投稿者「吉田 優治」のアーカイブ

学部教育の質保証

学部長の吉田優治です。

22日、23日の両日、私が常任理事を務める「全国ビジネス系大学教育会議(http://jcebu.org/)」の第28回研究会議が大阪国際大学で開催されました。この会議に、学部教務委員会の鎌田准教授(委員長)、中村教授、石井教授とともに4名で参加してきました。

この会議の目的は、ビジネス系大学教育(経営学・商学・会計学・情報科学)を充実・発展させること。この会議は全国経営学部長会議から発展したために、今回も全国から学長、学部長、学科長、教務関係教職員などが多数参加しました。

今年の統一テーマは、「学士課程教育におけるビジネス系教育の質保証」。このテーマは、日本学術会議や文部科学省でも近年議論されている重要な課題です。会議では各大学の質保証についての取り組みが報告され、「何のための質保証なのか」、「教育の質とは何であるのか」、「そうした質をどのように測定するのか」、「誰が、誰に対してどのように保証するのか」などについて議論されました。ここでの議論を手掛かりに、サービス創造学部における教育の質を高める努力を続けたいと思います。

この会議に出席してはっきりわかったこと。「サービス創造学部」の学部教育はかなり充実していること。自信を深めました。

別件ですが**********

下の写真は、1年前の今日、新潟で開催した「サービス創造熱血フォーラム in 新潟」の拳上げポスター。「サービス創造が、会社を強くする!」、好きなコピーです。

「千葉ジェッツプロジェクト」の学生たち

学部長の吉田優治です。

学部オフィシャルプロジェクトのひとつ「千葉ジェッツプロジェクト」は、プロバスケットボールリーグ「bjリーグ」に今秋から参戦する「千葉ジェッツ」の立ち上げにかかわり、活動を通じてスポーツエンターテイメントを学ぶプロジェクトです。これは、他の5つのプロジェクトと同様に「プロジェクト実践A」という正規科目の一つです。やる気のある学生が30名集まり、大学を離れてもFacebookを活用しながらコミュニケーションを取り合い、「ジブンゴト」の活動をしています。このプロジェクトのHPは、http://cuc.chibajets.jp/ です。下は、千葉ジェッツプロジェクト(CJP)のロゴです。

千葉ジェッツプロジェクトHP開設!!-ブログ

左写真は千葉ジェッツ幹部たちと学生たちの記念写真。中央写真は千葉ジェッツのロゴ。右写真は学内における千葉ジェッツプロジェクトの一般学生向けの説明会です。

千葉商科大学荒木塾にお邪魔しました! | 千葉ジェッツ公式サイト千葉ジェッツ×アスリート応援サイト【共に闘い、共に喜ぶ。Athlete ...2011-07-19_12.36.301-224x164.jpg

大学が、10月29・30日の瑞穂祭期間中に大学体育館で「千葉ジェッツ」の公式戦2試合(第3節)を開催することになり、プロジェクトの学生たちは試合当日のスペシャル企画を練ったり、合計4000名の集客に向けてのマーケティング活動を展開しています。現在、プロジェクト指導は、荒木重雄特命教授(元千葉ロッテマリーンズ執行役員・事業本部長、現在、㈱スポーツラボラトリー取締役代表)、さらに蒔平ゆき特命講師(「千葉ジェッツ」取締役広報部長)、そして学部長の3名体制で行っています。ラジオ、TV、全国紙からの取材申し込みもあり、彼らの活動がメディアを通じて全国に伝わる日も近いことでしょう。

机上の企画会議ではありません。学生たちは、プロスポーツ球団のリアルなスポーツ・エンターテインメントを体験しています。昨日、丸の内サテライトキャンパスで開催された「丸の内スポーツ・エンターテインメント塾」の第5回「もう一人、もう一回のためのファンサービス」にも、プロジェクトメンバーが社会人と一緒に参加して勉強していました。プロスポーツの立ち上げに参画して学習できる機会を学生たちは存分に楽しみながら汗をかいています。まだまだ企画に甘さもありますが、こうした体験を通じてプロジェクト学生から、将来、スポーツエンターテインメントで活躍する人材が出てくることを期待しています。

「千葉ジェッツプロジェクト」の他にも、「千葉ロッテマリーンズPT」、「チバテレPT」、「エンターテイメントPT」、「旅行PT」、「パーティーPT」がそれぞれ精力的に活動を続けています。参加学生たちは、「学問から学ぶ」、「企業から学ぶ」とともに「活動から学ぶ」をことを通じて、新しいサービス創造の担い手として成長を続けています。お楽しみに。

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展

学部長の吉田優治です。

お盆をいかがお過ごしでしょうか。本を読んだり、買物に行ったりと、好きなことをしてゆったりした時間を過ごしています。

昨日は夕方から、美大生になり4月から一人暮らしをしている長男を誘い家族4人で国立新美術館(六本木)で開催中の「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」に行ってきました。ゴッホ、モネ、ルノワール、ピサロ、ドガ、カサット、セザンヌ、ゴーギャンなどの印象派やポスト印象派の画家たちの絵画を楽しみました。日本でもなじみの画家たちの絵画ばかりでしたが、一つひとつの絵画に込められた物語を含めて鑑賞しました。夕食は、いい絵を見たので、少し奮発して北京ダックを楽しみました。写真はWashington D.C.のNational Galleryの内部です。美術館内部には一流ホテルのレストランに匹敵する重厚なダイニングもあり、ここを目当てに美術館を利用する人たちもいるんです。

こうした美術展は、豊かさや新鮮さなどの感性を目覚めさせてくれます。100年以上前に描かれた絵画が、美術展で生き返り多くの人々に刺激を与えてくれるのです。美術展は、来場者に刺激を与えるサービス創造の場そのものですね。

この美術展でサービスを創造しているのは、画家なのか、絵画なのか、ワシントンナショナルギャラリーなのか、国立新美術館なのか? サービス創造を研究する私たちは、こうしたことについても積極的に議論しなければなりません。これからが楽しみです。

これまで家族で、ワシントンナショナルギャラリー、ボストン美術館、NYメトロポリタン美術館、NY近代美術館(MOMA)、NYグッケンハイム美術館、シカゴ美術館、サンフランシスコ美術館、ロンドン美術館を訪れた経験があります。美術について深い造詣があるわけではないので素人のコメントとしてお許し願いたいのですが、これらの海外美術館に比べると、国立新美術館の建物と雰囲気は、なにか薄っぺらな印象があります。デパートの催事場での美術展と変わりがありません。横浜美術館も同様です。同じ印象派の絵画も、海外で見るのと違って見えます。印象派の画家たちが少しかわいそうになりました。

The Academy of ManagementからThe Academy of Service Innovationへ

学部長の吉田優治です。

私が部会の日本担当理事や論文審査委員を務めている、The Academy of Management(通称:アメリカ経営学会)は、世界110カ国からの会員約2万人でつくる世界規模の経営関連学会です。毎年8月に全米各地をめぐり年次大会を開催します。今年は8月12~16日、テキサス州サンアントニオで開催。約6千名が参加する年次大会は、サンアトニオのコンベンションセンターを中心に、周辺3つのホテルを加えて大規模に開催されています。参加者の4割が世界各国からの会員たちです。残念ながら日本からの出席者はごくわずか。会場でもほとんど出会うことはありません。今年は先日入院した関係で年次大会への参加を断念しましたが、世界中のメンバーとのコミュニケーションは24時間絶え間なく行なっています。

学会HP: http://www.aomonline.org/

年次大会HP: http://meeting.aomonline.org/2011/

学会発行の定期出版物の一つ:

同学会は、テーマ別の25Division(部会)が緩やかに結合した学会。私も2つのDivisionに属しています。

それにしても、世界規模のこの学会、部会、年次大会をまとめている学会事務局、学会・部会理事会の戦略的マネジメント力には脱帽するばかり。戦略的WEB活用、学会関連ジャーナル3冊の定期的出版、積極的な情報開示、各地コンベンションビューローの活用、出版社などの協賛企業の活用、大会運営のプロフェッショナルディレクターの仕事ぶり、高額の年会費・大会参加費に耐えられる研究コンテンツや研究水準の維持。世界の大学研究者たちの底力を感じずにはいれません。どれもわが国学会が学ばねばならないサービスばかりです。

こうした学会に参加していると、大学は国内競争を超えて、すでに国際間の連携状況に突入していることを実感します。千葉商科大学も、サービス創造学部もこうしたダイナミックな世界の学会、大学、学部、教職員とどのように個人としてばかりでなく、組織として連携していくのかを真剣に検討しなければと実感します。

ただ5千を超える報告には、残念ながらサービスについてのテーマを扱うものはほとんどありません。日本でも世界でもサービスやサービス創造についての学会を創ることが求められていると痛感しています。サービス創造学部が中心となってサービス創造学会(The Academy of Service Innovation)を創設する日を夢見ています。遠い将来の話ではありません。

「丸の内スポーツ・テインメント塾」好評開講中

学部長の吉田優治です。

荒木重雄特命教授の企画による「丸の内スポーツ・エンターテインメント塾」が、「丸の内サテライトキャンパス(Galleria商.Tokyo)」で開講中です。テーマは、「実践版スポーツマーケティング講座:プロ野球球団経営から見るプロスポーツビジネス」。プロスポーツビジネスを通じて一般の企業経営や事業運営にもつながるアイディアが満載です。写真は、皇居のお堀に面した国際ビル1階にある「丸の内サテライトキャンパス」です。帝国劇場と東京会館の中間に位置しています。

荒木重雄特命教授のほか、セレッソ大阪や北海道日本ハムファイターズ(今年3月退団)、パシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)などの社長を歴任された藤井純一氏(現在・近畿大学特任教授)、北海道日本ハムのITマーケティングを担当されている早田泰三氏、東北楽天ゴールデンイーグルスの創業メンバーであった山下太郎氏や森本譲二氏、スポーツ球団におけるファイナンスマネジメントに詳しい公認会計士の猪股宏之氏がリアル・スポーツ・エンターテインメントについて講義してくれます。パリーグを盛り上げることに実績を残した実務家ばかり。講義の迫力が違います。

夏期休暇中の学生12名も、社会人受講生、公式サポーター企業関係者と一緒に学んでいます。今後の学生オフィシャルプロジェクトに大きな手掛かりとなるでしょう。同塾の日程と講演内容は以下の通りです。各回スタートは19:00です。受講希望などがあれば学部オフィスまで問い合わせください(047-373-9752、13~16日は一斉休業)。都度参加も歓迎です。

8月3日 藤井純一氏:(基調講演)プロ野球球団経営から見るスポーツマーケティング

8月5日 荒井重雄氏:顧客ファン化のためのメディアプロモーション戦略(メディア戦略)

8月10日 早田泰三氏:球団におけるWEB戦略とITマーケティング(IT戦略)

8月12日 山下太郎氏:ボールパーク化のためのスタジアム戦略(スタジアム戦略)

8月19日 荒木重雄氏:「もう一人、もう一回」の為のファンサービス(プロモ戦略)

8月24日 森本譲二氏:新たなスポンサーシップ形態へのチャレンジ(スポンサー戦略)

8月26日 猪股宏之氏:球団におけるファイナンスマネジメント(財務・会計)

8月31日 荒木重雄氏:ファンクラブが球団の心臓部(CRM戦略)

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今日は15:00からで「丸の内サテライトキャンパス」で「サービス創造研究会」を開催します。本学部教員2名(中村教授、安藤専任講師)がサービス創造に関連した報告をさせていただきます。多くの公式サポーター企業関係者も参加してくれます。これから丸の内に向かいます。夏休み期間中も、サービス創造学部は休みません。

医師、看護師、薬剤師、清掃スタッフから学びました

学部長の吉田優治です。

残暑お見舞い申し上げます。

原因のわからない高熱が続き、7月28日夜に地元の総合病院に緊急入院しました。病名は、右足が炎症し菌が全身にまわり発熱するという蜂窩織炎(ホウカシキエン)。13日間入院し、本日無事に退院しました。

入院も点滴も生まれて初めての経験。患者の立場で病院を体験しました。驚いたのは、若い医師や看護師、薬剤師たち、さらに看護助手や清掃スタッフたちの献身的な仕事ぶり。24時間、相互に連携しながら一人の患者の回復を支えてくれます。仕事とはいえ頭が下がりました。

医療についての専門的な知識や経験、そして何よりも医療従事者に求められるメディカル・マインドを実感しました。すべての人々がプロフェッショナルでした。サービス創造を研究教育する立場から多くのことを学ばせていただきました。病院関係者の皆さんに心から感謝します。

ソフトの充実ばかりでなく、ハードの面でも素敵な病院でした。病院は、健康を創造するサービス創造機関そのものです。

 

7月20日昼休み「東北応援たこ焼きLive:一緒にボランテイアに行こう」:たこ焼き無料配布、千葉ジェッツチアリーダー&miuも出演

学部長の吉田優治です。

7月20日(水)昼休み、7号館脇の駐車場で「エンターテイメント・プロジェクト」が企画運営する「東北応援たこ焼きLive~一緒にボランティアに行こう」が開催されます。このLiveは、「8月・9月に東北の被災地を訪問したり、一緒にボランティアをしよう」とエンタメプロジェクト学生たちが呼び掛けるもの。

当日は、7月下旬に石巻に被災地応援の大規模屋台村をつくり、現地雇用を生み出し、t地産地消をめざし、県外からのボランティア希望者を屋台村を経由して被災地に派遣するなど、東北応援を企画している「築地銀だこ」のたこ焼きカーが参加者たちにたこ焼き300食を無料で提供します。また同社がつくった東北応援ソング「たこ焼きのうた(明日もがんばろう)」を女性二人組の「miu」が熱唱します。

さらにプロバスケットボールbjリーグ「千葉ジェッツ」は、本学を練習場としているチアリーダーを出場させ、東北応援のチアリーディングを披露してくれます。写真は、オーディションで選抜された千葉ジェッツのチアリーダーたちです。商大生2名も選抜されました。

下の写真は、かつて在外研究で滞在していたフロリダ大学のチアリーダー「Gators」。大学のチアリーダーたちは、イベントを盛り上げる担い手たちです。千葉商科大学にも近日中にチアリーダーが誕生する予定です。詳細は7月中に発表されるでしょう。希望者は奮って応募ください。

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「エンターテイメントプロジェクト」の学生たちは、震災以来、東北応援をどのように行うのか模索し続けてきましたが、ようやく一つの形を見つけ出すことができました。熱い夏の日に、たこ焼きを食べて、miuの歌を聞いて、チアリーダーのダンスを楽しんで、東北を熱く応援するきっかけをつくってください。

 

娘を探し続ける母親から学ばせていただきました。

学部長の吉田優治です。

今朝、朝日新聞の社会面の記事を読んで強い雷にあったほどの衝撃を受け、胸が締めつけられました。記事によれば、宮城県石巻市の大川小学校で行方不明になった6年生を持つ母親は、「はやくおうちに帰してあげたい」と震災翌日からスコップを手にし、6月には重機の運転資格を取得して娘を探し続けています。新聞に掲載された写真には、重機を運転して娘を探し続ける母親の真剣な顔が映し出されていました。言葉が見つかりません。

私たちが教育させていただいている学生ひとりひとりも、保護者の方々にとってかけがえのない大切な子供たちです。学部長として、一人の教員として、そうした一人ひとりの学生に責任を持って全力で教育しなければならないことを、このお母さまから改めて学ばせていただきました。

大川小学校では、猛暑のなか大阪府警の警察官160人も、ひざまで水につかり、土砂をスコップで掘り返して、行方不明の方々の捜索を続けています。警察、自衛隊、消防の方々の懸命な姿に頭が下がります。

遅ればせながら、7月20日昼休み、学部エンターテイメントプロジェクトの学生たちが「東北応援たこ焼きLIVE:一緒にボランティアに行こうよ」を開催します。ぜひご参加ください。そして一緒に石巻でボランティア活動をしましょう。

桂由美特命教授も学生も東北復興を願っています

学部長の吉田優治です。

学生によるブライダルファアションショー「Our Wedding」に協力いただいたウエディング・ファッション・デザイナーの桂由美特命教授は、株式会社ユミカツラインターナショナルの社長であるとともに、NPO法人全日本ブライダル協会の会長でもあり、社会的にも幅広い活動をされています。

7月3日、宮城県釜石市において被災して結婚式を挙げられない10組のカップルにシビル・ウエディング(市民結婚式)をプレゼント。釜石市長も出席され盛大なシビル・ウエディングが行われました。司式は桂由美先生が担当。一組でも多くのカップルに幸せな結婚をしてほしいと願う桂由美先生の思いが東北の被災地での結婚式を実現しました。このウエディングは、宮城県のほかに、岩手県、福島県、茨城県でも開催の予定です。

http://www.ajba-npo.or.jp/announce/announce2011_02.html

サービス創造学部の学生たちも負けてはいません。7月20日(水)の昼休み、学部オフィシャルプロジェクトの一つ「エンターテイメントプロジェクト」は、「東北応援たこ焼きLIVE:一緒にボランティアに行こうよ」を行います。石巻に他社と協力して7月下旬に大規模な屋台村をつくり、被災地で職を失った人々150名の雇用を創出し、地産地消をめざし、さらに現地の地方自治体がボランティアの受け入れ窓口を6月末日に閉じた後にも首都圏からの学生ボランティアを募集・派遣調整を計画している築地銀だこと連携して、夏休みに一緒にボランティアに行こうよ、というイベントです。

当日は、銀だこカーが出動して、たこ焼きを特別価格で販売し、売り上げの一部を東北被災地への義援金にします。東北応援ソング「たこ焼きのうた(明日もがんばろう)」を歌う女性二人組の「miu」にも参加してもらい歌ってもらいます。そして、プロバスケットボールbjリーグで10月から参戦する「千葉ジェッツ」のチアリーダーたちにも参加いただき「東北応援チアダンス」を披露いただきます。いま学生たちは、このイベントに少しでも多くの学生に参加していただけるように汗をかいています。写真はmiuの二人です。



 

 

ソウル、旅、サービス創造

 

学部長の吉田優治です。

週末、韓国の学会会長をしている友人Y教授の招きで、ソウルへ2泊3日の週末旅行をしてきました。小学校から高校までクラスが8年間も一緒だった西尾客員講師(美術担当)と仲良し夫婦2組の初めての旅でした。Y教授の3日間にわたるホスピタリティーあふれる心遣いが、多くの心温かき人々との出会いや豊かな食文化を楽しむ機会を提供してくれました。

ソウルの夜は何をしよう.

Y教授家族との再会、来年に迫った大統領選挙の候補者への政策提言をめざす超党派の大学人たちとの交流、Y教授の知人で有名なキムチ名人のソウル郊外にある大邸宅へ招かれて名人手造りのキムチや料理をごちそうになったり、そこで集まっていただいた会社経営者、医者、元卓球韓国代表、マスコミ関係者、大学教授たちとの懇談、韓国伝統のプロ歌手に特別に歌っていただいたりと贅沢な旅となりました。下の写真は韓定食です。

全羅道の韓定食はおかずの量

アメリカでも、中国でも、イギリスでも旅をしていつも思うことは、「現地で友人になった人たちと戦争なんかできない。平和な世界を一緒に創りたい。いつまでも友達でいたい」ということ。今回の旅も、そんなことを感じさせてくれました。その意味で、公式サポーター企業のJTBやHISをはじめ、JAL、JR東日本、帝国ホテル、富士屋ホテル、リゾートトラスト、カヌチャベイリゾート、加森観光などの観光企業は、地域と地域、文化と文化、人と人を結びつける平和創造企業といっても過言ではないでしょう。これらの企業には、サービス創造の視点からさらなる進化発展を期待しています。そしてこれからも多くのことを学ばせていただきたいと考えています。

帰国後、西尾先生から旅とITを融合させて面白いことをしている会社の記事を発見したと連絡がありました。以下は、「travel like a human」を合言葉に事業展開する会社の共同経営者へのインタビュー記事です。新しい旅の創造ですね。http://www.atmarkit.co.jp/news/200911/02/airbnb.html

最後に、ソウルの素敵なレストランを紹介したブログを紹介します。http://ameblo.jp/jonghye-sada/theme-10003879804.html (食とワインと私のこと) また旅をしたくなりました。