日記」カテゴリーアーカイブ

静岡にて


こんにちは。
サービス創造学部の坂井です。

夏のオープンキャンパスに続いて、入試やら新学期の準備やら原稿の締切りやらで慌しく過ごしているうちに、すっかり秋が深まってまいりました。

さて、この週末は学会に参加するために、静岡に行って参りました。日本マネジメント学会(旧・日本経営教育学会)という経営学系の学会であるため、普段はあまり参加することはないのですが、会計学の先生がご報告なさるということで、コメンテーターをお引き受けするすることになりました。

静岡もなかなか来る機会のない土地でした。新幹線で通過することは何度もありましたが、静岡で下車したのは今回がはじめてでした。本学部には静岡出身の学生も多く、こんなに明るく穏やかな良いところで生まれ育ったのかと、何人かのゼミ生たちを思い起こしました。

またこの学会はサービス創造学部とも縁があり、行く先々で「吉田優治先生(前学部長)はお元気ですか?」と声をかけて頂きました。もうお一方、この学会でご活躍された本学部の先生がいらっしゃいます。中村秋生先生です。ある先生から、「中村秋生先生は?」と声をかけられたので、「実は ...」とお答えすると、「経営教育に誰よりも情熱を持っておられたのに」と、大変残念がられていました。
教育と研究を融合させるというのは、簡単なことではありません。そうした難問に情熱を捧げられた中村秋生先生に思いを馳せながら、帰路についています。

明日からまた授業です。少しでも実り多い授業となるよう頑張らなければと、思いを新たにしています。

ついに9月に入りました


サービス創造学部の坂井です。

昨日から9月となりました。
この夏は列島を台風と豪雨、猛暑が襲いました。
被災地の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

大学の夏休みは8月6日に始まり、早3週間が経過しました。
学部の授業は9月24日スタートですが、明後日から校務が再開し、AO9月期の入試もあります。
高校3年生の皆さんは、入試に向けて奮闘中だと思いますが、悔いの残らないように最後まで頑張って下さい。その努力はきっと報われるはずです。

厳しい残暑が続いていますので、皆様どうぞご自愛下さい。

中村秋生先生の論文を読んで


サービス創造学部の坂井です。

2月のブログでも今井学部長よりお知らせ致しましたが、本年2月22日未明、本学部教授の中村秋生(なかむら しゅうせい)先生が、その63年の生涯を全うされ、天に召されました。
秋生先生は、約19年間(株)レナウンに勤務された後に大学教員となられ、経営教育や経営倫理教育に関する学術研究と経営学教育にその半生を捧げられました。高い学識、明晰な頭脳、ユーモアのセンス、卓越したリーダーシップ、豊富なご経験、厳しさと優しさをあわせ持ち、本学部設立当初より私たちを導いて下さり、学部運営にとってかけがえのない存在でした。
若手にも「飲みに行こうよ!」と気さくに声をかけて下さり、日本酒を片手に楽しく語らうことがお好きでした。心から敬愛する先輩でした。

「秋生先生の論文をもう一度読みたい!」
そう思い立ち、3、4年のゼミ生たちと「組織における道徳的罠」(日本経営教育学会編『経営教育研究』第10巻、139-153頁、2007年)を一緒に読みました。「組織における悪行(反道徳的行為)はなぜ起きてしまうのか?」組織行動論的アプローチにより、道徳的罠(わな)という分析枠組みを導き出したご研究で、私とは研究分野が異なるものの、はじめて読んだ時から大きな影響を受けてきました。
さらに学生たちとは、最近起きたN大学アメフト部のケースを使い、反則を犯した選手、元監督やコーチそれぞれの立場に立って道徳的罠について議論しました。学生たちからも活発に意見が述べられ、実りある議論ができたと思います。

この論文で何よりも印象的なのは、秋生先生のご研究の前提です。それは「組織で悪行を犯した人は悪人ではなく、普通の善良な人びとである」とするものです。何か不祥事や犯罪を目にした時、私たちは、その当事者を生まれつきの悪人だとか、普通の人(つまり自分たち)とはどこか違う
人だと決めつけてしまいがちです。その方が、自分自身が気楽でいられるからかも知れません。
「しかしそうではない。自分が同じ立場におかれた時、同じ事をしないと言えるだろうか?まずはその人の立場に立って、冷静に考えてみよう。そして、どうしたら不幸な出来事を起こさずに済むか、一緒に考えていこう。」
優しいまなざしで、そう語りかけてくる秋生先生の姿がよみがえってきます。

「もっと秋生先生と話したかった。」

桜の季節に想う


世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし ― 在原業平

千葉商科大学サービス創造学部で情報科目を担当している,神保雅人です。

新入生の皆さんも,既に授業が2週目に入っているので,大学には徐々に慣れてきたことでしょう。入学式の後に咲いた桜ももう殆ど散りましたね。

さて,冒頭の和歌ですが,高等学校の古文の教科書では『反実仮想』の実例としてよく取り上げられるものです。この季節になると毎年,綺麗な桜が咲き誇り,その花を愛でることが出来るけれども,その散りゆく様の儚さに心乱れるという想いを歌い上げています。(「いっそ桜が無かったらのどかな心持ちでいられるのに」というのは,レトリックというもので,好きだからこのような想いを抱くという気持ちをひねって表現しています)

この桜の散り方を『潔い』と言って,武士道と絡める考え方がありますが,それは,江戸時代に世の中が安定して武士が官僚化した為に変質した武士道です。戦乱の世の中では『とにかくしぶとく生き残って再起を期す』という考え方が一般的です。(例えば,中国の故事成語には『臥薪嘗胆』という言葉があります)

桜は散っても,また春が来れば咲き誇ります。これは,新入生だけでなく上級生の諸君にも言いたいことですが,何かを実現する為の強い意志と粘り強さとを身に付けてください。それには,学生プロジェクトやゼミナールでの経験がきっと役に立つと思います。

SIGGRAPH Asia 2009 (シーグラフ アジア)


サービス創造学部の鎌田です

タイトルの「SIGGRAPH(シーグラフ)」は、コンピュータグラフィックスに関する学術研究・アート作品・講演会等が見られる国際会議・展示会で、毎年アメリカで開催されています。そのアジア版である「SIGGRAPH Asia 2009」が、12月16日~19日の4日間、パシフィコ横浜にて開催されました。

「4日間通ってすべて見るぞ!」という気持ちでいたのですが、仕事の都合でそうもいかず、最終日の午前中に展示会だけ覗いてきました。

展示会はおそらくオマケ的な存在なのですが、それでも、CGソフトの新機能の紹介、モーションキャプチャ(人の動きをコンピュータに取り込む装置)、3Dテレビ(映像が立体的に見られる表示装置)と撮影装置、人型ロボット、大学・専門学校の学生による作品紹介など、盛りだくさんの内容で楽しめました。

CGの技術は日進月歩で、いくら勉強しても追いつかないような状況ですが、いつかはこの場で発表する側になれるよう、学生のみなさんと一緒に頑張りたいと思います。

秋もモーニングクラス実施中!


サービス創造オフィス高久です。

 

本日のアロハカフェの様子です。

秋になり新たなメンバーとなりました。水曜日は「スーツの日」のため格好はビシッとしていますが、アロハカフェはとても和やかな雰囲気。コーヒー片手にノリノリな音楽の中、ドーナッツやバウムクーヘンをモグモグ...。撮影でお邪魔したときは布団の話をしていました~(もちろん英語で)

秋はさらにモーニングクラスが増える予定です!様子を報告しますのでお楽しみに。

ファッションショーに行ってきました


産業企業リエゾン担当の井上義次です。

先日、「全国ファッションデザインコンテスト」にサービス創造学部の学生さんと行き、ファッションショーを堪能してきました。財団法人ドレスメーカー服飾教育振興会と学校法人杉野学園が主催し、文部科学省や東京都の後援でおこなわれ、プロのファッション・デザイナーを目指す方々の登竜門ともなっているコンテストです。今年で47回を迎え、国内のみならず、広く海外からも応募があり、その応募数は年々増え続けているとのことです。

コンテストの会場は目黒雅叙園。
JR目黒駅から公式サポーター企業のホリプロの前を通り会場へ。
目黒雅叙園は久しぶりに訪れたのですが、いつ見てもそのすばらしさ、壁面の螺鈿細工や豪華絢爛な廊下などには目を奪われます。

 

ファッション関係者を中心に、プレス、学校関係者、作品を応募した方々などで、広い会場は埋め尽くされていました。

   

多くの応募作品の中から、デザイナーの森英恵さんや、ジュエリーデザイナーの石川暢子さん等、ファッション界の著名人の審査による入賞作品が、次々とモデルさんによって紹介されました。
金屏風の前でハイ!

撮影:渡邉慶子さん

高大連携講座「楽問のススメ」スタート!



サービス創造オフィスの根古谷です。
  

千葉商科大学は、高大連携教育として、春学期に各学部の講座
を開講します。
 
第1回目は6月6日(土)に、サービス創造学部教授の神保雅人
先生による、「顧客のニーズに合わせた情報提供-プログラミン
グ入門」
のテーマで実施しました。

当日は、雨模様にもかかわらず、都立篠崎高校、葛飾商業高校から
14名の生徒さん
が参加。実際にコンピュータを操作しながらWeb
プログラミング
の入門編を学びました。

講義では、JavaScript というスクリプト言語を用いて簡単なプロ
グラムを作成
するなど、大学の授業を一足早く体験できました。 

この高大連携講座は7月11日(土)まで毎週土曜日に開講しています。
次のサービス創造学部担当は、6月27日(土)坂井 恵准教授による、

「会計の仕事-会社と社会を結ぶサービス」です。 

 

連続でも1回からでも参加できますので、興味のある高校生の方は、
ぜひお問い合わせ
下さい。みなさんの参加をお待ちしています。

   

 
 
 
 
 
 

 

 

 

 
 
 
 

 

仲間入りしました。


こんにちは。

新たに新学部設置準備室に仲間入りしましたとつかです。

新入生のみなさんの入学を目前に、着々と準備を進めるタフなスタッフたち(写真左・中央)についていけるようがんばります。

キャンパスの桜たちもちらほら咲き始め、みなさんの入学を待っています。

沖縄その3 沖縄支部定例総会


3月6日の夜は、本学同窓会沖縄支部の定例総会に参加しました。

沖縄にも多くの本学卒業生がいらっしゃいまして、沖縄の文化・経済を支えていると言っても過言ではないほどの活躍をされています。
そんな方々にとても大きく温かい歓迎を受け、また最初から最後までお世話になりっぱなしで大変恐縮でした。

旭日章を受章された新垣会長に花束贈呈

旭日章を受章された新垣会長に花束贈呈

上の写真は沖縄支部会長の新垣誠福様です。
平成20年秋の旭日双光章を受章されたということで、僭越ながら私が花束の贈呈役を仰せつかいました。
受章、誠におめでとうございます。

定例会の様子その1

定例会の様子その1

定例会の様子その2

定例会の様子その2

私は今回、同窓会支部の定例総会に初めて参加させて頂いたのですが、とても良い経験になりました。

他の教員、特に若手にも、機会があればぜひ行ってもらいたいです。

定例会の様子その3

定例会の様子その3

沖縄支部のみなさま、ありがとうございました。

沖縄支部のみなさま、ありがとうございました。

沖縄支部のみなさま、どうもありがとうございました。