未分類」カテゴリーアーカイブ

サービス創造学部の学生プロジェクト

学部長の吉田優治です。

サービス創造学部は、サービス創造を「学問から学び」、「企業から学び」、「活動から学ぶ」機会を提供しています。学問知、実践知、行動知を学ぶことを通じてサービス創造のマインドと発想を習得します。伝統的講義中心の大学教育を超える新たな試みです。教員個人の試みとしてではなく、学部が組織的に取り組んでいることが特徴です。

写真は、2009年9月に企画実施したJTB共催「学生的上海ツアー」です。このツアーでは、上海立信会計学院大学の学生たちと企画して700名参加の日中交流LIVEを実現しました。中国の大学に日本の旅行代理店のツアーが入るのは初めてのことだったんです。これが学部のプロジェクト第一弾。当時1年生(現4年生)たちはよく頑張りました。

 

現在活動中の学生プロジェクトは以下の通りです。

【オフィシャルプロジェクト】

★千葉ロッテプロジェクト

★パーティープロジェクト

★旅行プロジェクト

★学部キャラクタープロジェクト

★千葉ジェッツプロジェクト

★エンターテイメントプロジェクト

 

【その他のプロジェクト】

★学部野球チーム「Service Innovators」発足

★ウェディングファッションショー :学生による「Our Wedding」の企画運営

★ダンスプロジェクト :学生による「復興支援ダンスナイト2012」の企画運営

★CUCウェデイングプロジェクト :新スタイル「University Wedding」の企画運営

★情報発信フリーペーパープロジェクト :学内情報を学内外へ発信

この他にも、「プロジェクト実践B」の授業では、商品開発プロジェクト立ち上げの準備が進行中。サービス創造学部は、学生たちに繰り返し、繰り返し何度でも活動チャンスを提供し続けます。学生には、こうしたチャンスを掴むこと、さらには自分でチャンスを創ることが求められています。

私は、「人は学ぶことを通じて成長する」、そして「人は活動しただけ成長する」と確信しています。

サービス創造学部のインターンシップ

学部長の吉田優治です。

沖縄の公式サポーター企業「カヌチャベイリゾート㈱」でインターンシップをさせていただいている3年生のWさんから便りがありました。彼女は、リゾートのベルサービス部門で仕事をさせていただいています。総支配人や部門マネジャー、そして同僚の方々から温かく迎えられ、有意義なインターンシップを体験しているとのこと。サービスを受ける側からでは見えない、サービス提供の実際を学んでいることでしょう。Wさんの成長を大いに期待しています。写真は、沖縄名護のカヌチャベイリゾートです。

現在、3年生43名が、北海道から沖縄まで次の「公式サポーター企業」でインターンシップを体験させていただいています。期間は1週間から1か月まで。仕事の種類も多様です。

★医療法人亀田メディカルセンター【鴨川】、★㈱ASPE(千葉ジェッツ)、★㈱カヌチャベイリゾート、★㈱ジェイティービー(JTB)、★㈱ニトリホールディングス、★㈱ホットランド、★㈱ユミカツラインターナショナル、★㈱千葉ロッテマリーンズ、★㈱第一寶亭留【北海道定山渓】、★㈱萬珍楼、★千葉県文化振興財団、★アビリティーケアネット㈱、★スターツコーポレーション㈱、★タリーズコーヒージャパン㈱、★ミニストップ㈱、★リゾートトラスト㈱【山中湖】、★加森観光㈱【北海道ルスツ】、★三光ソフランH.D.㈱、★資生堂アメニティーグッズ㈱

いずれの企業も、これまで各企業のゲストスピーカーを通じて学んできた企業ばかり。学生たちは現場に出て仕事の厳しさ、働くことの意味、サービスの重要性を学んでいます。参加者は希望してインターンシップに参加した学生ばかり。きっと何かを掴んで大学に戻ってくると信じています。

学生をご指導いただいている企業の皆様、ありがとうございます。学生をなにとぞよろしくお願いいたします。

 

【祝】公式サポーター企業ALSOK 「伊調馨選手」金メダル・「中矢力選手」銀メダル

学部長の吉田優治です。

公式サポーター企業の綜合警備保障(ALSOK)のレスリング伊調馨選手がロンドンオリンピックで金メダルを獲得しました。3大会連続の快挙です。

伊調馨選手には、昨年3月、ALSOK新入社員研修を学部教育へ導入するか否かを検討するため訪れた同社大阪研修所において鎌田准教授、今井准教授とともにお会いし、北京オリンピックで獲得した金メダルを見せていただく機会をいただきました。鋭い眼光にもかかわらず、チャーミングな女性でした。ずしりと重い金メダルの感触を今でも覚えています。TV観戦中は、深夜にもかかわらず興奮度MAX。凄いですね、あの気迫、ロンドンからビンビン伝わってきました。

1239254_m01

ALSOKの柔道・中矢力選手も銀メダルを獲得しました。TVCMのALSOK体操で有名になった吉田沙保里選手はこれからオリンピックに登場。期待MAXです。この他にもALSOK男子レスリングの高谷惣亮選手、湯本健一選手、陸上競歩の藤澤勇選手、さらに公式サポーター企業「セントラルスポーツ」競泳の渡邊一樹選手(男子背泳ぎ200M6位入賞)、伊藤華英選手(準決勝進出)、松式美菜選手(準決勝進出)もロンドンで大活躍です。

世界の舞台で活躍する若きアスリートたちに心躍ります。アスリートたちの気力、気迫、根性から学生も教職員も多くを学ばせていただいています。アスリートたちをサポートし続ける公式サポーター企業の頑張りも凄すぎます。

 

情報SA交流会

サービス創造学部の鎌田です。

8月6日に「情報SA交流会」が開催されました。

3学部の情報科目のSA(スチューデントアシスタント)と、SAに興味がある人、教員が集まり、楽しく会話しながら情報交換しよう、という企画です。

交流会の主なイベントはワールド・カフェ方式のディスカッション。SAになろうと思ったきっかけや、SAをやっていてよかったこと、困ったことなどについて、グループで話し合いながら、模造紙に書き出して発表しました。

(ワールド・カフェ方式とは、特定のテーマについて、グループに分かれて、決まった時間内で話し合いを行い、これをメンバーを変えながら数回行うというものです)

 

SAをやっていて良かったこととして、「受講生が顔と名前を憶えてくれて嬉しい」「SA同士で友人の輪が広がった」「人に教えることで自分の理解がより深まった」などのコメントがありました。

交流会は当初の予定をオーバーして4時間近くに及びましたが、全員で活発な議論をし、SA制度のあり方や教員への意見も出され、大変有意義な時間を過ごすことができました。

これからもこのような情報交換の場を用意したいと思いますので、皆様ふるってご参加ください。SA経験者、未経験者問いません。

 

 

世界的経営学者ミンツバーグから学ぶ

学部長の吉田優治です。

米国東海岸にあるボストンではアメリカ経営学会(The Academy of Management)の年次大会が8月3日から8日まで開催中です。26の経営学関連部会が緩やかに連合するアメリカ経営学会の年次大会には、世界各国から毎年約6千名の経営学者が集まります。会場で日本からの参加者に出合うことはほとんどありません。世界の中での我が国経営学者たちの孤立的なポジショニングを危惧します。

ちょうどいま頃、ボストン・マリオット・コプリー・プラザの一室では、私が日本担当理事を務める経営教育部会((Devision of  Management Education & Development))の昼食会兼理事会(Lunchon & Executive Committee Meeting)が開催されています。残念ながら、私は週末に開催されたオープンキャンパスなどの仕事のために今年は出席できませんでした。

今年の部会昼食会には世界的経営学者のヘンリー・ミンツバーグ(Henry Mintzberg、カナダ・マッギル大学教授)が特別参加。私にとって1995年に初めて参加したアメリカ経営学会で聞いた彼の講演は鮮烈でした。毎年の年次大会では、複数の部会で講演するミンツベーグを追いかけました。2004年出版の『MBAが会社を滅ぼす(Managers not MBAs)』は、「マネジメントは本では学べない」、「実践されない知識は不毛である」、「経験の少ない学生に分析手法を処方箋として与えることは弊害だ」など、データに基づくミンツバーグの主張は明快で強烈でした。

6年前にはある学会の常任理事・国際交流委員長としてミンツバーグの大会招聘を提案しましたが、招聘のために提案したビジネスクラス利用を強硬に反対する家電大企業出身の理事がいて、世界を知らない我が国大学教員の度量の狭さに驚かされました。

実は、学部カリキュラム設計の際に提案した、「学問から学ぶ」、「企業から学ぶ」、「活動から学ぶ」という3つの学びは、ミンツバーグ独特のマネジメント論、創発的戦略論、組織学習論が大きな手掛かりとなっています。昨日から読み始めた、ミンツバーグの義理の息子が書いた『ミンツバーグ教授のマネジャーの学校』もとても面白い。

サービス創造学部の研究と教育は、世界の研究者たちのアイディアを織り込み、そして公式サポーター企業の実践知を織り込み、さらに充実したものに進化させていきます。ご期待ください。世界のサービス創造学部に成長させます。

公式サポーター企業「富士屋ホテル」から学ぶ

学部長の吉田優治です。

6月に発足した学部非公認プロジェクトの「ウェディングプロジェクト」は、10月に大学でUniversity Weddingを企画しています。すでに大学で結婚式を挙げたいというカップルも手を挙げてくれていて、千葉商科大学でのはじめてのUniversity Weddingまでカウントダウン状態です。

8月5日(日)、学生メンバーは、公式サポーター企業の「富士屋ホテル(箱根宮ノ下)」を訪問し、年間40組の結婚式を年間400組まで伸ばした同社ブライダル事業本部の真野浩明副支配人、原涼介ヘッドブライダルコーディネーターから直接にウェディングについての指導をしていただきました。

真野副支配人は、6月13日(水)「ブライダル業界セミナー」でゲストスピーカーとして講義をしていただいていました。学生たちによれば、ウェディングに対する熱い講義を受講し、ウェディングについての質問をさせていただきたく連絡したところ、箱根のホテルで直接指導を頂けることになったとのこと。富士屋ホテルは1878年(明治11年)に開業した日本のホテルの草分け。学生たちが富士屋ホテルから学ばせていただけるなんて夢のようです。

昨年3月、富士屋ホテルのウェディングについて書かれた『結婚物語』も出版されています。下の写真は本の表紙です。富士屋ホテルの代表取締役社長は、千葉商科大学卒業の安藤昭OB。私達は、これからも富士屋ホテルから多くのサービス創造を学ばせていただきます。

富士屋ホテル結婚伝説(ブライダルストーリー)

 

 

 

学部草野球チーム「Service Innovators」が遂に発足

学部長の吉田優治です。

8月3日(金)、facebookのグループ「サービス創造学部CLUB」で参加を呼び掛けていた学部草野球チームの初会合が学部長室で開かれました。中学・高校での野球経験者を含め約20名が参加しました。

チーム名は、学部名にちなみ「Service Innovators」。総監督は学部長。監督は調整中。マネジメント担当は4年の片平さんと酒井君。今秋、荒木重雄特命教授が率いる「スポラボ」チームとの2試合が予定されています。1試合目は真剣試合、2試合目はお楽しみ試合です。先ずは、敵情視察も兼ねて「スポラボ」チームと懇親会をホット横丁東京(築地銀だこ)で開こうと思います。入団希望者は、facebookのメッセージで学部長までお申し込みください。結構厳しい入団テストあり。

Service Innovatorsは、学部初のスポーツチームです。

 

サがつくひらめき10万円 「サービス創造大賞」

サービス創造大賞

~ 応募要領 ~
課  題:

一般課題部門「あったらいいな、こんなサービス」

企業課題部門「あったらいいな、こんな冠婚葬祭サービス」

募集期間:2012年7月1日(日)~2012年10月31日(水)
応募資格:どなたでも応募可
応募方法:パソコンや携帯電話からサービス創造学部特設Webページ上で応募してください。
字数は300字以内とします。(図表を付ける場合にはFAXもしくは郵送でも可)
※未発表アイデアに限ります。
(注)応募アイデアから一部抜粋し掲載させていただくことがあります。

<賞>
大 賞(各部門1点 計2点) 奨学金10万円
準大賞(各部門2点 計4点) 奨学金5万円
優秀賞(5点)  「公式サポーター企業」の商品券等2万円相当
高校賞(10点) 「公式サポーター企業」の商品券等1万円相当
(※高校単位で50名以上の応募があった場合、各高校内で1名を選定)

<審査委員会>
委員長:島田晴雄学長
副委員長:吉田優治学部長
委員:「公式サポーター企業」、「サービス創造学部」教職員

<お問い合わせ先> 千葉商科大学 教務オフィスサービス創造セクション
TEL 047-373-9752  FAX 047-373-9905  E-mail jim-fsi@cuc.ac.jp

千葉商科大学スペシャルデー【7月17日千葉ロッテマリーンズvs東北楽天戦】

皆さん、こんにちは。専任講師の石井です。

もうすぐオリンピックも開幕しますね。既に女子サッカーの試合が始まり、世界がスポーツ一色に染まる夏が訪れようとしています。

そんな夏を先取りし、7月17日(火)千葉ロッテ・マリーンズvs東北楽天戦において、千葉商科大学スペシャルデーが開催されました。当日はなんと関東の梅雨明けの日。今年の「熱いスポーツの夏」を暗示しているかのような天候でした。

我が千葉ロッテ・プロジェクトでも、今回のスペシャルデーの盛り上がりに少しでも協力できればと、「熱く」活動に取り組んできました。チケット販売、チャリティー企画、寄せ書きなど、我々のプロジェクトが中心になって運営したものをはじめ、ステージイベントや始球式の企画など全体的なプロデュースの部分についても、多角的な視点からサービス創造の可能性を探ることができたと思います。

さて、今回はそのご報告第一弾といたしまして、参加学生よりコメントが届きましたので掲載いたします。

まずはプロジェクト代表の中村しおりさんからのコメントです。

--------------------------------

先日7/17に行われたCUCスペシャルデーでは多くの方のご協力により企画を無事に終えることができました。

ご来場いただいた方々

チャリティー企画にご協力していただいた方々

千葉ロッテマリーンズの監督・選手・スタッフの方々

サポートしていただいた大学の教職員の方々

本当にありがとうございました。

 

私個人としては後輩の山田さんと一緒に、球団・選手への応援メッセージを集めた寄せ書きを贈呈させていただくという役目をいただきました。千葉ロッテマリーンズの優勝を願うとともに、同じ千葉県を舞台に活躍する球団のみなさんと私たち大学生とが、力を合わせて千葉県を盛り上げていけるような期待を込めて、応援メッセージをお渡ししてきました。

 

今回スペシャルデーの開催という貴重な機会をいただき、多くのことを学ぶことができました。

自分たちの考えた企画が実現していく中で、運営に関しては初心者だった私たちは戸惑うことが多く、なかなか思うようには進まない期間もありました。

しかし、そうした期間をみんなで乗り越えることで、私たちは千葉ロッテプロジェクトとして成長できましたし、メンバー個人も成長できたと思います。

 

スペシャルデーが終わってからゼミのみんなと参加したという学生から「ゼミのメンバーとの交流を深める機会になってよかった」という感想をいただきました。

同じものを楽しみながら楽しさを共有することで人とのつながりを深めることができる。

そうした力がスポーツ観戦にあるのだと改めて実感したとともに、もっとそのような機会を多くの人に提供したいと考えています。

--------------------------------

中村さんからのコメントにもあります通り、今回のプロジェクトの活動には多くの方々からのご協力をいただきました。私からも改めまして御礼申し上げます。

続きまして、今回の学内ポスター制作などにご協力いただいた山田絢美さんからのコメントです。山田さんには中村さんと一緒に記念品贈呈の大役もお願いいたしました。

--------------------------------

こんにちは。サービス創造学部2年山田絢美です。 先日の千葉商科大学スペシャルナイターにて私は今江選手に記念品の贈呈をさせていただきました。

私は千葉ロッテプロジェクトには所属していませんが、 今回スペシャルナイターのポスターを作成させていただいた関係でこのような役をまかせていただくことになりました。

当日は今江選手のさわやかな笑顔とグラウンドから感じるこれから野球が始まる雰囲気がとてつもない興奮を与えてくれました。 憧れの選手を前に緊張しっぱなしで「いつも応援してます」と月並みな声掛けしかできなかった私にも今江選手は笑顔でありがとうと答えてくださり、 「ああ、この人がいつも観客席やTVで見てる人なんだなあ」と感じさせてくれました。 それと同時に観客席からグラウンドへの熱気をすごく感じました。 (そんな中、むしろその時以上の視線や期待を向けられている中で野球をし、観ている人に期待や夢を与えているような人だと思うと、 今でも握手したこの手からパワーがもらえている気がします。)

そんなド緊張な本番の前に私たちの支えになってくれたのがマリーンズのマスコットキャラクターのマーくんとクールくんでした。 私達の出番が回ってくるまでの間、話しかけるようにかまってくれたり、観客席から手を振るファンに応えていたりしているのを見ていると、この子たちも球団を代表するマスコットキャラクターなんだな、と感じました。

サービスの面からみても、ファンを楽しませるようなイベントや工夫がたくさん盛り込まれているなあと 観戦に訪れるたび思わさせてくれるのがQVCマリンフィールド、そして千葉ロッテマリーンズです。 今回の経験からただ観戦に来るだけの楽しさに加えて学びの場でもあることを気づかさせてもらいました。

これからもこの魅力的な球団を応援していこうと改めて思いました。

--------------------------------

中村さんも山田さんも、違う視点からではありますが、サービス創造の「力」を実感してくれたようです。二人とも今回の経験を生かして、更なるサービス創造の実現に結び付けていってくれるものと思います。

中村さんのコメントにもありましたチャリティーの結果等はまた後日ご報告いたします。もう少々お待ちください。