の方々にご迷惑がかからないように金曜日午後には延期の連絡をさせていただきました。新たな開催日程については後日連絡させていただきます。

金曜日から日曜日まで開催の瑞穂祭も台風により土曜日は正午で打ち切り。明日は最終日です。学部オフィシャルプロジェクトのひとつ「地域活性化プロジェクトin新潟」は出店ブースで新潟長岡の岩塚製菓と共同企画の米菓を販売します。その他のプロジェクトは、6号館でプロジェクト活動の成果を展示しています。

また午後からは702号教室で「同窓会総会」・「学長講演会」、引き続き本館7階で「秋の音楽祭」(理事長・学長・学長補佐も歌います)、そして体育館ではお笑いステージ、そして千葉テレビの公開録画などが行われます。どなたでも入場大歓迎です。下の写真は、昨年度の「秋の音楽祭」の準備のためにカンツォーネを練習している島田学長です。もちろん今年度も熱唱予定です。

是非、日曜日は千葉商科大学の瑞穂祭にご来場ください。お待ちしています。

羽田から再び世界へ

学部長の吉田優治です。

今日、羽田空港の国際線ターミナルがオープンしました。国際線が成田空港に移ってから、32年ぶりの本格的な再国際化です。欧米線・アジア線を含めて世界17都市を結ぶ航空機が離発着し、年間700万人の利用客が見込まれているとのこと。

成田空港が出来るまで、羽田空港は世界に向けた日本の玄関口でした。子供のころ、父が海外出張の時は家族全員で羽田空港に見送りに行きました。空港には会社関係の人たちがたくさん見送りに来ていて、その中を出発搭乗口に向かう父の姿は、子供ながら格好よく見えました。中にはロビーの真ん中で万歳三唱をして送り出すグループもありました。その後、大勢の人たちが、デッキに移り航空機が見えなくなるまで手を振っていたものです。帰国の際にも、大勢の人たちが出迎えてくれました。これが日本が高度経済成長していた1960年代の羽田空港の一般的な光景でした。私が1974年に初めて海外に出たのも羽田空港からでした。下の写真は、70年代の羽田空港旧ターミナルです。

ニューヨークやシカゴなどの大空港と比べると、小さな国際線ターミナルです。首都圏の利用者や世界からの訪問客のニーズをどこまで満たせるのか不安です。成田空港と羽田空港を、今後どのように使い分けるのかも課題です。国の空港行政に利用客優先のサービス創造マインドを求めたいと思います。

毎日のように通勤で首都高速を利用していますが、羽田付近を走っていると離発着する何機もの航空機を目にします。それが、学部の「公式サポーター企業」のJAL機だとなんだかうれしくなります。それらの航空機が、ニューヨークやデトロイト、ロンドン、パリ、上海、シンガポール、ソウルへ飛んでいくのかと思うとワクワクします。国際線ターミナルのオープンは、先週の上海出張に間に合いませんでしたが、次回の海外出張にはぜひ利用したいと思います。海外が近くなったような気分です。

12年前のホスピタリティー

学部長の吉田優治です。

16日午後、上海から帰国しました。今朝5:40起床し、6:00からホテルのプールでひと泳ぎ、7:00から朝食、8:00にホテルをチェックアウト、9:45(日本時間10:45)に上海市内空港(虹橋)を出発、13:15羽田空港に到着(飛行時間2時間30分)、14:10横浜の自宅到着。上海ってこんなに近いんです。日帰りだって可能です。中国各地で反日デモがあったことを帰国してから知りました。国際関係の難しさを改めて考えさせられています。そういえば上海でもほとんど日本人観光客を見かけませんでした。

ところで、上海で今回宿泊したのは北欧系ホテル。一度、世界中どこでもいいから、この北欧系ホテルに泊まりたいと思っていました。1998年8月、シカゴで開催されたアメリカ経営学会に出席した際のこと、学会指定のシカゴ・コンベンションビューローを通じてホテル予約をしました。深夜にシカゴのオヘア空港に到着、12時過ぎに米国系大手ホテルのフロントでチェックイン。しかし、予約が見当たらないとのこと。予約番号を尋ねられましたが、あいにくメモを自宅に置き忘れてきてしまいました。当夜は満室で宿泊を受け入れてもらえません。フロントの担当者は、他のホテルではないかと言って、公衆電話から自分で電話してみろと冷たく突き放すだけ。下の写真は、シカゴの中心部の夜景です。

学会指定のホテルリストに北欧系ホテルがあったとのかすかな記憶を頼りに、重いスーツケースを押して、深夜のシカゴを10分歩いて北欧系ホテルへ。同ホテルでも私の予約は受けていないとのこと。しかも、満室。途方にくれました。しかし、フロントの若い女性担当者は、次々に心当たりのホテルに電話で私の予約を尋ねてくれ、幾つ目かのホテルで私の予約を確認。お礼もそこそこに、タクシーに乗って予約先のホテルに。深夜のホテルの入り口にフロントから2名の担当者が出ていて、私を迎えてくれました。「Mr.Yoshida, お疲れ様でした。お部屋を準備してお待ちしていました」。さっきのホテルの若い女性が事情を話してくれていたとのこと。深夜のシカゴで、ホテルで働くプロのホスピタリティーに触れました。

今回上海で宿泊したホテルは、12年前にホテルを探してくれた北欧系ホテルのひとつ。一人のホスピタリティーが12年間私の心に残っていました。そんなサービスを創造できる人や職場や会社を「サービス創造学部」はたくさん育てたいと願っています。

上海より

学部長の吉田優治です。

13日、中村秋生教授と国際交流センターのShi Min副センター長とともに上海にやって来ました。今回の目的は、国際交流提携学部である立信会計学院(大学)「経済貿易学部」との間で学生交流に続き学術交流をスタートさせること。

今日14日、午前に今後の国際交流について協議を行い、午後には中村教授とともに「サービス創造人材の育成」について報告しました。このテーマは、同学部からの求めに応じて設定しました。図書館1階にある報告会場では、私たちの報告に、斐学部長と同学部の教職員、そして昨年9月からスタートした中国初の服務コース(サービス・コース)の学生さんたち約100名が耳を傾けてくれました。下の写真は、報告会場の図書館です。

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新しい「サービス」という分野で、本格的に研究と教育をスタートさせた両学部が、これからも互いに学びあいながら成長していきたいと考えています。夜は、斐学部長主催の夕食会に招待され、有意義な時間を共有しました。

15日は、斐学部長から頂いたチケットを使って今月末日に閉幕する上海万博を見学する予定です。上海は、洗練された大都会です。いつ来ても活気にあふれています。今の中国の発展の息遣いを感じます。

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人と人の交流が国際交流の基本です。学生の皆さんも機会があれば海外に旅をして、多くの友人をつくってほしいと思います。人と人の交流が、新しい何かを生み出します。一歩、踏み出してください。サービス創造学部は、学生の皆さんの国際交流を全面的にバックアップします。

週末は、新聞記事掲載、藤原歌劇団コンサート、千葉ロッテマリーンズ連勝

学部長の吉田優治です。

9日(土)読売新聞(朝刊・30面)にサービス創造学部1年生たちが千葉国体閉会式にボランティアとして参加した記事が写真入りで掲載されました。見出しは「国体でおもてなし実体験:千葉商科大学サービス創造学部生、閉会式でボランティア」。さらに25日(月)は身障者のための千葉大会の閉会式に2年生200名がボランティアでお手伝いの予定です。どちらの参加者にも千葉県から参加証明書が発行されます。学部では学生活動レコードとして認定する予定です。「サービス創造学部は 2010年千葉国体・大会の公式ゆめサポーター学部です」

同じ9日(土)に公式サポーターの財団法人日本オペラ振興会(藤原歌劇団)が開催した日比谷公会堂80周年記念「藤原義江メモリアルコンサート」に行って、声楽を堪能してきました。春学期の「オペラ歌手の夢舞台」に出演していただいたブラジル出身の ロベルト・ディ・カンディドさんも出演していました。ところで同劇団の創立者・藤原義江氏が歌劇団として初めてオペラを公演したのが日比谷公会堂だったそうで、日本オペラの創生期に思いを馳せました。ファンの高齢化が目立ちました。5年後10年後を見据えて、若いファン層獲得が急務です。藤原歌劇団の求めに応じてサービス創造学部は、来月、荒木重雄特命教授(スポーツ・エンターテインメント担当)、美術担当の客員講師に同劇団幹部に集客や広報について話をさせていただくことになりました。下の写真はコンサートのチラシです。

今日10日(日)、公式サポーター企業の「千葉ロッテマリーンズ」が、クライマックスシリーズ・ファーストステージの西武戦に昨日に続き逆転勝利(連勝)し、12日(火)からのファイナルステージに進出し、福岡ソフトバンクと戦うことが決定しました。最後まであきらめずに戦うマリーンズ選手たちの姿をBSTVで見ながら大興奮。サービス創造学部も頑張るぞと気持ちを新たにしました。日本シリーズでマリーンズスタジアムに戻ってきたら、みんなで応援に行きたいですね。チケット確保できるかな。下の写真は、球場前にあるロッテマリーンズの球団事務所です。