㈱体育会テニス部がNHKラジオ出演

学部長の吉田優治です。

私が21年間にわたり部長を務める体育会テニス部は、昨年7月「株式会社体育会テニス部」を起業しました。株主には島田学長、テニス部学生、テニス部OBが名を連ねています。私も株主になりました。

2003年からスタートした地域小学生を対象とした大学主催キッズ大学「キッズテニススクール」においてテニス部学生は指導を担当してきました。そこでの経験を活かし、起業した「㈱体育会テニス部」は、学内テニスコートで地域の方々、学生、教職員を対象にした「体育会テニススクール」を開講しています。収益は同部強化とともに、指導者のいない中学や高校のテニス部への指導、新たに結成予定の「CUCスーパーキッズテニスチーム(仮称)」の運営に活かす予定です。

体育会テニス部は、関東大学テニス連盟に参加する105大学中、現在15位のランキングです。箱根駅伝にたとえると、毎年参加する実力です。今回の起業は、テニスと同時にビジネス、社会貢献も学んでしまおうという欲張りな企画です。現在、3期のスクールを実施していますが、今後どのようにたくさんの受講生を集めて会社経営を安定させるかが大きな課題です。マーケティング、経営学、簿記・会計、情報などサービス創造学部で学ぶことがすべて必要になってきます。会社の幹部(学生)は、毎日テニスコートで汗を流しながら、新規顧客開拓に知恵を絞っています。「まだまだやることがたくさんある」と私もテニス部部長として、同社株主として指導を続けています。

先月、朝日新聞が写真入で㈱体育会テニス部の動きを記事にして掲載してくれました。明日4月12日(月)18:00~19:00にはNHK FMラジオ「まるごと千葉60分」に2代目社長の岸本君(3年生)、板垣君(4年生)、営業部長の渡邉君(3年生)が30分間にわたり生出演します。市川・船橋・千葉市内エリアはFM80.7MHz、館山エリア79.0MHz、銚子エリアは83.9MHz、白浜エリア82.99MHz、勝浦エリア83.7MHzです。

どうぞ体育会テニス部、㈱体育会テニス部の活躍にご期待ください。

ゼミが始まりました

学部長の吉田優治です。

2年次からスタートするゼミ(正式科目名「研究2」)が木曜日から始まりました。ゼミの数は全部で15。1年次の「研究入門」で学生たちは大学で学ぶための基本的な態度や姿勢を学びましたが、ゼミでは各指導教員の掲げるテーマを中心に学生たちが集まり研究を進めます。そして学生たちは、ゼミで3年間にわたり継続して研究を続け、4年次に卒業論文を作成して卒業することになります。

ゼミの学生定員は、原則17名。各ゼミに応募する学生が17名を超えた場合には選抜審査が行われます。学生時代に同じ釜の飯を食べたゼミのメンバーとは、生涯の友になります。ゼミの進め方は、各教員に任されています。どんなゼミが行われるか楽しみです。

吉田ゼミ(吉田組)は、キャラの濃い学生が集まりました。学生一人ひとりの個性を大切に、彼らがさらにキラキラ輝くよう指導していきたいと思います。掲げるテーマは「サービス創造」です。学部にとってド・ストライクなテーマです。私の専門領域は経営学ですので、経営学の視点から「サービス創造」を新たに研究していきたいと思います。

ゼミのスタートは、「サービス創造学部」にとって新しい歴史の始まりです。

千葉ロッテマリーンズプロジェクト ファンサービス企画の提案(第2回)

千葉ロッテマリーンズプロジェクト担当教員の坂井です。

本日、サービス創造学部の10名の学生プロジェクトメンバーが、千葉ロッテマリーンズ本社でファンサービスの企画を提案してきました。千葉ロッテマリーンズの皆様には、サービス創造学部の公式サポーター企業として、日頃から様々な形で学部の教育活動にご支援を頂いております。本日も営業部の長雄様、佐野様、村上様の3名にご出席頂き、2時間近くお付き合い頂きました。お忙しい中、誠にありがとうございました。

学生が本社に伺って企画のプレゼンテーションをさせて頂くのは、今回で2回目となります。今回は、前回の反省を踏まえ、在学生や新入生向けのアンケートを実施し、また企画の内容やアンケートの実施方法等について千葉ロッテマリーンズの皆様にご指導を仰ぎながら、より質の高い提案を目指して頑張ってきました。メンバーは春休み期間中も頻繁に大学に集まり、本日のプレゼンテーションに向けて準備をしてくれました。

本日提案した企画は、Team26(ファンクラブ)会員向けサービスと、女性向けサービスに関するものでした。発表や質疑の様子を見て、学生たちが着実に成長していることを確認することができました。中には関心を持って聞いて頂けた企画もあり、実現に向けて検討して頂けるのではないかと期待しています。また、学生たちにとっては、企業の方々に頂いたコメントや質疑を通じて、企画に足りなかったもの、もっとやらなければならないこと、もっと勉強しなければならないことが、以前よりもはっきりわかってきたのではないかと思います。

千葉ロッテマリーンズプロジェクトは、今年度もはりきって活動していきます。学生たちがさらに成長してくれることを期待しています。どうぞこれからも、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

      

ウェルカムセレモニー

サービス創造セクション 根古谷です。こんにちは。
4月3日の入学式後にサービス創造学部ウェルカムセレモニーを行いました。
セレモニーでは、学部長挨拶、教職員紹介、学部の学び説明、在校生・新入生
スピーチ等に加え、本学部の公式サポーター企業の(財)日本オペラ振興会からソプラノ歌手の村瀬美和さんとピアニストの案野弘子さんがお越し下さり、素晴らしい祝賀演奏を披露して下さいました。
会場には保護者の方やご家族の方などもたくさんお越しいただき、イスが足りなくなってしまうほどでした。
サービス創造学部は今後も色々な行事を行っていきますので、楽しみにしていて下さい!

2010年度スタート

学部長の吉田優治です。

2010年度がスタートしました。サービス創造学部は2期生218名を新たに加え2年目に突入しました。

昨日4月1日は、学部教員会議、全学教員会議、懇親会が開かれました。そして今日4月2日は職員会議、懇親会が開かれます。明日4月3日には、全学入学式(体育館)、学部ウエルカムセレモニー(本館7階大会議室)が予定されています。学部ウエルカムセレモニーでは、公式サポーター企業のひとつである日本オペラ振興会(藤原歌劇団)のソプラノ歌手が入学をお祝いする素敵な楽曲を歌ってくれることになっています。

経済学担当の岡崎教授がニューヨーク州ロチェスター大学での1年間の在外研究を終えて3月31日に無事帰国しました。本学卒業生の今井重男准教授(ヒューマンリソースマネジメント論)が新たに教授陣に加わりました。今井准教授には、講義とともに井上教授と一緒に産業企業リエゾン担当准教授として40社を超える公式サポーター企業との連携を担当してもらいます。

またサービス創造学部では、4月より特命教員制度を発足させました。荒木重雄氏が特命教授に、ケビン・ミラー氏が特命講師に就任しました。

荒木重雄特命教授は、現在、㈱スポーツマーケティングラボラトリー代表取締役社長、日本サッカー協会広報委員・メディア戦略部会座長、日本トップリーグ連携機構プロジェクトメンバー。昨年まで、日本IBM、ドイツテレコムジャパン㈱代表取締役社長、千葉ロッテマリーンズ執行役員事業本部長などを歴任。荒木重雄特命教授にはスポーツ&エンターテイメント業界におけるサービス創造人材の育成について提言いただくと同時に、「スポーツ&エンターテイメント荒木塾(仮称)」を開いて学部教育の一翼を担っていただくことになっています。

Hawaii出身のケビン・ミラー特命講師には、2009年度、「ビジネス英語初級」、モーニングクラスの「kevin’s Aloha Cafe」を担当していただきましたが、4月からは学生プロジェクトの指導も担当いただくことになりました。

サービス創造学部は、40社を超える公式サポーター企業の力強いご支援をいただきながら、教授陣を増強して2010年度も学生の皆さんの学びを強力に応援します。

2010年 北京の旅

千葉商科大学サービス創造学部の情報科目担当の神保雅人です。

昨年度は学生プロジェクトのうち中国プロジェクト担当ということで,4月末にサービス創造学部の提携先の上海立信会計学院経貿学部よりゲストをお迎えして以来,6月には吉田学部長と上海に出張し,7・8・9月を『学生的上海』というツアー企画を学生がJTBの担当者の方と共に立案し,調整することに対しての指導に費やし,10月には実際の上海ツアー,それが終わったら1月に上海立信会計学院の御一行をお迎えするための第2期中国プロジェクト,という調子で1月下旬までを過ごしました。

3月の下旬に,2001年の夏以来8年半ぶりに北京に出張しましたので,中国に始まり中国に終わった年度となりました。この記事の表題は映画好きまたはSF好きの方ならピンとくるものがある筈です。

下の写真は北京で撮影したものですが,空港に着くと,先ず看板の表示は中国で使われている『簡体字』と英語とで表記されています(写真1)。駐機場から出口に向かう乗り物は無人運転のシャトルです(写真2)。空港から市街地に向かうには,電車が便利ですが,切符売り場の窓口で駅名を中国語の発音で告げなければなりません。ここでは「东直门(Dongzhimen)」と告げて切符を購入し,Airport Expressに乗りました(写真3)。市街地の地下鉄に乗り換える際には,更に「人民大学(Renmindaxue)」と告げて切符を購入しました。

この市街地の地下鉄ですが,ホームには大きな液晶画面が沢山設置されていて,音声も流れ,様々な宣伝が行われています(写真4)。車内でも日本の電車のような液晶画面広告がありますが,こちらも音付きです。また,日本でもよく見かける壁面と錯視とを利用した動いて見える広告もあります。昔とは全く別の土地に来たのではないかと思われる程の変貌ぶりでした。

新入生の皆さんとは,明日の入学式以降に顔を合わせますが,是非,英語や中国語を学んで,周辺の国々の様子を気に掛けていただきたいと思います。

2年目に突入

教務委員長の鎌田です。

サービス創造学部が2年目に突入しました。

この一年、公式サポーター企業の方々のご支援、ご協力を頂きながら、より良い教育を提供するための試行錯誤を続けて参りました。いろいろな経験をさせて頂き、楽しくもあり、苦しくもあり、長く充実した一年でした。今後も、学生の皆さんが充実した4年間を過ごせるよう、より一層の努力を重ねて参ります。

4月3日は入学式の後に学部のオープニングセレモニーを行います。
学部の1年目の様子を紹介しますので、新入生の皆さん、どうぞ楽しみにしていてください。

今年最初のオープンキャンパス

サービス創造学部の鎌田です。

寒い日が続き、市川市の桜もなかなか満開になりませんが、4月3日の入学式にちょうど見ごろになるかな、と期待しています。

昨日(3月28日)は、千葉商科大学で今年はじめてのオープンキャンパスがありました。夏に比べると参加者は多くありませんが、将来に向けて夢や希望を持ち、頑張っている多くの生徒さんとお話することができました。

オープンキャンパスにて

写真は学部紹介の1コマです。オープンキャンパスのサポートに来ていた1年生の大木さんと石黒さんが呼ばれ、1年間の活動の様子などを聞かれていました。二人にはあらかじめ何のお願いもしていなかったのですが、わずかな時間に話を組み立て、大変素晴らしいスピーチをしてくれました。

次回のオープンキャンパスは6月20日を予定しています。詳しくはこちら(PC向け)をご覧ください。

明日は新2年次生対象「学びのガイダンス」

学部長の吉田優治です。

明日,26日(金)10:40より、新2年次生対象の「学びガイダンス」を開催します。■2010年度春学期の履修登録等の説明、■新任の今井重男准教授ゼミの新規募集説明(ゼミテーマ:サービス創造のためのヒューマンリソース・マネジメント)、■学生活動レコードの登録、■フレッシュマンキャンプの支援希望者募集、■SA募集などの説明を行います。新2年生は、必ず出席して春学期のスタートダッシュに備えてください。

新2年生の皆さんは、この春休みをどのように過ごしましたか? 新潟プロジェクト、音楽プロジェクト、チバテレプロジェクト、千葉ロッテマリーンズプロジェクトのメンバーたちは、春休み中も活発に活動継続をしてきました。
4月からは新しい1年生も加えて、「サービス創造学部」は2度目の春を迎えます。

溌剌した、刺激的な「サービス創造学部」をめざします。

プログラミングの楽しみ

千葉商科大学サービス創造学部の情報科目担当の神保雅人です。

以前から継続している研究テーマが,素粒子物理学の実験家の方々に使ってもらうためのシミュレーションプログラム及びその検査ツールの開発ですので,3月20日に岡山大学で開催された日本物理学会の素粒子実験領域のセッションで登壇し,最近拡張した検査ツールについて発表して参りました。

昨年度は,ミュンヘンのマックスプランク研究所(量子論の祖を記念した創立52年の研究所)で2008年6月末から開催された国際会議で登壇し,シミュレーションプログラムの内容及びそれを用いた計算結果を発表して参りました。この手のシミュレーションプログラムはマックスプランク研究所のグループでも開発していて,ライバルの地に乗り込んでの発表でしたが,私共と提携先のアヌシー(フランス)の研究所だけがプログラム化している検査手法の有効性を強調したため,白熱の議論となってしまいました。

今年に入ってから,土曜日や祝日につくばの研究所の人にも研究室に来てもらって,この検査ツールを拡張しましたので,未だフランスのグループも実現していないものを手掛けております。

さて,今まで私のいた学校では1年次からプログラミングの授業科目がありましたが,サービス創造学部では,1年次には様々な分野の基礎的な必修科目が置かれているため,プログラミングの授業科目は2年次に置かれています。今年度は全くプログラミングの授業科目を持たない状態でしたので,4月が待ち遠しく思われます。

世間では,プログラミングを学ぶことの効用として,『論理性を養える』とか『業務を分析的に捉えられるようになる』とか言われていますが,教科書の例題レベルを抜け出せば,全く新しいものを創り出せる楽しみがあります。私自身は高校1年生の数学でプログラミングを学んで以来,長年にわたってプログラミングに携わっておりますが,全く飽きることはありません。

サービス創造学部ではプログラミングの授業は選択科目ですので,興味を持った学生達に楽しさを伝えられるよう,教材作りには工夫を凝らしていきたいと思います。