TV会議システムで公式サポーター企業とつながる

学部長の吉田優治です。

さわやかな気候です。私が一番好きな季節です。

公式サポーター企業41社の方々にご協力いただき、「サービス創造入門(仕事刺激クラス)」、「企業セミナー」、「業界セミナー」のゲストスピーカーとして実践についての講義をしていただいています。その方々の顔写真を、学部オフィス前に掲示させていただいています。その写真を見ながら、学生たちが写真ボードの前でゲストスピーカーの方々のお話について話している光景をしばしば見ることができます。

気がかりなのは、ゲストスピーカーの方々に、お忙しい時間を割いて大学までお越しいただくこと。直接対面してお話をお聞きするのが一番ですが、急なビジネスのお仕事が入ったのに、無理して大学に来てくださること。

そこで考えたのが、TV会議システムを導入することで、ゲストスピーカーの皆さんが職場に居ながらお話いただけないかということ。時には、複数の公式サポーター企業やゲストスピーカーをつなげば、ダイナミックな授業が実現できそうです。もちろん、学生や教員との双方向型のコミュニケーションもOK。公式サポーター企業と連携した「学部オフィシャルプロジェクト」でも活用できそうです。また、海外の大学や教育機関、企業ともつながれば、学術交流も容易になるでしょう。海外滞在中の教員が講義をすることだって可能になるかも。

まだ学部長の個人的なアイディアですが、学部の教職員に相談してみようと思います。費用も昔ほどかからなくなったようですので、導入できるかも。

「本気で外国語を習得したくなった」ら

学部長の吉田優治です。

サービス創造学部は、「本気で外国語を習得したくなったときが、高い学習効果を期待できるとき」と考えています。自分の学生時代の経験も踏まえて考えれば、外国語の講義は、学生にとって「必修科目だから受講する、卒業要件単位だから単位取得のために頑張る」というのが一般的。定期試験に合格して、単位が取れればそれで終わり。教育方法にも課題があるのだろうけれど、学生たちがこんな態度で外国語学習を進めても、高い学習効果を期待するのはかなり困難です。

公式サポーター企業からのゲストスピーカーの話を毎週シャワーのように浴び続け、「ニュース解説クラス」で社会的な出来事を理解し、学部オフィシャルプロジェクトに参加して活動から学び、さらにさまざまな学問から学ぶプロセスで、「外国の人たちと交流したい・話がしたい」、「外国のことをもっと知りたい」、「海外で活躍したい」という意識が学生たちにきっと醸成されるはず。サービス創造学部は、そのタイミングを逃さず、外国語を習得するための機会と場を学生たちに提供します。

選択科目の英語や中国語のクラスとは別に、10:40の学部講義開始前のモーニングクラスには、「Kevin’s Aloha Cafe」、「上海チャイニーズカフェ」を開店中です。このカフェ(有料プログラム)では、ハワイ出身のKevin特命講師や上海出身の施 敏客員講師が、コーヒーや中国茶、ドーナッツや飲茶を一緒に楽しみながら外国語と同時に、各国の産業・歴史・文化・習慣などを教えています。参加している学生からは,かなりの好評を得ています。大学における新しい外国語習得のスタイルです。今後、外国語習得を希望する学生が増えることが予想されますので、学部では外国語習得のための機会と場をどのように提供するのさらに検討を進めています。いつでも学べるE-ラーニングシステムの活用も一つの選択肢でしょう。

「本気で学びたくなったときが、最高の学習効果を期待できるとき」。サービス創造学部は、すべての教育において、学生が夢や目的を実現することに本気になったときに、本気で経験できたり、本気で学習できる機会や場を提供します。一人でも多くの学生が「本気で外国語を習得したい」と教員や学部オフィスに相談に来る日を待っています。

休日の選択肢

学部長の吉田優治です。

10年前にボストンで在外研究を行っていた時、しばしば週末になると、大学キャンパスの芝生の上で清潔そうなまっ白いクロスをかけたテーブルを中心に20数名の半ズボン姿の学生たち(主に大学院生)とその家族たちが集まり、ワイン、ビール、チーズ、ピザなどでウイークエンドパーティーを開いているのよく見かけました。パーティーの準備は大学ダイニングのケータリングサービスが行い、近くのバークリー音楽学院に依頼して派遣されたジャズ、フュージョン、サルサ、ボサノバなどのユニットが心地よい音楽を響かせていました。素敵な光景でした。

私の家族の住むアパートメントでは、毎月のようにロビー奥のパーティールームを借りきって子どもたちの誕生日会が行われ、わが家族も招待状をもらって何度も参加させてもらいました。そこでもクラシックからロックまでさまざまなジャンルの音楽ユニットがその場の雰囲気を盛り上げてくれていました。マジシャンやピエロのパフォーマンスを楽しむこともありました。

息子たちの誕生日会の1週間前、マサチューセッツ・ミュージック・インスティチュート(マサチューセッツ音楽大学)のパフォーマンス受付窓口に依頼して、バイオリニストと伴奏のピアニストを派遣してもらいました。バイオリニストはその前年にニューヨーク・マンハッタンのカーネギーホールで開催されたロシアン・バイオリン・コンテストで優勝した大学院生、ピアニストはハーバード大学大学院でピアノを学んでいる現職弁護士でした。1時間たっぷり素敵な演奏を聞かせてくれて謝金は200ドル。忘れられない素晴らしい経験でした。

そんな経験もあり、帰国後、エクステンション委員会委員として「ストリートミュージシャンの夢舞台」や「CUCサマージャズ」を企画しました。現在、サービス創造学部のオフィシャルプログラムのひとつ「音楽プロジェクト」を担当しているのもそんな経緯と無関係ではありません。

このGW中、わが家に親しい夫婦が4組集まり、応援するミューシャンの歌を聴きながら、応援する若い料理人のつくった料理を楽しむパーティーを開きました。ハーバード・ビジネス・スクールの「ウィークエンド・パーティー」、アパートメントでの「音楽コンサート付き誕生会」を思い出しながら、楽しい時間を過ごしました。

休日の楽しみ方がもっとたくさん多様であってもいい。それを支える多様な個人や家族レベルのサービス創造の仕掛けがあるといい。まずは日本の音楽大学に音楽家派遣を低料金で依頼するプログラムがあるかないか調べてみます。なければサービス創造のビジネスチャンスです。

いつかサービス創造学部でも、「音楽コンサート付きウィークエンド・パーティー」なんて開催できたら素敵です。

感動を体感する

学部長の吉田優治です。

今週月曜日に「サービス創造研究会」が開催されました。報告者は、荒木重雄特命教授。テーマは「スポーツエンターテイメント業界におけるサービス創造」。学部は、荒木教授を担当者として、近日中に特別講義「(仮称)スポーツエンターテイメント荒木塾」を開講する予定です。この講座で荒木教授は、読売巨人軍練習生、大学体育会野球部、日本IBM、ドイツテレコムJAPAN社長、千葉ロッテマリーンズ執行役員事業本部長、日本サッカー協会広報委員などの経験を活かして、スポーツエンターテイメントにおけるサービス創造人材の育成に乗り出します。研究会では「荒木塾」の構想も披露されましたが、胸躍る内容です。近年、日本ではスポーツマネジメントの学部や学科が次々に誕生していますが、「荒木塾」は、必ずや世界最高の講座になると確信しています。関心のある学生は、この機会にぜひ受講してほしいと思います。

その荒木教授が研究会で強調したのは、サービス創造人になるために「感動を体感する」ことの重要性でした。願わくば幼少期から多様な感動体験をすることが重要なのでしょうが、大学からでも遅くないでしょう。学生たちには「感動を体感する」機会をみづからつくってほしいと思います。

水曜日の午後、20年前に私が体育会テニス部の部長(顧問教員)になったとき主将だった砂川さんが大学を久しぶりに訪ねてくれました。彼は、日本企業に数年間勤務した後、仕事で関係のあったフィリピンの首都マニラでIT関連企業を起業し、現在、日本人を含めて約70名の会社を経営しています。現地の日本人や日系企業のために日本語雑誌も発行しています。砂川さんは、もはやマニラ日系社会の中心的な存在です。近年、日本橋にも会社を設立し、日本とフィリピンを毎月行き来して事業を展開しています。

その砂川社長の会社では、日本からのインターンシップ学生を毎年夏休みに受け入れています。その学生たちは、異国の人々や文化に触れ、目つきが変わり、話し方も、やる気も変わるとのこと。帰国時には、別人のように成長していると砂川社長は語ってくれました。砂川社長は、「異国での経験を通じて、日本では経験できない感動をたくさん体感している」のだろと指摘しています。学部長として、近い将来、サービス創造学部学生のインターンシップ受け入れをお願いしました。

「学問から学ぶ」、「企業から学ぶ」、「活動から学ぶ」に加わえて、「感動を体感する」機会や場を学生たちにたくさん提供したいと思います。ゆったりしたGWがスタートしましたが、学部長として次に何をしなければならないか思いを巡らしています。

2010フレッシュマンキャンプ

サービス創造セクション 生子です。こんにちは。

今年もリゾートトラスト様よりご協力をいただき、1泊2日のフレッシュキャンプ(inエクシブ山中湖)を行うことが出来ました。1日目は、朝9時に本学へ集まり、その後JTB様より手配して頂いた6台のバスに分かれて、本学を出発しました。天気にも恵まれ、車内から見える富士山を写真に撮ることもできました。

 

エクシブ山中湖に到着すると、ホテルの方々から館内を案内して頂き、客室やプールを見た学生は、ここに泊れることに感激していました。また、食事のマナーなども教示していただきました。立食形式の夕食では、学んだマナーが実践に生かされていました。

  

  

 

 

夕食後は、39チーム対抗のチームビルディングを行いました。取り組んだ内容は「エクシブ山中湖」をテーマにポスターを完成させること。それぞれアイデアを出しながら、約1m10㎝×80㎝の紙に色紙やポスカなどを使い形にしていきました。
優勝チームは「恋するXIV山中湖」をキャッチフレーズに富士山を描きました。この作品は、サービス創造セクションでも見ることができます。

2日目のは「ホスピタリティ」と「企業セミナー」の講義を受けました。「ホスピタリティ」では、客員講師の佐野昭子先生を招いて、社会人としての基礎的なマナーや「サービス」に繋がる一般知識などを講義して頂きました。

 

休憩時間には、友達同士で写真を撮り合い、この経験をきっかけに友達ができたという子も多数いました。
1年生にとっては、初めての体験も多く、とても成長できた研修になりました。

「オペラ歌手の夢舞台」

サービス創造セクション 根古谷です。
4月22日(木)12:15から13:00まで、サービス創造学部の音楽プロジェクトの
学生が主催する「オペラ歌手の夢舞台」の第1回公演が本学1号館中央エントランスホールで行われました。

サービス創造学部公式サポーター企業の財団法人日本オペラ振興会様より
藤原歌劇団メゾソプラノ歌手の高橋央江様、バス歌手のデニス・ビシュニャ様、ピアニストの案野弘子様による素晴らしい演奏・歌声を間近で聴くことができ、感激しました。地域の方々にもお楽しみいただけたようで、良かったです。
音楽プロジェクトの皆さん、お疲れさまでした。頑張って次回も成功させて下さい。 

次回は5月20日(木)12:15~13:00  に実施予定とのこと。
参加無料ですのでぜひご興味のある方はお越し下さい!

「活動から学ぶ」

学部長の吉田優治です。

「学問から学ぶ」、「企業から学ぶ」、「活動から学ぶ」。これらは、サービス創造学部においてサービス創造を学習する3本柱です。マーケティング、経営学、経済学、会計、情報の各教員は、サービス創造との関連を意識しながら講義を続けています。41社の公式サポーター企業からのご支援をいただきながら、企業現場を学生たちは学ばせていただいています。学部オフィシャルプロジェクトを通じて、活動することから教室では学べない多くのことを学生たちは学びとろうと努力しています。この3つの学びは、サービス創造学部にとって変わらぬ学びの姿です。

現在、学部オフィシャルプログラムとして「音楽プロジェクト」、「千葉ロッテプロジェクト」、「千葉テレビプロジェクト」、「地域活性化プロジェクトin 新潟」が活動中です。昨晩も、千葉ロッテプロジェクトのメンバーたちが、マリンスタジアムにおいてファンサービス調査を行いました。千葉テレビプロジェクトは、学部PV(プロモーションビデオ)の作成に協力しています。近日中に学部PVは完成します。どのプロジェクトも、学生が主体となって多様な活動を展開しています。プロジェクトは日々進化しています。

しかし、プロジェクトの企画運営がいつも順調なわけではありません。ひらめきは重要ですが、十分な検討をしないままの企画では、プロジェクトはうまく進みません。活動PRを怠ると、だれもプロジェクトに関心を持ってくれません。また素晴らしい企画でも、複数のメンバーが関わるわけですから、メンバーのモチベーションを高め、円滑なコミュニケーションを行い、あらかじめ役割を分担し、メンバーの活動を調整することができなければ、プロジェクトは進みません。

学生たちは、プロジェクト活動の中で、さまざまな困難に直面します。マーケティングや経営学の教科書を読むだけではなかなか答えは見つかりません。私たちは、プロジェクトの学生たちが力を合わせてこうした困難を乗り越えるとき、学生は成長すると信じています。頑張れ、サービス創造学部の学生たち。悩んで、考え、行動して、立ちはだかる困難を乗り越えてください。学部の教職員は全力で学生たちを応援します。

藤原歌劇団との連携プロジェクト「オペラ歌手の夢舞台」 入場無料です

学部長の吉田優治です。

学部のオフィシャルプロジェクトのひとつ「音楽プロジェクト」は、学部の教育を支えてくれる40を超える公式サポーター企業のひとつ「日本オペラ振興会(藤原歌劇団)」と連携して、明日22日(木)12:15~13:00、1号館1階中央エントランスホールにおいて「オペラ歌手の夢舞台」を開催します。これは、日本最初のオペラ劇団である「藤原歌劇団」と「音楽プロジェクト」の学生たちが話し合い実現しました。協力してくれる「藤原歌劇団」も凄いですが、このイベントを企画した「音楽プロジェクト」のメンバーたちも凄いです。藤原歌劇団には、4月3日の入学式後の学部ウェルカムセレモニーでも450名の新入生・保護者の方々の前で祝賀歌唱していただきました。

「音楽プロジェクト」の学生たちは、この夢舞台が、オペラになじみの薄い最近の学生に若手オペラ歌手の歌声を楽しんでもらったり、日本を代表するオペラ劇団の若手歌手に歌う機会と場を提供できればと願っています。入場は無料です。地域の方々を含め、どなたでも参加大歓迎です。「オペラ歌手の夢舞台」は、5月20日(木)、6月17日(木)、7月8日(木)にも同時間、同会場で開催予定です。どうそプロのオペラ歌手の迫力ある歌声をお楽しみください。

サービス創造学部「音楽プロジェクト」の学生たちは、こうしたイベントの企画や実施を通じてサービス創造を学びます。同プロジェクトの学生たちは、昨年9月、学部が提携する上海立信会計学院「経貿学部」の学生たちと「日中学生合作コンサート」を同大学大ホールで共同企画・開催し、会場を埋め尽くした700名もの中国学生たちと一緒に両国のミュージシャンたちによる音楽を楽しみました。その際には、毎週火曜日の昼休みに行っている「ストリートミュージシャンの夢舞台」で好評だったミュージシャン(KATEI, Genez)を出演させました。

どうぞ「ストリートミュージシャンの夢舞台」もお楽しみください。こちらも入場無料、どなたでも大歓迎です。場所は7号館前学生プラザです。学生たちは、渋谷や新宿でストリートミュージシャンを探して交渉することから活動を始めます。歌う機会が少ないミュージシャンにとってチャンスです。現在、TVで引っ張りだこのJOY君もこれまで何度もこの夢舞台で歌っていました。ロックバイオリンのKATEIは、昨年、ビクターエンターテイメントからメジャーデビューを果たしました。TV番組にレギュラー出演している女性ブラスチームのピストルバブルも2度出演しています。

音楽がある大学って素敵ですね。「音楽プロジェクト」の学生たちは、新しい企画を練って進化を続けます。次はどんな企画を実現させるか楽しみです。「音楽プロジェクト」は、音楽を手掛かりに新しいサービス創造をめざします。どうぞこれからもご期待ください。

サービス創造学部のオフィシャルプロジェクトには、「音楽プロジェクト」のほかにも、「千葉ロッテマリーンズプロジェクト」、「千葉テレビプロジェクト」、「地域活性化プロジェクト in 新潟」があります。学生たちの提案で新しいプロジェクトが今後も続々と登場する予定です。

フレッシュマンキャンプin山中湖

学部長の吉田優治です。

新入学生を対象にした「フレッシュマンキャンプ」を4月18・19日に公式サポーター企業のひとつ「リゾートトラスト株式会社」の高級会員制リゾート「エクシブ山中湖」で開催します。晴れていれば富士山も近くに眺められます。

今回のキャンプの目的は、会員制リゾートホテルでの滞在を通じて上質なサービスを経験したり、教職員や同期生とのつながりを深めることです。島田学長にもお越しいただき講演していただくことになっています。学長のパッションが直接に伝わり、学生と学長との絶好のコミュニケーションの場にもなります。

学長講演のほかにも、ホテル内施設見学、ホテル幹部によるマナー教育、チームビルヂング研修、ホスピタリティー教育など多彩なプログラムを準備しています。夕食は、正装しての立食パーティーです。パーティーでの立ち居振る舞いから食事の取り方まで学びます。ホテルでの240名を超える立食パーティーは華やかです。

学部教職員は全員参加します。新入生たちをサポート希望の2年生SA(スチューデント・アシスタント)4名も参加します。2年生たちによれば、このキャンプはかなり楽しく思い出に残るイベントだったようです。このキャンプを通じて友人をつくった学生も多かったようです。今年も実り多いキャンプになればと願っています。6台の観光バスは、18日朝9時に大学を出発します。

国際化のススメ

千葉商科大学サービス創造学部の神保雅人です。

昨日は1年生の研究入門で自己紹介をしてもらいましたが,これまで特別な入学審査は実施したことはないのに,サービス創造学部の構成員がここまで国際化しているとは知らず,新鮮な驚きを感じました。

先日のラーニングパス(進路に沿った履修相談)では,私の担当するクラスには中国からの留学生が3人いることは分かっていましたが,その他に,米国とブータンとに関係する人,ブラジルに関係する人も割り当てられたようです。同級生からは彼らに称賛の眼差しが注がれました。

こういう巡り合わせも偶然ではないのかなと思うのは,私の場合,現在の研究グループに入りたての1991年には,当時ソ連科学アカデミーの重鎮で,有名な場の理論の教科書を著されているD.V.Shirkov先生が来日された折に持参された,是非会いたい日本人の名簿の1位に母校の教授,2位に私の名前があった関係から,同年Shirkov先生の所属されるDubna (モスクワから120km北に位置する街)の研究所に2週間招待され,その間グルジアのトビリシ国立大学のセミナーでの招待講演を依頼されて,そちらに出向いている間にクーデーター騒ぎに巻き込まれたり,研究グループのかつてのリーダーがフランスから勲章をもらうくらいの関わり方で共同研究を行っていたために,日仏会館で開催されたフランス大使主催のパーティーに招待されたりというように,様々な経験をさせてもらっていることと無縁ではないような気がしてきました。

本年1月に上海立信会計学院の御一行を接待した折にはテレビ局の見学施設に皆様をご案内しましたが,先方の先生方は英語で気軽に話しかけてこられるので,10年前に僅かに学んだ中国語を少しずつ織り込みながらの英会話となりました。

昨年10月に上海に伺った折にも,今後の学部間の共同研究は英語で実施しましょうというご提案をいただきました。先日はこのブログ上で,学生に英語や中国語の学習を勧めましたが,先ずは我々教員が英語に磨きをかけるといったところから学部の国際化を進められれば,吉田学部長の仰る『世界一』に一歩近づけるのかなと思います。