投稿者「吉田 優治」のアーカイブ

サービス創造大賞 発表

学部長の吉田優治です。

本日、サービス創造大賞を大学ホームページ上で発表しました。あわせて90社を越える報道機関にも大賞決定についてプレスリリースを行いました。

受賞者の皆様、おめでとうございます。大賞に応募していただきましたすべての方々、そして高校の授業で大賞プログラムをご活用いただきました先生方、また大賞審査にご参加いただきましたサービス創造学部「公式サポーター企業」の皆様に心より感謝申し上げます。残念ながら今回受賞を逃した皆さんは、次の大賞で頑張ってください。

大賞授与式は、4月3日入学式後の「学部開設記念パーティー(約500名出席)」において行われ、島田晴雄学長から直接に受賞者に授与されます。すでに、次年度の大賞企画もスタートしています。次回大賞の募集を楽しみにお待ちください。以下は、私の執筆した全体講評です。「サービス創造学部」は、これからもサービス創造の研究と教育に全力で取り組みます。

*****************(全体講評:学部長・吉田優治)

全国から880件もの応募をいただきました。大賞・準大賞ばかりでなく、応募いただいたどのアイディアも、実際の生活のなかでの「心地よさ」・「快適さ」・「利便性」を実現しようとするものばかりでした。その意味で、サービス創造のニーズは、私たちの普段の生活に埋まっているのかもしれません。そのニーズを掘り起こすためには、多様な経験ばかりでなく、どこにニーズがあるのかを嗅ぎ分ける嗅覚をいつも鋭敏にしておくことが求められるのではないでしょうか。さらに買ってもらえるサービスにするには、サービスを具体化する技術や技能、さらには低コストの実現も求められます。
    審査を通じて「サービス」がこれほどまでに幅広く、多様なものであり、それらが個人ばかりでなく、企業や社会を豊かにするものであることを再認識させられました。「サービス創造」は、これからの個人・企業・社会の将来を創りあげる基礎です。これからも様々な場面で「サービス創造」を続けてください。未来は皆さんの創造する力を求めています。

ドレスコード&大賞審査

学部長の吉田優治です。

新学部では、これまで学部開設準備のために数え切れないほどの会議をしてきました。昨日も、8時間におよぶ会議を関係教職員が出席して行いました。新学部では皆さんを迎える準備が着々と進んでいます。

■昨日の会議で、ドレスコード(服装規定)を採用することが決まりました。本来、何を着るのかは個人の自由です。しかし、「サービス創造学部」では30社を超える「公式サポーター企業」の方々から、講義、会社見学、企業留学(インターンシップ)、プロジェクトなどの場面でご指導いただきますので、そうした方々に気持ちよく指導していただける服装も重要です。サービスに関わる人々にとって、相手や状況に合わせて、どのように自分を表現するかを考えることは重要です。現在、どのようなドレスコードを採用するかについて、ファッション業界に詳しい教員を中心に検討をすすめています。ドレスコードは、「サービス創造学部」が採用する戦略的サービス・スタンダードのひとつです。

■また昨日の会議では、「サービス創造大賞:あったらいいな、こんなサービス」の審査を行いました。「サがつくひらめき」のアイディアがたくさん集まりました。2月14日に大学HPで大賞発表、4月3日入学式後に行われる学部開設記念パーティーで島田学長から大賞が授与されます。応募件数は最終的に880件。大賞発表をお楽しみに。

熱血講座

学部長の吉田優治です。

卒業生が、交替で在校生に、仕事や人生についての「熱き想い」を語りかける「熱血講座」。学長のアイディアと後輩たちを応援したいという卒業生たちの想いがひとつになり科目新設されました。昨年4月、私が科目担当者になり、全学共通科目としてスタート。春学期の履修登録者は54名。先輩たちの「熱き想い」が評判となり、秋学期には3倍の149名が科目履修.

今年度、後輩たちに熱く語りかけてくれた卒業生は、千葉税理士会会長・日本税理士協会副会長、中小企業診断士協会副会長、鉄鋼卸売会社社長、経営コンサルタント、公認会計士、元高校校長・専門学校校長、スクールカウンセラー、公認会計士・元監査法人代表社員・大学院教授、銀行常務、銀行支店長、老舗デパート外商営業マン、ホテル総支配人、社会起業家、ビル不動産会社経営者、社員派遣会社社長、鮮魚卸売会社役員など総勢26名。

会社経営に行き詰った時に御子息から贈られたCDの歌を熱唱してくれたO先輩。後輩に伝えたいことがあると鳥取から飛行機で駆けつけてくれたK先輩。NYでたこ焼き屋をオープンした苦労を語ってくれたS先輩。インドネシアでの留学経験を経て、ボランティアをするには経済力をつけなければならないと考え社会起業したT先輩。商大を愛し、後輩たちを愛する先輩たちばかりです。

昨夕、原田理事長、島田学長、三浦同窓会長も出席され、今年度の熱血講座まとめの懇親会が学内で開かれました。来年度も熱き想いの先輩たちがたくさん「熱血講座」に駆けつけてくれます。熱い、熱い、熱い「熱血講座」になるでしょう。

学生表彰:活躍した商大生

学部長の吉田優治です。

23日の「ユニバーシティーアワー」において島田学長が、2008年度に学内外で活躍した学生たち約100名を表彰しました。こんなに多くの学生たちが頑張ったんだと表彰式に参加して実感しました。受賞した学生たちはみんな素敵な笑顔。自分のために頑張ったばかりでなく、他人のために頑張った学生がたくさんいたことを誇りに思うとともに、心動かされました。

CUCでは、すでに多くの学生たちが多様な活動を展開しています。4月以降、「サービス創造学部」の新入生たちが、キャンパスの内外でどんな活動をしてくれるのか今から楽しみです。来年は、「サービス創造学部」からもたくさんの受賞者を出したいですね。今回は、以下の活動をした学生たちが表彰されました。

視聴覚障害者のためのノートテイカー&パソコンテイカー、中国四川大地震募金活動、関東大学女子軟式連盟08年秋リーグ首位打者、近隣「クリーン作戦」実行責任者、あしなが育英会ボランティア活動、ボーリング日本代表チームに男子学生2名選出、女子プロボーラー資格取得、公認会計士試験合格、全国大学対抗簿記大会で個人・団体優勝、日商簿記検定1級合格、税理士試験合格、キッズ大学各種スクールの企画運営、2400名の小学生をを集めた「キッズビジネスタウンいちかわ」の企画・運営、学内放送に協力、環境インストラクター、小岩商店街活性化、東京商工会議所まちづくりコンテスト大会、禁煙マナーキャンペーン、体育会各クラブの全国大会出場など

サービス創造大賞

学部長の吉田優治です。

12月31日に応募を締切った「CUCサービス創造大賞(あったらいいな、こんなサービス)」への応募件数は、高校生部門827件、商大・一般部門34件の合計861件にも達しました。関東圏からばかりでなく北海道の稚内・紋別・滝川・函館、秋田、青森、新潟、長野、広島など全国から応募をいただきました。ご応募された皆様、また高校関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

ご応募いただきました「サがつくひらめき」は、「サービス創造」が個人や企業、社会を豊かにする可能性を実感させられるものばかりでした。先端的なサービスを提供し続ける30社を超える「公式サポーター企業」の方々にも審査に加わっていただき、2月中旬に大賞受賞発表の予定です。大賞は、4月3日の入学式後に開催される「学部オープニングパーティ」において授与させていただきます。

2009年度「サービス創造大賞」の企画の検討もスタートしました。今回応募できなかった方も、、次回にぜひご参加ください。

学会理事会に出席して

学部長の吉田優治です。

連休をいかがお過ごしでしたか。私は、12日(月)「全国四系列教育会議」の理事会に出席してきました。経営学・商学・会計学・情報科学の大学教育について議論するための会議(学会)です。会議のメンバーは、経営学部や商学部の現職・歴代の学部長・学科長を中心に大学教育に関心のある先生方です。この会議は、今夏、「ビジネス系大学教育会議」に名称を変更する予定です。

理事会で議論になったのは、今後の学生教育にあたり、「理論教育」を重視するのか、他方、「実践教育」を重視するのか、といったものでした。それぞれの先生方の教育観、各大学の教育哲学や現状が披瀝され、たいへん面白い議論になりました。結論は出ませんでしたが、「理論教育の重要性」とともに「多様な産学連携の重要性」・「実践で活躍できる人材の育成をめざす」という点で参加者の多くが共通の理解をしていることが明らかになりました。また、多くの先生方が「感動する」ことの重要性を強調されていたことが印象に残りました。「知る」・「実践する」という前に、「感動する」ことが必要であるという主張です。

こうした他大学の先生方との議論からも学ばせていただきながら、「サービス創造学部」は「進化し続ける学部」として学生・保護者の皆さん、そして社会や産業界からの期待に応える教育活動を展開していきたいと考えています。夏に開催される同会議の年次大会(大会テーマ:社会人基礎力の育成)には、新学部の教職員と一緒に参加できればと考えています。

残り少ない高校生活

入学予定者の皆さんへ。 学部長の吉田優治です。

卒業まで残り少ない高校生活ですが、友達や先生方と一緒に有意義で楽しい時間を過してください。また小説を読んだり、映画を見たり、美術館めぐり、スポーツ観戦、街探検、小旅行なんてのもいいですね。

しかし、この時期、開放感から気が緩みがちです。「サービス創造学部」に入学する者として、法律に違反したり、社会常識を逸脱する言動は慎んでくださいね。また最近では、各種掲示板、MixiなどのSNSでコミュニケーションすることが日常化しています。それらは不特定多数の人たちが閲覧可能ですので、書き込みにあたっては社会に向けた情報発信であることを忘れないでください。

1月24日(土曜日)15:30より、702教室で「CUC New Year Concert」が開催されます。出演は、バリトン歌手のローランド・イム氏です。「サービス創造学部」に学ぶ皆さんには、様々な経験をしていただきたいと思います。クラシック音楽を生で聴いたことはありますか? どうぞこの機会に声楽を楽しんでください。どなたでも参加できます。保護者の方も一般の方も大歓迎です。入場料無料、申し込みはエクステンションオフィス(代表電話:047-372-4111)まで。定員500名ですが、すでに480名を超える参加申し込みがあります。残席わずかですので早めのお申し込みを。

Happy New Year 2009

あけましておめでとうございます。

いよいよ今春4月、「サービス創造学部」がスタートします。これも30社を超える「公式サポーター企業」の皆様、高校関係者の皆様、そして多くの学内外の方々のご指導・ご支援のおかげと感謝しています。新学部の教職員一同、昨年に引き続き打って一丸となり「サービス創造学部」を充実した研究・教育の場にするために努力する所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

新学部への入学される高校生の皆様。私たち新学部教職員は、皆さんの入学を心からお待ちしています。新しい学習・教育モデルを皆さんと一緒に構築したいと考えています。

昨年10月からスタートした「サービス創造大賞(あったらいいな、こんなサービス)」は、関東圏はもとより、北海道の稚内、紋別、滝川、東北の秋田、青森、山形、そして静岡、長野、新潟、広島など全国各地からのたくさんの「サがつくひらめき」をご応募いただきありがとうございました。応募は大晦日に無事終了いたしました。これから「公式サポーター企業」にもご参加いただき審査を開始します。大賞発表まで楽しみにお待ちください。

皆様、今年もよろしくご指導・ご支援のほどお願い申し上げます。

「日本のサービスを変えたい」「世界のサービスを創造したい」

2009年元旦 千葉商科大学「サービス創造学部」教職員一同

弱まる流行の支配力

学部長の吉田優治です。

本日(29日)の日本経済新聞「経済教室(16面)」は、IFI(財団法人ファッション産業人材育成機構)ビジネススクール学長の尾原蓉子さん執筆の「40年迎えた日本のファッション産業:価値創造の主役は個人へ、弱まる流行の支配力」です。(ちなみに産業企業リエゾン担当教授へ就任予定の井上義次氏は、尾原学長を支えて8年間にわたり同ビジネススクールの運営責任者であり、わが国のファッション・アパレル業界との人脈は驚くほどです。)

尾原氏によれば、ファッションビジネスにおける価値創造プレーヤーは、製造業(60年代)、アパレル流通業(70年代)、デザイナー&ブランド企業(80年代)、垂直型小売業(90年代)、生活者(2000年代)へと変遷してきました。「流行の支配力が落ちてくる今、企業には、ファッションが生み出すワクワク・ドキドキの価値を、生活者の視点で構築し直し、提供することが求められよう」と主張しています。もはや企業が市場の主役ではないとの理解です。

ファッションビジネスと同様に音楽業界も、音楽ダウンロードの影響もあり、TV番組やレコード会社が市場に一方的に押し付けるミュージシャンや楽曲が売れる時代ではなくなりつつあり、企業には新たな対応が求められています。

すべての産業や企業にとって、こうした新たな状況をすばやく把握し、どのようなサービス創造を行うかが今後求められる戦略的課題です。JR東日本、日本航空、帝国ホテル、JTB、HISなど30社を超える公式サポーター企業と連携しながら、「サービス創造学部」は、こうした課題にチャレンジし続ける人材を育成します。

「サービス創造大賞」の募集締め切りは、12月31日です。あと2日と7時間。知恵を絞って「あったらいいな、こんなサービス」を考え、ご応募ください。

年末年始休暇がスタート

学部長の吉田優治です。

年末年始の休みが始まり、息子たちと一緒に横浜美術館の「セザンヌ主義展」、落語の新宿末広亭に出かけて楽しい時間を過しています。昨日は、代表を務める少年野球「横浜キッズベースボールスクール」の総会・忘年会に出席。二次会は、30名を超える方々が我が家で深夜までワイワイ・ガヤガヤ。毎年の恒例行事です。今日はクリスマスイブ。そして、1週間後にはお正月。これから本屋にでもぶらっと行こうかな。