投稿者「吉田 優治」のアーカイブ

担当する新入生14名の自己紹介を聞いて教員としてワクワク!


「サービス創造学部」教授の吉田優治です。

4月から1年生必修「研究入門」クラスを1年間担当(隔週開講)します。入学直後の初回クラスでは私と学部の紹介をさせていただきました。昨日の第二回クラスでは学生に「将来何をしたくて、そのために大学4年間で何を学ぼうとしているのか?」について話してもらいました。

受け持つ学生は山形、石巻、沖縄名護からの学生を含めて14名。学生の話を聞いて、彼らの期待に応えられる学びの機会と場を提供しなければならないと心新たにしました。キラキラ輝く学生に接して教員としてワクワクしました。教育の現場はいいですね。

担当する学生は14名。生徒会、運動部、文化部のリーダーが半数以上。チアリーダーキャプテン、剣道部主将、ソフトテニス主将、生徒会副会長、家庭部部長、野球部主将、ハンドボール部主将、軽音楽部副代表、サッカー部主将。その他にもクラブ活動での実績多数。学部プロジェクトへの参加意欲も旺盛。将来の方向性もかなり具体的です。しっかりした学生たちばかりです。このキラキラした新入生たちをさらにどう輝かせるかが教員の腕の見せ所です。よし!

こうした学生たちと一緒に、そして学部教育を応援してくださる「公式サポーター企業」58社と一緒に、世界一のサービス創造人材育成のための学部づくりに邁進します。

本日2時間目は、1年生必修「サービス創造入門」の講義をします。学生たちに「サービスとは」、「創造とは」、どんな「サービス創造」をしたいのかを問い続けたいと思います。

☆写真は昨年3月に訪れたNYマンハッタンのEATLLYで見つけたキラキラチョコレート。

 

公式サポーター企業「Quals」本店、直江津「ラ・ペントラッチャ」訪問! 100年続くレストラン!


「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。

昨日28 日、公式サポーター企業「Quals」の直江津にある本店「ラ・ペントラッチャ」を訪問しました。昨年、旧本店近くにイタリアのコロセアムをイメージしてつくられた同店は、高波社長が思い描いく100年続くレストランの本拠地です。同社は直江津本店の他に新潟市中央区、銀座、南青山3丁目、南青山6丁目、川崎チネチッタにイタリアンのTrattoriaを6店舗を展開しています。

「ラ・ペントラッチャ」を訪問して高波社長にお祝いをお伝えしたいと思ってきましたが、学部長退任前の最終週にこれまでのご支援に感謝しつつようやく訪問することができました。高波社長には受講者900名のユニバーシティーアワーでお話いただいたり、インターシップ受け入れに協力いただいたり、フードサービスにおけるサービス創造を教えていただいたり、公式サポーター企業との会食会でお世話になったりなど学部運営にこれまで多様なご指導をいただいてきました。

100年続くレストラン。これからも高波社長と同社の皆さんからフードサービスについてたくさん学ばせていただきたいと願っています。100年続くサービス創造学部をめざします。

http://www.quals.jp/la_pentolaccia/

【写真】QUALS の高波社長と。

【写真】近くの能生港の甘エビ

 

公式サポーター企業「MOONEYES」でグッズ開発を学ぶ!


「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。

本日29日、学部長、西尾教授、滝澤准教授、中村専任講師が公式サポーター企業「MOONEYES」本社(横浜本牧)を訪問して、MOONEYESのグッズ開発について菅沼繁博社長(SHIGEさん)から学ばせていただきました。大学学部グッズ開発を通じて学生にサービス創造を学ばせようと考えていましたが、キーホルダーにせよ、T シャツにせよ、コーヒーカップにせよ、かっこいいものをつくればいいというものではなく、大学や学部の理念や思いをしっかり構築してそれを形にすることが重要であることを学びました。

MOONEYESの本業は自動車部品の販売です。菅沼社長はLAと横浜本牧にあるMOONEYESを日米を行き来して経営しています。1970年代に大学を卒業してカリフォルニアに留学した時に出会ったHOT ROD CARの魅力にとりつかれ、LAのMOONブランドを買い取ってそれ以降日米でMOONEYESブランドで会社経営しています。いまも自動車部品を販売するとともに、関連する多種多様なグッズを本社1・2階の店舗、そして通信販売しています。http://www.mooneyes.co.jp

【写真】本社3階の社長室で菅沼社長です。

改めて今回、本業の事業を続ける哲学やマインド、方向性をしっかり構築し、それらをグッズに織り込む努力をすることが何より重要であるとを学びました。デザインや色、形も重要だけれども、それ以上に経営者の想いや熱さが大切なんだと再認識しました。安易に大学・学部グッズを企画販売するべきでないと思いました。

またロゴやネーミング、ブランドイメージを都合よく変更すべきでないこと。何が本業ビジネスの中核的コアなのかをしっかり理解することが何より重要。一時の流行に流されないこと、自分が好きなことをやり続けること。自分が好きなものを作って販売すること。MOONEYESの菅沼社長、SHIGEさんから学びました。

12月にパシフィコ横浜で開催される「HOD ROD SHOW」には毎年1日で3500円の入場料を払って5万人弱が集まります。入場者はみんな幸せそうです。その業界の頂点にいるSHIGEさん、やっぱり凄いです。自分の世界観を持ってます。必ず学生教育に活かします。ありがとうございました。

お話を伺った後は、本社1階「MOONCAFE」でランチしました。タコス、チリカップ、ルートビア、いいね!

サービス創造学部「同窓会」を創ろう!


「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。(写真は「The Uiversity HUB」5階のUiversity Theaterです。ここで学部同窓会の設立会議をして、地下のCo Works Lab.でパーティだな。)

サービス創造学部を設立する前年(2008年)、羽田空港で明治大学経営学部長の小笠原英司教授に偶然お会いした。大学院時代からご指導頂いてきた先生です。「吉田くん、来年4月から学部長になるなら、週末に休むなんて考えない方がいい。北海道から沖縄まで、そして海外の同窓会の会合にほぼ毎週出席しなければならない。体力勝負だよ」とアドバイスを頂いた。明治大学の学部長はそこまでして大学や学部の発展に尽くすんだ、「こりゃあ負けてられないな」と覚悟した。

それから、北海道(札幌、函館、稚内、旭川、根室、小樽)、秋田、青森、山形、石巻、新潟、千葉、神奈川、東京、埼玉、群馬、茨城、長野、愛知、鳥取、沖縄の同窓会を訪問させていただきサービス創造学部を紹介させていただきました。同窓会の方々からは「頑張れ、応援しているから」の言葉をかけ続けていただきました。全国にこれほど母校を愛する方々がいることに思いを馳せ、学部長在任8年間を学部学生、卒業生、教職員と一緒に走り続けて来ました。同窓会に学部同窓会を立ち上げ、学部卒業生を結集するプラットフォームをつくりたい。それが発展すれば卒業生、学生、公式サポーター企業関係者、教職員が集まる「サービス創造CLUB」を創れるかもしれない。全学同窓会の活性化にも貢献出来るでしょう。

既に学部卒業生も千名を超えました。サービス創造学部「同窓会」を創りたい!

 

 

「The University DINING」フードアドバイザー、杉田シェフごちそうさまでした。


「サービス創造学部」学部長、HUB & DINING Bureauディレクターの吉田優治です。

「The University DINING」のフードアドバイザーをお願いしている杉田シェフに年度末の挨拶に伺いました。杉田シェフは横浜関内駅近くの吉田町で15年前から「CHIKI CHIKI TAN TAN」を経営されています。

昨年の9月下旬からメニュー提案、調理提案などについてのアドバイスをしていただきました。DINING スタッフと協力し合い、おかげさまで「おいしい」の言葉をたくさんいただくようになりました。6ヶ月間の売り上げも前年比500万円弱UPしました。

実は杉田シェフのレストランは、横浜でのお吉田ファミリーオフィシャルレストランなんです。杉田シェフ、これからもよろしくお願いします。今夜も、DININGのメニュー開発、キッチンスタッフの動機付けなどについてたくさん話をしました。

真鯛のカルパッチョ

牛スジ肉の赤ワイン煮込み

季節の野菜10種スープ

シーザーズサラダ

リゾット

西根英一氏が特命教授就任。ヘルスケアサービス領域を強化!


「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。

ヘルスケアサービス領域の研究教育を強化するために西根英一氏を2017年4月1日付でサービス創造学部特命講師に就任いただきます。現在、西根氏は株式会社ヘルスケア・ビジネスナレッジ代表取締役社長、株式会社デザインサプリ代表取締役会長、マッキャンワールドグループ顧問。そのほかにも産業総合研究所「ヘルスケア・サービス効果計測コンソーシアム」役員を務めています。

「将来に向けて最も伸長が期待されるヘルスケア。夢あふれる事業です。その夢の実現には、問題を分析する精緻なロジカル思考と、課題を解決する柔軟なクリエイティブ思考が求められます。ヘルスケアを学ぶ空間と時間が、ここにあります」(西根英一特命教授)

サービス創造学部の特命教授は、塚本勲氏(加賀電子株式会社代表取締役会長)、佐瀬守男氏(株式会社ホットランド代表取締役)、木本敬巳氏(ぴあ株式会社取締役)、荒木重雄氏(株式会社スポーツマーケティングラボラトリー代表取締役)、中村貞裕氏(Transit General Office INC.代表取締役社長)、大沢伸一氏(音楽家、DJ、プロデューサー、選曲家、エイベックス所属)、西根英一氏(株式会社ヘルスケア・ビジネスナレッジ代表取締役社長、株式会社デザインサプリ代表取締役社長、マッキャンワールドグループ顧問)の7名です。

学部の研究教育、そして学部運営を力強く支えてくれる特命教授です。

 

教員対象「メディア・トレーニング」:インタビューを受ける基本を学ぶ!


「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。

本日、学部FD研修が行われました。講師は帝京大学経済学部の片上千恵専任講師。スポーツ選手などへのメディアトレーニング実績も豊富なNHK松山放送局元キャスターです。テーマは「メディア対応の基礎」。

今回の研修は、カメラを向けられインタビューを受けるにあたっての入門編。教員3名に対する模擬インタビュー、動画チェックも行われました。事前にインタビューで予想される質問を想定し、あらかじめキーワードを見つけて具体的に話をする。

想像以上に難しいメディアトレーニングでした。学生にもこんな実習プログラムを受講させたいと思いました。

学部長を退任します。8年間のご支援に感謝申し上げます。次はどんな面白いことをしようかな?


「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。

本日の学位授与式(卒業式)で2016年度の学部教育活動もほぼ終了しましたので学部長職についての報告をさせていただきます。

学部長任期に関する学内規定に基づき3月31日付でサービス創造学部の学部長を退任します。2年間にわたる学部設計を含む開設準備期間、そして2009年4月の学部開設以降8年間にわたる学部長在任期間中は、多くの方々に力強くご支援・ご指導をいただき心から感謝申し上げます。まずはこれまで学部情報をみずから1900件ほど発信し続けてきたこの学部オフィシャルブログで退任の挨拶をさせていただきます。

心地よさ、快適さ、利便性、安心安全、楽しさなどの価値や感情を創造できる人材の育成に取り組んできました。「他者と異なることを学び、異なる発想をして、意見の異なる人々と協働することのできる人材」の育成をめざしてきました。レッドオーシャンで競争する学部でなく、ブルーオーシャンで差別化した学部づくりに挑戦してきたつもりです。日本や世界のモデルになる学部を創りたいと考えてきました。こんなことを365日24時間、寝ても覚めても考え続けてきました。サービス創造学部が学部教育におけるサービス創造で世界一になればいいと本気で考えてきたし、今もそう考えています。

「サービス創造(Service Innovation)」という新しい領域の学部ながら、「学問から学ぶ」「企業から学ぶ」「活動から学ぶ」という独自の教育方法を確立するとともに、順調な学生募集、毎年99%を超える就職内定率、公式サポーター企業との連携などを実現することができました。また経済産業省からはサービス経営人材育成のモデル学部として評価され、この2年間は「On-Campus Real Business Learning」が「産学連携サービス経営人材育成事業」に採用されました。

また学部長在任中に「The University DINING」「The University HUB」の設計運営に携われたこと、この施設をプラットフォームに学びの場づくりの可能性を模索できたことも貴重な経験になりました。DINING が最新版学生食堂ランキング1位になったことは嬉しい限りです。

多くの学生、卒業生、保護者の皆様、50社を超える「公式サポーター企業」、そして同じ思いを持った学部教職員に恵まれ思い切り学部長として仕事をさせていただきました。サービス創造学部を舞台に出会った多くの方々から一番学ばせていただいたのは学生ではなく私かもしれません。後任の学部長は商経学部時代の吉田ゼミ1期生の今井重男教授です。どうぞ宜しくご協力ください。

この10年間はアドミニストレイティブ・ プロフェッサーとして頑張ってきたので、今後はサービス創造学部教授として地道に研究教育に取り組みたいと考えています。とりわけサービス創造のグランドセオリーの構築に向けて努力するつもりです。そして世界一のサービス創造人材育成のための学部づくりに引き続き貢献したいと思います。まだまだサービス創造の余地はたくさんあること承知しています。

今日の卒業式の後に「サービス創造学部に入学してよかった」と言われました。次はどんな面白いことをしようかな。わくわくしています。

「大沢伸一特命教授塾」最終回。大学の存在意義、役割、社会情勢についての理解をしないままに何をしても意味あるものにならないとの結論に辿り着きました。2017年度も開講します。大学で提供できない問題意識やセンス、情熱を特命教授塾で提供し続けられたらいいね。


「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。

数年前に深夜の代々木ビレッジ、ミュージックバーで大沢伸一氏(エイベックス、写真左から3人目)にお会いして学部教育への協力をお願いしました。学部の特命教授になっていただき2年目です。

昨日、丸ノ内サテライトにて「大沢伸一特命教授塾」最終回。テーマは「非常識なイベントを企画する」。どのような企画であっても、大学の社会的役割、大学の存在意義、人間の学びと成長、混沌とした社会情勢などについての深い理解なしには意味あるイベントはできないとの結論にたどり着く。大沢伸一特命教授、畠山マネジャー、学生の皆さん毎回参加ありがとうございました。

大学で提供できないセンスや情熱をどのように伝えればいいのか、今後も大沢特命教授と検討を続け、特命教授塾を続けたいと思います。サービス創造学部には他に5名のその道を極めた特命教授がいます。今後、すべての特命教授の塾を開催できたらいいな考えています。多くの方々や企業にご指導いただき感謝しています。サービス創造学部(Faculty of Service Innovation)をサービス創造人材育成の世界一の学部にします。

ライブの現場で見る大沢伸一特命教授は輝いてます。かっこいいんだから!

「Are You a Student ?」 University Job とStudent Managersの導入検討したい!


「サービス創造学部」学部長、HUB& DINING Bureauプロデューサーの吉田優治です。

経済産業省「産学連携サービス経営人材育成事業」に採用された「On-Campus Real Business Learning」の実現に向けて3月2日〜9日までLAとFloridaを訪問して各大学を視察してきました。

各大学のキャンパスで仕事をしている学生に「Are you a Student ?」と何度も繰り返し質問しました。Cal Poly大学のゲートガードを担当していた学生までもが「YES !」と返事をしてくれました。

Cal Poly大学Pomona、University of California  Los Angels(UCLA)、University of Florida(UF)のキャンパスで教職員に混じり多くの学生や大学院生が仕事をしている姿が印象的でした。このことは昨年2月にサンフランシスコ地域のStanford大学、University of Califrnia Davisなどを視察したメンバーからも千葉商科大学で導入を検討する価値があると提案されていたものです。

図書館、Student Union、University Book Store、体育施設などで学部学生に提供される「University Job (UJ)」、 さらにUJ学生のマネジメントや各種企画を行う「Student managers」は、私たちが考える「On Campus Real Business Learning」を実現するにあたり手がかりとなる制度です。

人件費抑制のために正職員の補助職として有給の「University Job」や「Student Managers」が採用されているのでしょうが、結果として大学キャンパスにいながらにしてサービスやマネジメント、プロデュースの仕事を体験・学習できるという制度です。

米国の大学の場合、必ずしも学部がこれらの制度に関わっていないケースが多いようですが、サービス創造学部はHUB & DINING をプラットフォームにして多様なReal Business Learningのチャンスを学生に提供できると確信しています。学外でアルバイトをすることもいいけれど、大学キャンパス内にも学生ができる仕事がたくさん。学生を信頼して任せてみたいな。

教室での「学問から学ぶ」という伝統的な大学教育から、サービス創造学部は「企業から学ぶ」「活動から学ぶ」という3つの学びの機会を提供して、新しい教育モデルを模索している学部です。「University Job」や「Student Managers」を検討したいと思います。

よし!

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昨年2月に視察したUC Davisのフードサービスディレクター(右から3番目)は同大学の卒業生。学生時代にUniversity Job、Student Managerを経験してこの仕事に就いたとのこと。左は同校のStudent Manager。その右二人はUniversity JobやStudent manager  のマネジメントを担当するアシスタントディレクター。二人ともUC Davisの卒業生です。

UF の「GATOR NIGHT」の企画運営はMBA大学院生たち(GA: GraduateStudent Assistant )が担当しています。Student Governmentが行うイベントも含めると年間イベントは4千件以上とのこと。

UF のStudent Governmentの各年度のトップです。学生サービスのかなりの部分を担っています。

もちろんUFのRitz Union Hotelの受付は学生です。24時間体制です。

UFのリーダーシップセンターのインストラクターは大学院生。

UCLAのバスケットボールの試合会場でも多くの学生たちがUniversity Jobをしてました。

UCLAのStoreでは試合前の混雑時には100名以上の学生がUniversity Job。商品開発の企画にも参画しているとのこと。

Cal Poly 大学 のStudent Governmentのオフィス。年間予算2億円でStudent Centerの運営をしています。Union Adominstration Staffを50名以上雇用しているとのこと。

学生が個人オフィスを持っています。

Cal Poly 大学のStudent Center あるGame Roomでは学生が受付。

Cal Poly 大学のCollege of Hospitarityが運営するレストラン。学生たちが調理もします。レストランの運営もしています。