学部長の吉田優治です。
現在、交換学生として上海立信会計学院(大学)に滞在中のサービス創造学部3年、高梨愛子さん(吉田ゼミ)から留学レポートが届きました。日中関係は厳しい状況が続いていますが、高梨さんによれば、この留学レポートを通じて両国学生たちの交流の実態を少しでも理解して欲しいとのこと。高梨愛子さんと一緒に3年生の須賀君(井上ゼミ)も交換学生として派遣されています。
上海立信会計学院に交換留学中の、サービス創造学部3年高梨愛子です。
こちらにきて三週間が経ちました。9月5日に到着して次の日から授業という、日本の大学よりひと足はやく授業が始まっています。そして、こちらではもうすぐ中秋という祝日で、一週間の休みに入ります。
こちらでの生活は、授業時間外でも勉強です。食事をする、買い物をする、部屋でテレビをみる、なにをするにも中国語です。授業時間外の方が、別の意味でも学ぶことが多いです。
そんな生活の中で、言葉が分からないことがストレスでもありますが、分かった時に喜びを感じるとても刺激的な生活です。
今日はどれくらい分かった、今日はあまり分からなかったな、など毎日様々な事を考えます。少しずつ喜びを増やしていくため、頑張っていきたいです。
日本では中国についてデモなど様々な報道がされていると思いますが、こちらは大分落ち着いてきたように感じます。
共同生活もとても楽しいです。こちらでは、8人の交換留学生に一人ずつペアとして中国人の学生の方が付いてくれています。その学生の方たちは、主に生活面のサポートをしてくれています。彼らとの交流はとても楽しいです。皆でご飯に行ったり、バスケットをしたり、買い物に行ったりと、私たちの生活をとても充実したものにしてくれています。
そんな彼らも私たちと同様に日本語の勉強をしている学生です。来年千葉商科大学に留学する為に勉強をしています。お互い交流の中で、勉強をしています。そんな彼らの学びに対する姿勢は、とても刺激になっています。
9月27日は、留学生メンバーの一人の誕生日でした。その誕生日パーティーをペアの学生の方たちが祝ってくれました。
勉強ももちろんですが、交流の中でも多くのことを学んでいきたいと思います。
千葉商科大学 サービス創造学部 サービス創造学科 TAKANASHI AIKO