「サービス創造学部」学部長の吉田優治です。
こんなに、しなやかでイノベイティブな学生起業家に出会って、興奮しています。刺激を受けてます。学部間連携を進める琉球大学の4年生です。
今週水曜日(6月15日)の全学部共通「ユニバーシティーアワー」はサービス創造学部の企画担当。迷わず学部連携を進める琉球大学で2014年5月に学生起業した「株式会社がちゆん」の代表である国仲瞬さん(教育学部4年生、23歳)にゲストスピーカーをお願いしました。テーマは学生起業とこれからの展望。学生ばかりでなく、もっと多くの大学教職員にも聞いてほしかった内容。学生とは思えない発想と行動力。
「株式会社がちゆん」は、修学旅行高校生にディスカッションを通じて平和共育する会社。起業して3年目に突入した同社の学生社員は現在7名。平和をNPO法人としてでなく株式会社として事業展開して、日本そして世界に平和を考える機会を提供し続けたいという会社です。起業3年目で平和共育から派生する学習機会を創造してビジネス化。ただ者ではありません。
売上は1年目1千万円、2年目5千万円。大手旅行代理店が2年先の同社のスケジュールを確保するために殺到しているとのこと。既に3年先の予約も入り始めているとの状況。広告料はゼロ。しっかりした学習コンテンツを提供できれば、全国の高校関係者や旅行会社に口コミで伝わるとのこと。「サスガ」です。
同社では高校生徒ディスカッションする大学生を育成したり、平和共育のメソッドづくりを教育関係の専門家と繰り返し検討する、海外の高校生たちへの平和共育をスタートさせるなど、プロの大学人を超える取組みを続けています。
国仲瞬代表の話しを聴いて、受講生たちがどこまでやる気になったのか。近い将来、サービス創造学部の学生が琉球大学で講演できるように成長すればと願っています。
学生が学生に講演。よかった。国仲君、遠方よりありがとう。国仲君を追っかけて沖縄コンベンションビューローの宮里さんも来校されました。秋に企画The University DININGでの「沖縄フェァ」を一緒に成功させましょう。
「株式会社がちゆん」や「沖縄コンベンションビューロー」に学部の公式サポーター企業になってもらおうかな。国仲君、どうですか?
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今年3月に学部学生と教職員が琉球大学を訪問して琉球大学生と交流。宮里大八准教授がコーディネートしてくれました。
琉球大学観光産業科学部の下地学部長とシーサーのポーズ。
「株式会社がちゆん」の平和共育のクラス。琉球大学の同窓生会館内です。
国仲代表から説明を受けるサービス創造学部の学生たち。
今年2月に琉球大学の学生たちが千葉商科大学に来校。