街のホスピタリティ

サービス創造学部 産業企業リエゾン担当の井上義次です。

 

過日、フランスのジャーナリスト数人が、「日本の今」を肌で感じるために来日し、数日の滞在の間、東京の街を見て歩きました。

 

4年前、BBC(英)とメリーランド大学(米)が「世界で最もポジティブな影響を与えている国」の調査をおこなった結果、33カ国中31カ国で日本がNo1になりました。

この結果は、日本独自のストリート・ファッションや漫画、アニメ、映画、文学などが世界の目に新鮮に映ったからだと思われます。

 

彼らの来日の目的は、それらの検証と新しい日本を感じるため。

 

彼らの帰国を前にして、「日本についてどのように感じられたか」を聞きました。ストリート・ファッション、アニメに代表される「日本の新しい文化」も然ることながら、「街がきれいであったことに感動した」とのコメントを頂いた。

 

そのように言われ、あらためて街を見ると、一昔まえに比べ、確かにきれいになっている。駅や広場にはオブジェや四季折々の草花があり、道にはゴミもなく、樹木が整然と植えられ、街を流れる川面にはゴミも浮いていない。

 

私たちの生活の場である街をきれいに保つには、これからも皆が少しの努力を惜しんではならない。そして、その積み重ねが、来日された外国の方のみならず、私たちの心も潤します。

AO1期入学審査を終えて学部長メッセージ

学部長の吉田優治(経営学)です。

9月28日に行った「特別AO入学審査1期」および「専願AO入学審査1期」には、たくさんの方々に応募いただきありがとうございました。入学審査にあたっては、面接、出願理由書、レポート課題、そして高校から提出された調査書を総合的に判断し、合否を決定しました。

重要な審査基準は、基礎学力とともに、将来への「ビジョン(夢や構想)」と、それを実現しようとする「パッション(熱き心)」をどの程度持っているかでした。この基準は、これからも変わることはありません。

合格された皆さん、おめでとうございました。「サービス創造」について、これから一緒に学びましょう。

残念ながら不合格になった皆さんの中には、面接で緊張したり、出願理由書やレポート課題の執筆準備が十分でなかった人もいたと思われます。「サービス創造学部」は、いつでも皆さんの再チャレンジをお待ちしています。

最後になりましたが、入学審査の指導にご尽力された高校の先生方、そして大学・学部選びにご協力いただいた保護者の皆さんに心より感謝申し上げます。

響け!みんなの吹奏楽

経済学担当の岡崎哲郎です。

 

少し報告が遅れてしまいましたが、先月11日にNHK衛星放送で『響け!みんなの吹奏楽スペシャル2008』という番組が放送されました。昨年も同じ企画の番組が放送され、私自身、昨年の番組では編成されたバンドの一員として演奏に参加しました。昨年も今年も番組は良いものでしたし、今年の番組は再放送されると思いますから、機会があれば是非見てみてください。

 

この番組を通じて、NHK関係者やプロとアマチュアのミュージシャンと知り合ったわけですが、それぞれ情熱的で個性的でそして魅力的な人たちでした。考えてみると私は経済学部出身なのですが、経済学とテレビ業界とは直接関係がないにもかかわらず、大学のクラス・メイトに少なくとも二人NHKに就職した友人がいます。二人とも音楽をやっていて、一人はジャズで、私とも学園祭で演奏したりしましたし、もう一人はロックで、私の下宿で珍しいレコードを手に話し込んだものでした。彼らは就職のことを考えて音楽をやっていたわけではないでしょう。音楽がただ好きだったのだと思います。彼らは勉強を当然していました(厳しい必修科目が多く、それらが取れないと卒業できない大学でした)が、それだけでなく自分の好きなことに打ち込んで、それが結果的に、自分の好きな道に進む可能性を作ったと思います。私自身、音楽が好きだったことによって得た人間関係、経験等は数え切れないし、自分の人生を楽しいものにしていると思います。

 

皆さんも同じではないでしょうか?自分の好きなことに打ち込むということはその人の人間としての幅を持たせて、結果としてその人の人生を豊かにしていくと思います。自分の好きなことに自由に打ち込めるというのは学生の特権でしょう。「サービス創造学部」では、勉強だけでなく、ビジネスの第一線で活躍している方々との接触や、学生によるプロジェクトの実践など、何かに打ち込む機会が豊富にあると思います。ぜひそれを生かして欲しいと思います。

心に残るとんかつ屋さん

こんにちは。サービス創造学部マーケティング担当の須永です。

去年の冬にこんなことがありました。

仕事帰りに駅ビルの中にあるとんかつ屋さんで食事をした時のことです。

注文した食事を運んでくれた従業員の方(若い男性)が、ウエイトレスにこんな指示を出しているのが聞こえてきました。

「後で○○番さんにお水を持って行って。風邪薬がデーブルに置いてあったから。」

彼は小さい声で指示を出していましたが、その近くに私が座っていたため、聞こえてきたのです。

そしてそのウエイトレスさんは私にお水を持ってきてくれました。

そう、○○番さんとは私でした。風邪気味だったので食後に飲もうと何気なく薬を出しておいただけなのです。そのお店はお客さんに温かいお茶を出していたので、後でお水をお願いするつもりでいました。

そういうマニュアルがあるのかないのか分かりません。小さなことだと思いますが、私には彼の優しさがとても温かく感じました。以来、そのお店には好意的な気持が続いていますし、その小さいけど温かい気づかいが今もこうして私の心の中に残っています。

専願AO・特別AO1期の入学審査面接

学部長の吉田優治(経営学)です。

28日(日)に専願AO・特別AOの入学審査面接が行われ、入学を希望するたくさんの高校生の皆さんとお話をさせていただきました。新学部関係者一同、皆さんの「VisionとPassion」に触れ、新学部開設に向けての心構えを新たにしました。入学審査は、面接とともに、すでに提出いただいている出願理由書、レポート課題、高校作成の調査書などをあわせて総合的に行わせていただきます。

まだ入学審査を受ける機会はたくさんあります。入学審査で皆さんの「VisionとPassion」に出会えることを楽しみにしています。

Vision & Passion!

こんにちは。サービス創造学部設置準備室の鈴木です。

明日は、来年4月に開設されるサービス創造学部にとって、初!となる入学審査が行われます。私自身、これまでも入学試験の運営は何度も経験しているのですが、なぜだかドキドキ・ワクワクしています。

これまでのブログを見ていただければお分かりになるかもしれませんが、サービス創造学部の教職員は、入学してくる学生さんに満足してもらえるよう毎日毎日奮闘しています。(自分で言うのも何ですが。。でも結構楽しんでたりします。)そして明日、この学部に魅力を感じてくれた学生さんと初めて会えるのです!

ドキドキしないはずは、ありませんね。。

オープンキャンパスにて島田晴雄学長が、Vision と Passionを持って大学に来て欲しい!と、みなさんの前で熱くお話しされました。大学を運営する私たちも、Vision と Passionを持って仕事をしています。この気持ちさえあれば、たいていのことはクリアできます。みなさんもがんばって下さい。

ドキドキするなぁ。

スポーツジムでフィットネス

学部長の吉田優治(経営学)です。

「サービス創造学部」では、全国展開しているセントラルスポーツのジムを利用して、フィットネス科目を実施します。指定された4つのジムを好きな時間に訪れ、水泳、エアロマシン、筋肉系マシン、エアロビクス、ヨガ、スカッシュなどを楽しみ、サウナ、ジャグジーバスで汗を流してリフレッシュしてもらいます。

昨晩、二人の息子を連れて自宅近くのセントラルスポーツで体を動かしてきました。仕事が忙しくなってジム通いは一時中断していましたが、心身ともにリフレッシュしました。今後は定期的に利用したいと考えています。ジム初体験の息子たちも大喜び。新学部に入学される皆さんにも、きっと楽しんでもらえるプログラムになると改めて確信しました。来年4月からは、学長を先頭に新学部の教職員もセントラルスポーツで皆さんと一緒に汗を流します。セントラルスポーツで皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

サービスのきっかけ

サービス創造学部設置準備室の江原です。

本日9月24日(水)より、専願AO・特別AO2期の願書受付が始まりました。出願予定の皆さん、合格目指して、頑張って下さい。

さて、標題の「サービスのきっかけ」ですが、私が就職活動をしていた頃、企業の社長の方々から伺った話です。

ある有名科学雑誌社の社長は、「多くの人に喜んでもらえるものを考えるならば、まずは一人の人に喜んでもらえるものを考えましょう。私もきっかけは息子のために考えました。」と。また、別の社長は、「一人のひとに喜んでもらえなければ、残りのひとを喜ばせることはできない。」と。

いずれも就職活動中の学生に向けたメッセージだったのですが、別の機会に、異なる業種のトップがおっしゃっていたこの2つの言葉は、とても印象的でした。

これって、皆さんが、「サービスを考えるきっかけ」になる考え方では?と思い、綴らせて頂きました。

ある日のバス車内にて

 こんにちは、学長事務室 石川です。

 少し前になりますが、出勤をしようと駅前からバスに乗ったときの話です。

その日は朝から雨が降っており、道路は大渋滞。勤め先に急ぐ人や学生さんなどで混雑した車内はピリピリとした雰囲気でした。

そのような中で、運転手さんから驚きのアナウンスが。

「本日は雨のため道路が混雑しております。恐れ入りますが、もうしばらくお待ち下さい。ところで、最近風邪が流行っております。風邪の予防にはうがいや手洗いがとても有効です。皆様、どうかお風邪をお召しにならぬよう…」。

 聞こえるかどうかという淡白な車内アナウンスが多い中、機転を利かせてこのようなアナウンスをされることにびっくりしました。まさしくこれこそ運転手さんのホスピタリティ(おもてなしの心)ではないでしょうか。

 ホスピタリティは、今や様々な業界で重要視されています。お客様(顧客)をいかに喜ばせるかを考え、そのための新しい仕組み(サービス)を創り出す、そのような人材が社会で求められています。サービス創造学部では、こうしたホスピタリティについても自然と身に付くよう、一から学ぶことができます。

 その後、バスはかなり遅れて到着したのですが、文句を言う人は誰もおらず、それどころか多くの乗客がバスを降りるとき運転手さんに「ありがとう」と声をかけていました。憂鬱な雨の朝でしたが、その光景にとても清々しい気持ちになりました。

焼肉屋にて

こんにちは.経済学担当の山田です.

先日家族と一緒に焼き肉屋に行ってきました.お祝いなので豪勢にということでセットメニューをオーダーしましました.とてもおいしくて満足だったのですが,気になることが.セット価格は4500円ですが,別々に頼めば5500円のはず.焼き肉屋さんは損しないのか?

同じような仕掛けは他でも時々見かけます.実はこの仕掛けはミクロ経済学を使って説明することが可能です.サービス創造学部の1年生には社会を見る目を養う経済学が待っています.