投稿者「石井 裕明」のアーカイブ

「Sports Festival」プロジェクトリーダーからの報告&コメントが届きました!


こんにちは。准教授の石井です。すっかり寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、先日、瑞穂祭期間中に行われました千葉ロッテプロジェクト、千葉ジェッツプロジェクトによるキッズ向け合同企画、「Sports Festival」のプロジェクトリーダーたちからの報告とコメントが届きましたので掲載いたします。

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千葉商科大学サービス創造学部3年山口祥久(千葉ジェッツプロジェクト)と中川健太(千葉ロッテプロジェクト)です。

11月3日に学内グラウンドにて千葉ジェッツプロジェクトと千葉ロッテプロジェクトの合同企画「スポーツフェスティバル」を開催いたしました。この企画では、地域の子供たちにスポーツの楽しさを知ってもらい、千葉ジェッツと千葉ロッテマリーンズを好きになってもらうということをテーマに活動しました。当日は60名を超える子供たちに遊びに来ていただきました。

オープニングでは、パフォーマーとして千葉商科大学チアダンスチーム「glitter’s」にダンスを披露してもらっただけでなく、なんと千葉ジェッツマスコットキャラクター「ジャンボくん」も遊びに来てくれました。「glitter’s」や「ジャンボくん」の登場に、会場は大いに盛り上がりました。

ジャンボ君登場!!

当日は、子供たちに楽しんでもらうために7つのブースを用意いたしました。千葉ジェッツプロジェクトからは、フリースロー・バスケストラックアウト・ポートボール・ジャンボくん塗り絵、

さがつくブログ② さがつくブログ③

千葉ロッテプロジェクトからは、リアル野球盤・野球ストラックアウト・ホームランチャレンジです。

さがつくブログ④ さがつくブログ⑤

どのブースでも子供たちの笑顔が溢れていたようなので、とてもうれしかったです。

最後に保護者の方々にアンケートをとったのですが、アンケートに回答していただいたすべての方が「また参加したい」と答えてくださいました。是非、来年も合同プロジェクト企画をおこないたいと思います。

今回この企画に参加してくれた皆様、携わってくれた方々、本当にありがとうございました。

今後とも両プロジェクトをよろしくお願いします。

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以下は、リーダーからのコメントです。

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千葉ジェッツプロジェクト・コラボ企画リーダー山口です。

今回イベントはチバジェッツプロジェクト、千葉ロッテプロジェクトが協力した初のコラボイベントで、日程からイベント内容まで全て一から考えました。当日に内容が大幅に変わるなど、キツキツの状況でしたがプロジェクトメンバーの協力があってやりきることができました。イベントに参加してくれたお客様から「楽しかった!」「またやってほしい!」といった声を聞くことができ、このコラボイベントを実施して本当に良かったと感じています!千葉ジェッツプロジェクトでは、12月の冠試合の企画も行います。当日までそれほど時間もありませんが、今回の良かったこと、反省点、学んだことを振り返って、誠心誠意頑張って行きます。

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千葉ロッテプロジェクト・コラボ企画リーダー中川です。

今回、両プロジェクトでの初のコラボレーションということで緊張しましたが、子供たちに楽しんでもらうという目的は達成できたと思います。私は人生初のリーダーを務めさせていただいたのですが、思い通りの結果にならないことばかりでした。自分の無力さからプロジェクトのメンバーに迷惑をかけたことを反省しています。来年、同じ思いを後輩たちに味わわせないよう、今回の経験をもとにアドバイスしながら、千葉ロッテプロジェクトで粉骨砕身・・・まではできないかもしれませんが、その覚悟で活動して行きたいと思います。

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さがつくブログ⑥

 

募金へのご協力ありがとうございました!【千葉ロッテ・プロジェクト】


こんにちは。准教授の石井です。

千葉ロッテ・プロジェクトでは、毎年、千葉ロッテ・マリーンズとのマッチデーにおいて募金活動を展開しています。本年も皆様から多くのご協力をいただきました。誠にありがとうございました。

代表の荒井君から寄付の報告がありましたので、掲載いたします。

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千葉ロッテプロジェクト代表の荒井勇人です。

10月1日、千葉ロッテマリーンズの千葉商科大学マッチデーの際に皆様から頂いた募金を寄付するため、「東日本大震災復興支援財団」に伺いました。

今年、皆様からご協力いただいた募金総額は381,732円となりました。一昨年からの募金総額は、90万円を超えました【2012年:273,324円(日本赤十字と千葉県旭市に半額ずつ寄付)、2013年:253,219円(東日本大震災復興支援財団に全額を寄付)】。

たくさんのご協力、本当にありがとうございました。

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「東日本大震災復興支援財団」は主に、福島県で被災した子供たちが外で遊べる環境作りから、震災の影響で経済的に困窮している生徒への支援、子供たちの悩み相談まで、幅広く支援を行っている団体です。

私達は11月9日に開催される「東日本大震災復興支援財団 活動報告会」にも参加し、財団が展開している活動をさらに詳しく勉強してくる予定です。

また、12月には実際に福島県に赴き、被災地の現状を知り、今、何が必要とされているのかを学んで来ようと考えています。今後もスポーツの力を借りながら、少しでも被災地の力になれるような活動を行う予定です。

マッチデーでの活動中には、ご来場の皆様から数々の温かい応援のお言葉をかけていただきました。皆様の熱い思いを被災してしまった子供たちに届けられる活動を展開できればと考えています。

改めまして、募金活動にご協力していただいたお客様、ありがとうございました。

これからも千葉ロッテプロジェクトをよろしくお願いいたします。

千葉ロッテ・プロジェクト 代表 荒井 勇人

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◆大学広報誌「Inside」 https://mit.prof.cuc.ac.jp/fsiblog/2014/04/05/18531

最新学部パンフレット:https://mit.prof.cuc.ac.jp/fsiblog/2014/04/12/18621

◆学部インハウスメディア「Kicky」 :http://kickycuc.jp/
◆サービス創造学部HP :http://www.cuc.ac.jp/dpt_grad_sch/service/index.html

 

活動&企業から学ぶ


サービス創造学部専任講師の石井です。

私が担当している千葉ロッテ・プロジェクトでは、毎年、千葉ロッテマリーンズの方をお招きし、サービス創造に関する企画の提案を行っております。

本年も、12月4日に企画提案会を行いました。前期に行ったマッチデーの「活動」から学んだことを企画に反映させ、今後の「活動」につなげていきます。

昨年度の企画提案の反省から導き出した本年のテーマは、「千葉ロッテマリーンズのために自分たちができること」。

単に「魅力的な企画」ではなく、「魅力的な実現可能性の高い企画」や「魅力的な自分たちで実現できる企画」を提案することがポイントです。

お越しいただいた千葉ロッテマリーンズの方からは、温かいお言葉だけでなく、鋭いご指摘もいただきました。ただ、いただいたフィードバックをもとに、現在、いくつかの企画案を実現しようと検討を進めています。

詳細については、再度、ご報告いたします。

写真はプレゼンテーション終了後、千葉ロッテマリーンズの方を囲んでのものです。

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先週はカフェプロジェクト、今週末は千葉ジェッツプロジェクト、来週末はパーティープロジェクトと、各プロジェクトが積極的な活動を展開させています。

「活動」から学び、「企業」から学び、また「活動」につなげていく。公式サポーター企業様の手厚いご支援をいただきながら、学生たちは学んでいます。

今後の千葉ロッテ・プロジェクトにもご期待ください。

 

学部インハウスメディア「Kicky」:http://kicky-cuc.jp/

サービス創造学部:

http://www.cuc.ac.jp/prospective/department/service/index.html

 

研究発表会!!


マーケティング関連の講義を担当している石井です。

私のゼミでは、毎年、マーケティング系のゼミが集まって開催される研究発表会MRGP(Marketing Research GP)に参加しています。

本年のMRGPは、昨日、12月1日(日)に成蹊大学にて行われました。

本年は本学のほかに、成蹊大学、東洋大学、駒澤大学、立正大学、九州産業大学の6大学から8ゼミ、33チームが参加しました。商大からも石井ゼミだけでなく、安藤ゼミ、松本ゼミが参加です。合計すると参加学生数は200名近くにも上る大きな研究発表会になっています。

参加学生たちは、5月に課題が発表されて以降、約半年間にわたり、先行研究を丁寧に調べ、仮説を構築し、調査により仮説を検証していきます。私のゼミでも、難解な論文を読み込んだり、仮説を実証するための調査の設計を何度も考え直したりしながら、研究が進められていました。

プレゼンテーションは予選と決勝に分かれており、予選を勝ち上がった5チームによって決勝が行われます。

学生達は自分たちの研究にかける思いと半年間の努力を20分間のプレゼンテーションに託して発表していきます。私自身が審査員を務めるのは4度目なのですが、毎年、学生達の熱意と研究のレベルの高さに驚かされます。

結果ですが・・・、本年は、石井ゼミの3年生Aチームと2年生Aチームが2位と3位にあたる優秀賞をいただくことが出来ました。3年生Aチームについては参加学生が選出する学生賞も同時にいただきました。

一昨年度に石井ゼミがいただいた学生賞、昨年度に松本ゼミがいただいた優秀賞に続き、商大からは3年連続の入賞となりました。

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入賞したグループも入賞できなかったグループも、プロジェクトやアルバイト、部活など、色々な予定を調整しながら、研究を進展させてきたようです。その課題に対する真摯な姿勢には、嬉しさと同時に指導教員として誇らしさも感じております。

3年生はこれから就職活動が本格化します。是非この経験を活かしながら、就職活動にも真摯に取り組んでもらいたいと考えております。研究を進める中で悩んで悩んで悩みぬいて結論が出なくても、諦めなければ次につながる経験がきっと生きてくるはずです。

2年生は、今年、最優秀賞が取れなかった悔しさを来年の大会でリベンジしてくれるのではないかと期待しています。次こそは、最優秀賞を商大にもたらしてくれるのではないでしょうか。

最後になりますが、学生達の研究が外部の方々に評価されるのも、公式サポーター企業をはじめとする多くの実務家の方にご指導をいただいているおかげだと感じております。この場を借りて、厚くお礼申し上げます。

東日本大震災からの復興に向けて


こんにちは。専任講師の石井です。

私が担当している千葉ロッテ・プロジェクトでは、今年度の千葉ロッテ・マリーンズのCUCマッチデーに際し、チャリティー活動を行いました。そこで皆さんから頂いた253,219円を先日、東日本大震災復興支援財団様に寄付いたしました。https://mit.prof.cuc.ac.jp/fsiblog/2013/10/28/15758

寄付に先立ち、財団に伺いお話をお聞きする機会をいただきました。当日は学生二人だけで伺ったのですが、お話を聞くうちに「是非、ほかのプロジェクトメンバーや商大生の皆さんにもお話しを聞かせたい」と考え、財団の方に商大でお話しいただけないかお願いをしたそうです。

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その結果、来週の千葉ロッテ・プロジェクトの時間に東日本復興支援財団の方にお越しいただくことになりました。自分たちで講演にまで結びつけた学生の行動力に驚かされています。また、学生達の無理なお願いを快く引き受けてくださった財団の方には、感謝の言葉もありません。

ということで、11月13日(水)の5時限目の千葉ロッテ・プロジェクトは、東日本大震災復興支援財団の方にお話をしていただきます。当日は、千葉ロッテ・プロジェクトに参加していない学生でも聴講OKですので、ボランティアに興味がある学生や、プロジェクト活動の参考にしたい学生など、どしどしご参加ください。

当日参加ももちろんOKですが、当ブログや千葉ロッテ・プロジェクトのtwitterなどを通じて、事前にご連絡いただけると助かります。https://twitter.com/LotteCuc

それでは当日お会いできることを楽しみにしております。

サービス創造学部:http://www.cuc.ac.jp/prospective/department/service/index.html

CUC Baseball Fastivalの最終報告です


皆さん、こんばんは。専任講師の石井です。

本学部が『週刊東洋経済』の就職率ランキングに入ったようです(詳しくはひとつ前の記事をご覧ください)。こうした客観的な指標で本学部の教育を評価していただけることは学部教員としてとても嬉しいことです。

さて、今回は、本学部の教育の一つの柱であるプロジェクト活動に関するご報告です。

本学部の千葉ロッテ・プロジェクトでは、9月10日に行われました千葉ロッテ・マリーンズvs.楽天イーグル戦にて、千葉ロッテ・マリーンズ様のご協力をいただきまして、チャリティー活動を実施させていただきました。皆様にいただきました募金は253,219円にも上り、その全額を東日本大震災復興支援財団に寄付する手続きが完了いたしました。同財団を通じて、東日本大震災で被害にあった子供たちの支援に使われる予定です。改めて、厚くお礼申し上げます。

写真は同財団にご報告に伺った際の写真です。

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以下は、学生からのご報告です。

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千葉商科大学千葉ロッテ・プロジェクト代表の若松大幹です。

9月10日に行われました、千葉商科大学マッチデーにご来場くださった皆様ありがとうございました。皆様からお預かりしましたチャリティー募金は、10月24日に入金させていただきました。チャリティー先であります、東日本大震災復興支援財団(公益財団法人)様に入金のご報告を兼ね10月17日にお時間をいただき、チャリティーリーダーの伊藤とご訪問させていただきました。こちらの財団では、復興の原動力として活躍できる人材を育成するという「ジュニアトップアスリートアカデミー」といったプログラムを行っています。色々なスポーツを経験したり、スポーツを通じて達成感を感じたりして、こどもたちを世界に羽ばたくアスリートに育てられたら復興の原動力になる、という思いで本プログラムを行っているそうです。壮大なプログラムですが「夢」のあるプログラムだと感じました。

資金面での支援だけではなく、スポーツを通じて復興を支える人材を育てることを行っているということを感じることができました。

今回少しでも僕たちが行ったことがこどもたちの力になってくれればいいなと思います。

また今後もなんらかの形で千葉ロッテ・プロジェクトが関わっていければと思っています。

改めまして、今回のチャリティーにご協力をいただきました皆様に心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

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次にチャリティー企画リーダーである伊藤君からです。

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今回マッチデーにて寄付へのご協力大変ありがとうございました。

自分達は、皆さんの思いと自分達の思いを寄付先である東日本大震災復興支援財団様に伝えるため、10月17日に訪問させて頂きました。お話を聞いて印象に残ったこととしては、現在の支援は資金的な支援だけではなく、遊ぶ場所がなくなってしまった子供たちに遊ぶ場所を提供するような一歩先の支援に変わりつつあることでした。自分達の思いとしても子供たちに笑顔が戻り、明るく生きていってもらうことを望んでいます。今回、少しでもそのお手伝いが出来たなら自分達も光栄に思います。

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千葉ロッテ・プロジェクトでは、今後も様々な活動を通じて、子供たちに笑顔を届けられるような活動を展開できないかと、現在、企画を立案中です。今後の活動にもご注目ください。

「サービス創造学部」URL:http://www.cuc.ac.jp/prospective/department/service/index.html

CUC Baseball Festival 2013 (3)


こんばんは。専任講師の石井です。

引き続き、昨日、行われました千葉商科大学マッチデー(千葉ロッテ・マリーンズvs東北楽天イーグルス戦)のご報告です。

マッチデー

私が担当している千葉ロッテ・プロジェクトでは、マッチデーにおける活動の一つとしてチャリティ募金活動を行いました。

チャリティ

チャリティ夜

多くの皆様からご協力をいただき、最終的に、253,219円の募金をいただくことができました。

ご協力、誠にありがとうございました。心からお礼申し上げます。

皆様から頂きました募金は、東日本大震災復興支援財団を通じて東日本大震災で被害にあった子供たちの支援に使われる予定です。

実際に活動いたしました学生のコメントは、後日、改めて掲載いたします。

まずは関係者を代表いたしまして、ご報告とお礼を申し上げます。

改めまして、本当にありがとうございました。

明日は千葉ロッテ・マリーンズvs東北楽天イーグルスへ


こんにちは。専任講師の石井です。

2020年、東京でのオリンピック開催が決まり、大いに盛り上がっている日本のスポーツ界。

プロ野球のペナントレースも佳境に入っています。

いよいよ明日(9/10)、QVCマリンフィールドで千葉ロッテ・マリーンズvs東北楽天イーグルスの千葉商科大学マッチデーが行われます。

押しも押されぬ首位決戦。千葉ロッテの逆転優勝を信じて、QVCマリンフィールドで直接声援を送りましょう。

ポスター

千葉商科大学関係者への内野自由席700円チケットはまだまだ受付中(下記URLから申し込みページにアクセスしてください)。もし当日、突然行きたくなっても大丈夫。千葉商科大学のブースに直接お越しいただき、学生証か教職員証をご提示いただければ受け付けます。

チャリティ抽選ではなかなか手に入らないスペシャルグッズをご用意しております。また14時~14時45分の間に抽選に参加してくださった方にはグラウンドでの練習見学も当たります。

glitter’sや吹奏楽部のパフォーマンス、女子軟式野球部の始球式など、千葉商科大学を挙げて千葉ロッテ・マリーンズを応援します。

自分も応援に加わりたいという人は、是非、ユニフォームへの寄せ書きにもご協力ください。26の背番号の下、私達のメッセージがベンチに飾られ、選手のプレーを後押しします。

明日はQVCマリンフィールドでお会いしましょう。

http://www.cuc-grad.jp/news/info_2013_9_04.html

千葉ロッテマリーンズ・チケット販売中


皆さん、こんにちは。サービス創造学部専任講師の石井です。

9月10日(火)の千葉ロッテマリーンズvs東北楽天ゴールデンイーグルスは、千葉商科大学マッチデーとして開催されます。

私が担当している千葉ロッテ・プロジェクトでは、現在、通常2300円の内野自由席が700円でご覧いただけるチケット引換券を大学関係者限定で販売しております。皆様お誘いあわせの上、9月10日は是非、QVCマリンフィールドにお越しください。

とりあえず、QVCで試合 観ロッテ!!

ポスター

チケットは平日昼休みに、千葉ロッテ・プロジェクトメンバーが本館前あるいは体育館前で販売しております。

体育館前 リーダー呼び込み中

当日は、「CUC Baseball Festival」と称し、様々なイベントを企画中です。お祭りのように誰でも楽しめる一日にしたいとプロジェクトメンバー一丸となって、企画を検討しております。当日を楽しみにしておいてください。

はっぴ

9月10日はQVCマリンフィールドでお会いしましょう。

 

日本語で学ぶサービス創造国際交流セミナー・後編


こんにちは。専任講師の石井です。

先日、前編を掲載いたしましたが、8月27日から8月30日に行われた「日本語で学ぶサービス創造国際交流セミナー」の詳細レポート・後編です。少し日が空いてしまいましたが、お付き合いください。

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3日目は、いよいよ東京観光案の作成に移ります。午前中はグループ・ディスカッションに先立ち、私からマーケティングの基本的な考え方について解説したのですが、初めてビジネスに関する授業を受けるという留学生も非常に熱心に耳を傾けてくれました。

午後のグループ・ディスカッションに入ると、我々教職員の予想をはるかに超える白熱した議論が繰り広げられました。前日の東京観光ツアーで感じたことを中心に、日本人学生が考える日本の良さや東京らしさ、留学生が感じている東京観光に対するニーズ、SAの学生が日ごろ感じている東京観光や日本観光に対する思い、それぞれが織りなって様々な視点から議論が進められます。想定していたディスカッションの時間では足りなかったようで、議論は夜の自由時間も続き、深夜まで及んだそうです。

結果的にディスカッションの合間になってしまったのですが、夕食は参加者全員で市川駅前のレストランで食べました。東京観光やグループ・ディスカッションを経て、すっかり仲良くなったメンバーからは至る所で楽しそうな笑い声が聞こえます。翌日の昼にはセミナーが終了してしまうこともあり、記念撮影をしあったり、連絡先を交換しあったりする様子が見て取れました。日本人学生にとっても、留学生にとっても、SAにとっても、我々教職員にとっても、こうしたつながりや経験が、将来、どこかで生きてくるのではないでしょうか。

 

4日目は、今回のセミナーの総括ともいえるプレゼンテーションです。半日という非常に短い時間内でまとめたにも関わらず、斬新な視点や強烈な問題意識を織り交ぜながらプレゼンテーションが進みます。各グループの発表を聞きながら、海外からの旅行者のニーズの多様性と海外旅行者向けのサービス創造の可能性を改めて感じました。どのグループも甲乙つけがたいプレゼンテーションをしてくれたと思います。ちなみに、我々教職員からの一プラン提案したのですが、恥ずかしながら、学生達のプランの方がよく練られていた気がします・・・。

お昼を食べたら、4日間のセミナーも終了です。

修了式では、セミナーでの活動の証として、吉田学部長より参加者達に「修了証」が手渡されました。留学生から聞こえた「まだ帰りたくない」「また来年も来たい」という声には、我々教職員もとても嬉しくなりました。特にある留学生が言っていた「皆と別れたくない、寂しい」という言葉には、国際交流の本質が隠されているのではないかと思います。国や文化の違いに対する理解や国際的な感覚は、本やインターネットなどから得られる情報で生まれるものではなく、きっと人と人との交流の中からこそ生まれていくものではないでしょうか。今回、セミナーに参加した学生も、参加できなかった学生も、ぜひ、様々な機会を生かしながら、グローバルな視野を養っていってほしいと思っています。

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後日談にはなりますが、何人かの留学生の皆さんからメールをいただきました。丁寧なお礼の言葉とまた日本に来たいという熱い思いを綴ってくださっていました。日本人学生にも聞いてみたところ、学生間でも連絡を取り合っているそうです。こうした交流がきっと将来の大きな糧となるはずです。

その日本人学生曰く、留学生から大きな刺激をもらえたとのこと。国や文化的背景が異なれば、物事に関する姿勢、考え方、感性も大きく異なります。違いがあるからこそ刺激になる。これこそが国際交流の良さだと思います。千葉商科大学には様々な国際交流のためのプログラムが用意されています。興味がある人はぜひ活用してください。