未分類」カテゴリーアーカイブ

チバテレ学生プロジェクト:活動報告会議(チバテレ本社)

チバテレ学生プロジェクト担当の湯之上英雄(経済学担当)です。

プロジェクト実践Aの一環として、2月10日にチバテレ本社にお伺いして、
これまでの活動報告とこれからの活動予定についての会議に参加しました。

1年生の活動報告では、11月の学祭で取ったアンケート結果をもとに、
『タイムテーブル』で取り上げる番組について検討した結果を報告しました。
今回のアンケート結果から音楽番組に焦点を当てたいとの報告でした。

2年生は、サービス創造学部をPRするCMについて、絵コンテの報告です。
三つの案が提出され、それぞれ絵コンテの趣旨説明が行われました。
2年生も独自にアンケートを取っていて、その結果に基づいた絵コンテが披露されました。

チバテレから小森様にご参加いただき、
1年生には番組選定についてのアドバイスとご意見をいただきました。
2年生に対しては、良かった点に加えて、
アンケート結果をもっと有効に使うべきだといったコメントなどをいただきました。

学年ごと、それぞれに高い水準が求められていて、
1年生も2年生も、まだまだ検討課題はたくさん残されていますが、
決して超えられない水準ではないと思います。

これから、春休み。
授業の無い自由な時間を使って、どれだけプロジェクト活動を高めていけるのか、
期待を込めて見守っています。

サービス創造学部ならではの「活動から学ぶ」「企業から学ぶ」が、
プロジェクト実践Aの講義の中で実を結びつつあります。
4月からは新年度が始まりますので、新入生も含めて、ぜひ多くの学生のみなさんに、
プロジェクトを経験して欲しいと考えています。

「海外大学人から学ぶ」

学部長の吉田優治です。

10日(木)夜、私が部会日本担当理事を務めるアメリカ経営学会から依頼のあった論文2本の審査報告書をNYの学会本部に送付しました。論文の内容については言及できませんが、理論的にも教育的にもチャレンジングな内容で、自分自身の研究・教育への刺激になりました。海外の大学人との交流は、研究者・教育者としてのモチベーションを高めてくれます。昨年多忙で参加できなかった毎年8月開催のアメリカ経営学会年次大会に今年は出席して大きな刺激を受けたいと思います。今年の年次大会は、8月上旬にテキサス州サンアトニオで開催されます。

11日(金)、韓国ソウル近郊の富川市にある柳韓大学の金泳鎬(Young-Ho Kim)総長にお会いしました。友人の同大学ヤン教授(韓国電子商取引学会会長、韓国経営教育学会副会長)から2日前に電話があり、急遽、金総長とお会いすることになりました。石井教授にも同席いただきました。金総長は、韓国政府の元産業資源部長官で、日本では国連大学で1年間、東京大学で3年間にわたり正教授をされていました。朝日新聞に定期的に寄稿するなど韓国を代表する言論人のおひとりです。同大学のヤン教授から何度も「サービス創造学部」の革新的な学部教育をお聞きになり、本学部に強い関心を持たれたとのことでした。

金総長は、今後は米中のG2体制というよりも、アジア地域の国々が連携することの重要性を強調されていました。また印象的だったのは、かつて92歳だった経営学の巨人ピーター・ドラッカー教授をカリフォルニア、クレアモントの自宅に訪ねた際にドラッカー教授から直接にお聞きになった「Learning Keeps me youg」との言葉を引用され、「教えることより、学ぶことが重要です」と私たちにお話をしてくれたことです。個人も、国も、互いに学びあう姿勢を持つ重要性を改めて認識させていただきました。金総長からサービス創造学部との国際交流の提案もありました。

13日(日)、中国チベットの国立青海民族大学外国語学院のZha Xi Cai Rang副院長・教授にお会いしました。これまでに何度かお会いする機会がありましたが、今回は「サービス創造学部」との国際交流について具体的な提案をいただきました。日本語学科の卒業生を「サービス創造学部」に正規学生として入学させたい、チベットでの学生サマースクールへの参加案内、同大学での今年5月の学部長講演などを提案いただきました。チベットの学生に日本で多様な経験をさせて、チベット発展の担い手を育成したいとのCai教授の教育者としての熱い思いを感じました。

大学の国際交流センターやサービス創造学部で議論し、学部学生の皆さんにも国際交流の機会を提供できたらと考えています。

ALSOKの企業体験研修

サービス創造学部 准教授の鎌田です。

2月9日と10日の2日間、サービス創造学部「公式サポーター企業」のひとつALSOK(綜合警備保障株式会社)大阪研修所を訪問し、大阪の高等学校の運動部員約50名が2泊3日で参加している「企業体験研修」を見学してきました。

制服姿の教官に囲まれて緊張感の漂う中、研修は挨拶(起立、礼、着席)の練習から始まり、その後、5分前行動の徹底、秩序を守り人に迷惑をかけないこと、消灯・起床、清掃方法といった約束事(研修規律)の説明がありました。2日目の様子を見ると、夜に教官からお説教を受けた人も多かったようです。

2日目の途中までお邪魔させて頂いたのですが、オリンピック レスリング金メダリストの伊調馨選手(ALSOKスポーツ強化選手)の講演を聞いたり、チームビルディングのアクティビティで体を動かしたり、基本教練の体験をしたりと盛り沢山の内容でした。

この研修を通して、参加者は、団結力や規律、リーダーシップの重要性を再認識することでしょう。また、これらは、就業力や社会人基礎力に繋がる「生きる力」の基礎となります。サービス創造学部でも、プロジェクト活動やゼミナールの活動を通してこれらの重要性を説いていますが、より良い教育を目指して、しっかりと勉強して検討して行きたいと思います。

第1回交流ゼミ(CUBE:倉本ゼミ&CUC:湯之上ゼミ)

専任講師の湯之上英雄です。

学期末試験も終了し、春季休暇中ですが、私の担当する研究ゼミでは、
甲南大学マネジメント創造学部の倉本宜史先生のゼミを招いて、交流ゼミを実施しました。

倉本先生とは大学院の同級生で、同じ先生に教えを請うた兄弟弟子です。

サービス創造学部とマネジメント創造学部。
名前が似ている二つの学部で、図らずも同級生が西と東に別れてゼミを持つことになるので、
「お互いの担当するゼミ生が、どこかで交流できる場が作れるといいね」
と、2年前から構想を温めていた交流ゼミがようやく実現しました。

ちなみに、CUBEはマネジメント創造学部の愛称だそうです。
本学のCUCと綴りが似ているところも、不思議な縁を感じます。


湯之上ゼミの発表。


倉本ゼミの発表。

初日の2月8日には、地域経済や公共サービスをテーマに設定して論文を作成し、
プレゼンテーションと質疑応答を行いました。

質疑応答の時間では、時に厳しい質問も飛び交いましたが、
地域経済や公共サービスについて考えてきたからこそ、お互いに理解できる部分もあったようで、
倉本先生と私が期待した以上のディスカッションが繰り広げられていました。


対抗ゼミの休憩時間には、地元市川の和菓子屋「島村」さんの創作お菓子をみんなで食べました。

二日目の今日(2月9日)は、勉強以外でも交流を深めるために東京観光を行いました。
サービス創造学部では、1年生の時からホスピタリティについて学習しています。
東京のことを基本的にはよく知らないゲストをどうおもてなしするかを、
論文作成と並行して、こちらも半年くらいかけて準備してきました。

「東京に来ても、他の機会だと行かないところを」
という倉本ゼミさんからのリクエストを受けて、
築地市場から、国会議事堂そして秋葉原を観光しました。
論文発表やディスカッションといったフォーマルな場だけでなく、
観光というカジュアルな場で、交流を深められたのではないでしょうか。

西と東で偶然同じ時期にできた学部の学生同士。
いろんな縁が重なり合って、今回の交流が持てたのですから、
これからも交流ゼミが続いていって欲しいなと願っています。

ゼミ後輩から届いた社内報

学部長の吉田優治です。

1月31日(月)、おかげさまで本年度の講義は無事に終了しました。関係者の皆様に心から感謝申し上げます。現在、学部の教職員は、定期試験の採点、学生成績の提出締切日に追われながらも、来期の学部教育の準備、学生プロジェクトの指導、「公式サポーター企業」や「アライアンス企業」への訪問、そして研究活動などを休みなく続けています。

ところで毎月、学生時代のゼミ後輩K氏から、彼の経営する運輸会社の社内報が届きます。彼の会社は、現在100台以上のトラックを保有して湘南地区で7万戸の家庭にLPガスの安定供給を行っています。米国出張中に交通事故で亡くなられたお父様の跡を継ぎ、大学卒業後1年で急遽、従業員100名以上の会社社長に就任し、すでに20年以上にわたり会社を守ってきました。昨日、届いた社内報には、従業員たちのエッセイとともに、K氏の執筆した「何のための規則か・・・」と題するエッセイが掲載されていました。下の写真は同社のタンクローリーです。

K社長は、大学時代のゼミで学んだ経営管理論や経営組織論を手がかりに、協働において規則を守る意味を次のように主張しています。

「お金をいただくに値する労働(サービス)をお客様に提供しなければいけないし、なによりも競争相手(同業他社)に負けてしまえばお金はいただけないのだ。・・・

・・・共に働くことを協働と言う。この協働には大事なことがある。それは規則(ルール)だ。少ない人数でお互いの顔が見え、声が聞こえる距離で仕事をしているのならば、あらかじめ規則(ルール)を決めずとも、問題が発生したら都度相談して解決すればよい。いかし、大勢だったり、離れて仕事をしていたら、都度相談することは不可能だ。問題は解決されず、良い労働(サービス)は提供できない。

だから、お客様からお金をいただく労働(サービス)には、規則が必要なのだ。そしてその規則は誰もが知っているものでなくてはならないし、人によって規則の理解・解釈が違う、などということはありえないのだ。・・・規則だから守るのではない。目的達成のための規則だから守るのだ。」

汗を流し、アイディアを絞り出し、大勢の従業員たちとその家族たちの生活を守り抜いてきた経営者の後輩から、規則を守ることの意味を改めて考える機会をいただきました。ありがとう。

2010年度「熱血講座」最終講義を終えて

 こんにちは、「熱血講座」を担当する、サービス創造学部の今井重男です。

 本日、2010年度「熱血講座」の最終回の講義がありました。この講座は千葉商科大学を卒業後に産業界はじめ各界で活躍している同窓生の方々をゲストお迎えし、学生時代、卒業後の進路での出来事から人生についてまで幅広いテーマで熱く語ってもらう3学部共通科目です。「熱血講座」は一昨年、後輩たちのために何か貢献できたらと願う同窓生たちの集い「熱志会」のメンバーに、自分たちの仕事や経験を学生に熱く語りかけてほしいと島田学長が提案しスタートしました。1、2年目は吉田優治教授(サービス創造学部長)が担当し、本年度は私が担当させていただきました。

 最終回のゲストは、本年度にご登壇くださった方のアンコールアワーとして、株式会社まごころ一級屋を経営されている大野誠治様でした。講義の最後には、働きづめで働いてきた人生の苦しい時に聴いた、ゆずの『栄光の架橋』を学生とともに歌いました。

 学生たちの成長を願い、仕事の合間を縫って準備をし、講義に駆けつけてくださる同窓生が、青春時代を過ごした母校の教壇で、後輩たちに様々な経験やそこから学んだことを歯に衣着せず熱く語る。すると学生は、熱く話をする同窓生を熱い眼差しで見つめ聴講します。学生はきっとその瞬間に何かを学び得ているものと確信します。

 実は現役学生が同窓生からこのような形で話を伺うことは、珍しいことなのかもしれません。1月8日に吉田学部長が書いた「サがつくブログ」にもある通り、本年1月5日(水)の朝日新聞(朝刊)1頁の特集記事『教育 あした④』に「熱血講座」の記事が掲載されました。そして今日はTBSの朝の番組「みのもんたの朝ズバッ!」の取材があり、スタッフが講義風景を撮影し、講義の後に吉田学部長と私がインタビューを受けました(2月中に放送予定。放送日が決まったら、ブログなどでお知らせします)。講座の担当教員として、現役学生にとって「熱血講座」が、同窓生から知恵や生き方を生で学ぶ場としてあり続けるよう私自身熱い気持ちで取り組んでいきたいと思います。

 最後になりましたが、登壇いただいた同窓生はじめすべての同窓生、それから履修してくれた現役学生に対して本年度のご協力に心から感謝を申しあげます。

「大学生にもなって・・・」と言うけれど

学部長の吉田優治です。

明日、29日(土)午後、学部保護者会を開催します。50名を超える保護者の方々がご参加の予定です。学部長、教務委員長、キャリア支援センター長から学部状況の説明をさせていただくとともに、ご希望の保護者にゼミナール担当教員との個別面談をさせていただきます。

「大学生にもなって・・」と言われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、保護者からの節目、節目のアドバイスは学生たちにとって、就職や学業継続に際しての有力な手掛かりになると思われます。どうぞこの機会に、サービス創造学部の学部教育、就職支援などについてご理解いただけたらと考えています。

小学校、中学校のPTA会長を3年間務めた経験があります。この間、校長先生たちに保護者の視点で様々なお願いや意見交換をしてきました。今回の保護者会では、学部長として参加者の皆様からのご意見も伺い、今後の学部教育に反映させていければと考えています。

かつてフロリダ大学とハーバード大学の卒業式を参観した経験があります。卒業生の家族や親せきが出席し、卒業生が卒業証書を受け取るたびに、大声で息子や娘の名前を叫び、式典後に会場外で卒業生を囲み肩を抱き合い、涙を流して祝福していた光景を思い出しました。海外でも大学で学び卒業することが、学生一人にとってだけでなく、家族にとっても大きな意味を持っていることを改めて感じさせられました。

事前に参加通知をお出しにならなかった保護者会の方でも大歓迎です。皆様のお越しをお待ちしています。

「社会人基礎力育成グランプリ2010」表彰状

サービス創造セクションの加瀬です。こんにちは。

先日、2010年11月29日に行われた経済産業省主催「社会人基礎力グランプリ2010」の表彰状が届きました!

社会人基礎力グランプリでは、全国100以上の大学が参加し、教育活動での「社会人基礎力」の育成事例を発表しています。

そしてサービス創造学部から「音楽プロモーションプロジェクト」が出場しました。

結果、関東地区奨励賞を受賞することができました!!

早速、額にいれてオフィスで飾らせていただいています。参加した学生のみなさん、お疲れさまでした。そしておめでとうございます♪

学生時代に多くの仲間と分かち合った苦労や喜びはとてもいい経験になると思います。

私達も感想をきく度にとても勉強になります。今後も皆さんの活躍を楽しみにしていますね!

26歳と27歳のゲストスピーカー

学部長の吉田優治です。

19日(水)の「ユニバーシテーアワー」は、サービス創造学部の企画担当日でした。ゲストスピーカーは、プロバスケットボールのbjリーグ「千葉ジェッツ」の取締役CFO、春木孝夫さん(26歳)。アメリカで生まれ高校卒業後に帰国。大学時代から起業や企業支援に取り組み、現在7社の取締役を兼務。いま一番力を入れているのは今年秋にリーグ参戦する「千葉ジェッツ」の立ち上げ。「ユニバーシティー・アワー」では、荒木重雄特命教授との対談を含めて、アメリカ時代からの自分を振り返り、今の自分を飾らずに話していただきました。春木さんから多くのことを学びました。今後のご活躍を大いに期待したいと思います。

同じ日の午前、私が担当する「エンターテイメント業界セミナー」では、アメリカの世界的情報エンターテイメント企業「FOX」の日本現地法人、「FOX INTERNATIONAL  CHANNELS」でアカウント・マネジャーを務める十原啓志郎さん(27歳)をゲストスピーカーにお迎えしました。鹿児島の高校卒業後に渡米してアメリカの大学を卒業。アメリカのプロ野球2Aの球団職員を経て、2006年に千葉ロッテマリーンズに球団職員として入団。法人営業担当者として千葉商科大学も「CUCマッチDAY」、さらにサービス創造学部も「学部観戦DAY」、「企業訪問」などでお世話になりました。昨年夏に球団を退団され、FOXに移籍されました。

「FOX  INTERNATIONAL CHANNNELS」は、「FOX life」、「FOX MOVIES」、「FOXベイビー」、「NATIONAL GEOGRAPHIC CHANNEL」、「FOXスカパー」などのデジタル衛星放送やケーブルTV局向け番組供給事業を行っています。十原さんから、米国の情報エンターテイメント企業のわが国での事業展開や業界の今後の方向性とともに、海外で学んだ経験、キャリアの創り方などを学ばせていただきました。

春木さんと十原さんに共通するのは、「前に向かって進む強い意志」と「誰にも受け入れられるお人柄」。お二人の熱い話を学生と一緒に伺いながら、私も「まだまだ。さあ、これからだ」と心新たにしました。熱い人の話は、聞く者たちに刺激を与えてくれます。

週末の今夜は、次回26日(水)「エンターテイメント業界セミナー」のゲストスピーカーであるフジテレビA部長からのお誘いにのり、A部長が応援している人気ロックバンド「山嵐」の横浜ライブを一緒に楽しんでこようと思います。

学部キャリアガイダンス開催される

サービス創造学部の学部キャリア支援委員会委員長の今井重男です。

本日9:00から、本学部1期生(2年次)を対象とした学部キャリアガイダンスを開催しました。このガイダンスは、大学卒業後に希望する進路の設定、すなわち「自分の将来像」をデザインし、その実現のためにどのような取り組みが必要となるのか、1人ひとりが自分の意思で真剣に考える機会として設けられました。比較的早い時間のガイダンスでしたが、何らかの問題意識を持った80名を超える学生が参加しました。ガイダンスは、26日にも予定しています。

第1回目の今回は島田学長にご登壇いただきました。1時間におよんだ熱気に満ちた講義では、何度も何度も学生に質問をされながら、「熾烈な競争社会を勝抜くには、他人の一歩先を歩むこと」「大学で学んだことを表現することの大切さ」など、自らをアピールすること、アグレッシヴに生きることの重要性を繰り返しお話しくださいました。

学長が発せられた数々の質問に対して、自分の経験・知識を総動員して必死に答えようとする学生を見て、少し頼もしく感じるとともに、入学当初と比べて一回りも二回りも成長していることが実感できました。学生の皆さんが就職活動を通じてさらに成長する姿を楽しみに、教職員一同は皆さんの進路について一所懸命にサポートしていきます。